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紙の本
派遣社員三人娘よ、笑わせてくれてありがとう。
2004/10/29 13:57
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投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
派遣された先々で騒動を巻き起こしてきた三人娘の物語も、この巻でついにおしまい。表紙にはウエディングの衣装を着飾った3人が描かれているが、果たしてその真相は?
どこに派遣されようとも“イイ男”漁りから離れられないタマコ。彼女の歯に衣着せぬ言動は、時に愉快で時に傍若無人で時に正論。同僚のチヒロもニアもそれぞれに味があるが、タマコがいてこその存在価値。ボケが二人にツッコミが一人で少々バランスが悪いように見えても、結局はうまくまとまってしまうから不思議。
派遣社員という設定を活かし、色々な職場を巡り歩いてきた。時には「これはちょっと……」という内容もあったが、トータルしてみれば成功といえる。本書の中で作者自身も言っているが、4コマという特性上、取材の全てを出し切れないこともあったろう。どこを使えば面白くなるか、どこの場面にその職業らしさが出そうか、取捨するのにかなり苦労したはずだ。多少無理に見える場面も、デフォルメと考え笑ってしまおう。
本書の後半半分は、別のマンガ。ドジすぎる妻と家事が得意な夫の新婚家庭。読みながら「まさかあ」と思っていたら、なんとモデルが存在するそうで、しかもほぼ実話だという。事実は小説より……、なんて言葉があるが、それを地でいくような話のオンパレード。う〜ん、この妻には困ったもんだ。
三人娘のドタバタが見られなくなるのは悲しいが、これ以上続けた場合、悪いマンネリになってしまう可能性が高い。何事も引き際が大事。良いタイミングでの完結だと思う。
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