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さあ、あなたの暮らしぶりを話して クリスティーのオリエント発掘旅行記 みんなのレビュー

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紙の本

おもしろ遺跡発掘記

2004/09/16 20:10

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:零時 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中東での遺跡発掘記なんだけど、専門家ではないクリスティーが堅苦しくなく、むしろ面白おかしくつづっている。

 クリスティーは、考古学者であるマックスと再婚して以来、ほとんど毎年のように発掘旅行に付き添って行ったようだ。それだけに、素人とはいえ、発掘の面白さや大変さがしっかり描かれている。とくに中東では、欧米とは価値観や習慣が全く違うため、それにまつわるトラブルが多い(これは現代にも通じそうだ)。しかしマックスが常に毅然とした態度を見せ、収拾を図る。それについてクリスティーは、決して大げさには書かないものの、実はとても誇らしく思っているのがよく分かる。いってみれば、のろけている訳だ。私の夫はこんなにすごいのよ、と。

 この夫妻を取り巻く人々もまた多彩で、個性的だ。その一人一人が、まるで小説の登場人物のようにキャラクターが立っていて、印象に残る。こういう人物描写のうまさは、小説家クリスティーならでは、だろう。一番印象に残っているのが、ミシェルだ。「エコノミーア」(経済的)であることを優先しているつもりが、いつも「安物買いの銭失い」ばかりしていて、しかもそれを全く反省していない。そのたびにクリスティーが呆れて目を回している様子が目に浮かんで、つい頬が緩む。それで次はいったいどんな「エコノミーア」な買い物をしてくれるんだろう、と期待してしまう。

 出版された当時、私が読者だったら、続編を要望していただろう。それぞれの人々の、その後の様子が知りたい。

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2004/10/10 11:24

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2011/08/14 00:16

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2013/03/03 19:11

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2020/11/22 21:36

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