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著者の今までの作品が好きだったのと、
最近介護の仕事についたこともあり、
古本屋で購入。
それまで10年間自宅で父とともに介護していた母を
有料老人ホームに入れてから、
母が亡くなるまでの日々を描いたノンフィクション。
もともと「高齢者専用長期滞在ホテル」を作る
という理念から出発したホームなので、
一般的に浸透している老人ホームのイメージとは
まったく違う世界がそこにはあり、
こういうところなら入居者も
満足して暮らせるのではないかと思った。
そしてこのホームを作った女社長がとても魅力的。
やはり「人」がすべてなのだと思った。
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十年の在宅介護を経た後、有料老人ホームで2年半母親を介護し、見取るまでを描いたノンフィクション。
恋愛OK。煙草も飲酒もOK。外泊自由の「高齢者専用長期滞在ホテル」
真実の物語。
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この本を読んでから久田恵さんのファンになりました。新聞の人生相談を久田さんが担当された日は、必ず読んでいます。
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こんな老人ホームがあるのか!とまず驚き、そのホームがいま現在も存続していることに、とても心強い気持ちになった。著者のノンフィクションは昔から読んできたが、そのほとんどが、介護生活のかたわらに生み出されたものであることにも驚き…、もうすで本書の出版から年月が経っているが、現在まで、そしてこれからの著作も読んでいきたいと思った。