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短歌が、単に思ったままを書けばいいのではない、技術的なものを必要とすることは重々承知。従って添削でぐっとよくなることもわかっている。しかし、俵さんの添削の中には、全面的に賛成できないものもあり。それは俵さんの力が強すぎるせいかもしれない。
歌としては、最後の一首が心に残った。「主婦にもできる」そうだよな〜差別はこんなところにもさりげなくひそんでいる。児童書の評価での「おとなの鑑賞にも堪える」とかいうのもそうだよな。
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どうすれば気持ちを正確に伝えることができるのか。
短歌上達の秘訣は、優れた先人の作品に触れることと、
自作を徹底的に推敲吟味すること。
ちょっとした言葉遣いに注意するだけで、世界は飛躍的に広がる。
今を代表する歌人・俵万智が、読者からの投稿を元に
「こうすればもっと良くなる」を添削指導。
この実践編にプラスし、先達の作品鑑賞の面からも、
表現の可能性を追求する。短歌だけに留まらない、俵版「文章読本」。
(帯より)
新潮社の「考える人」に応募された何千という作品の中から幾つかが添削例として載せられている。
心が揺れたからこそ言葉になり、歌になる、という観点から無駄をなくし、より読者に伝わる歌を詠めるように指導がなされている。
目のつけどころ、視点の転換、言葉の用法など様々な切り口で鑑賞し、添削される。
定型に上手い具合に収まった一首ができたと思っても、もういちど徹底的に推敲してみると、別のよりよい収め方があるかもしれない、というのが印象的だった。
初心者にはとてもわかりやすい一冊だった。
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俵さんが短歌の添削をしてくれると言うもの。
初心者には良い本らしい.......
でも、短歌と言うよりも、日本語の基本的な動詞だの助詞だのが何なのかきちんと理解していないものにはちんぷんかんぷんかもしれない.......
あぁ、日本語って難しい!ってか、それは、ちゃんと勉強せんかったうちだけ?(^^ゞ
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添削された短歌がいきいきと輝きだすのが魔法のようです。語順を入れかえたり時制をかえるだけでみちがえちゃうなんてすてき!思わす感動しちゃいます。ためいきがもれる。
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短歌以外にも一般的な文章を作成する上でも役立ちます。短い文章を作製する機会の多い方におすすめです。
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短歌は何でもありだけど、やっぱり技術は知らないより知っていた方がよいし、ないよりはああった方がよい。
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俵万智さんの「考える短歌」を読了。
先日読んだ永田和宏さんとの違いがおもしろかった。
というのは、アドバイスの内容なんかはほぼ同じなんだけど、その言いようが全く違ってて。
永田センセは言い切らないの。
「こうなることもある」とか「こんな風になるかもしれない」とか優しい言い回し。
逆にイライラするくらい曖昧なので、自分で内容をメモするに当たり、
そういう表現を全部言い切りに直したくらい(笑)。
しかし万智ちゃんはヤルね。
もう言い切るし、じゃんじゃん添削して直しちゃう。
おまけに「こう直したら、『さっき言ってたのと違うじゃん』って思うでしょ?
でもこの場合はコレでイイの!」って先回りしたお言葉まで。ははぁ〜(伏)。
短歌にしっかり向き合おうと思ってるんだけど、
始めたばかりの1年前みたいにポロリとできることがなくなってるんだよなぁ。
気負ってるからだろうけど、ネタの発見があっても31音に足りない欠片ばかりで
がっつりと大きな塊にならないような感じ。
その小さな欠片をこねくり回しても、ねぇ。
ま、何事も、少し続けるとこういう悩みは出てくるものよね。
どうこれを切り抜けるか、自分自身を観察していこうかと。
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枡野浩一『一人で始める短歌入門』で引用されていたので読んだ。三十一文字に削ぎ落としていく、三十一文字を切り取っていく、ということが何倍も楽しくなる本。
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俵万智が短歌の例を取り上げて添削しながら、そのコツを伝授する!という趣旨のもの?
実際彼女の感性は鋭くて、「たしかにここを直すとよくなった!」となることがしばしば。
その一方で「なんで直したの?」というものもあるから、やっぱり一首ごとの評価は人の感性次第なのかな、とも思ったり。
それでもちゃんとカテゴライズされて、推敲するときのポイントを教えてくれるので面白い。
なんも考えずにまず短歌を詠んでみて、それからこれをもとに直していくといいものができそうって思える一冊です。
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短歌初心者がひっかかりやすい場所を具体的に言葉にしてくれている入門書。
短歌を詠み始めたい方に、そしてもっと上達したい方に。
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短歌を始めるきっかけとなった本
短歌入門〔作る手ほどき、読む技術)
短歌の魅力
まず読む 理解する
気持ちをどうすれば伝えることができるか?
1.優れた先人の作品に触れること
2.自作を徹底的に推吟味すること
一寸した言葉使いに注意!!これで世界がかわる。
言葉は大事!!
第一講「も」があったら疑ってみよう。 必然性在る「も」もある。
第二講句切れをいれてみよう思い切って構造改革!!
第三講 動詞が四つ以上あったら考えよう 体言止めは1つだけにしよう
第四講 副詞には頼らない。数字を効果的に
第五講比喩に統一感を待たせよう。現在形を活用しよう
第六講あいまいな「の」に気をつけよう。初句を印象的にしよう。
第七講色彩を取り入れよう。固有名詞の活用
第八講主観的形容詞を避ける。会話体を活用。
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”色彩をとりいれてみよう”の発想が好き。。
草わかば色鉛筆の赤き粉のちるがいとしく寝て削るなり 北原白秋
場所、時間、彩り、空気、心…
歌は、考えていたより、もっと、もっと自由なもの、みたい。。
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読者が投稿する短歌を、俵万智さんが添削する形で構成されている。投稿者の住所、氏名までも掲載されているのだが、茨木市や高槻市在住の人もおられて、何かと親近感が湧いた。また、高槻市在住だった人が、途中から八王子市在住に変わっていて、あ、転勤されたのかな?なんて想像してみたり。日本全国に、隠れ歌詠み人人?は多いのかも知れない。
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・「も」があったら疑ってみる
・句切れを入れてみる
・動詞が4つ以上あったら考える
・体言止めは一つだけにする
・副詞には頼らない
・数字を効果的に使う
・比喩に統一感を持たせる
・現在形を活用する
・あいまいな「の」に気をつける
・初句を印象的にする
・色彩を取り入れる
・固有名詞を活用する
普通名詞に比べて、情報量が多い
日本酒より越乃寒梅、シングルモルトよりラフロイグ
・主観的な形容詞は避ける
嬉しい、愛しい、苦しい
・会話体を活用する
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中学生のときに買っていた本で、片付けをしていて久しぶりに見つけたので再読しました。
とても読みやすいことばで書かれていますし、すこし短歌に興味があるような方にはぜひともおすすめしたい一冊です。この本は、一般の人が詠んだ短歌を俵万智さんが添削する部分と、それに関連して俵さんがピックアップしたプロの歌人の短歌を何首か鑑賞する部分からなっています。章もけっこう細かく分けてあって、扱われているテーマも絞り込んであるので、予備知識がなくてもさくさく読み進められます。どなたでも「ひとこと使い方をかえるだけで、こんなにことばがかがやくんだ!」というさわやかなよろこびが楽しめるはずです。