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紙の本
紫式部による古典名著がいよいよ佳境に入ります!
2021/02/03 10:46
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、平安時代に紫式部が著した57帖にも及ぶ長編・恋愛物語です。角川ソフィア文庫では、この長編を全10巻にまとめ刊行しています。同書はその9巻目に当たり、いよいよ終盤に向かいます。源氏死後の世界が描かれた「早蕨」から始まります。匂宮と夕霧の娘・六の君が結婚し、懐妊中の中君は行末を不安に思うという話から開始され、それを慰めるうちに彼女に恋情を抱き始めた薫に中君は当惑するのですが、無事男子を出産して安定した地位を得ることになります。一方で薫は今上帝の皇女・女二宮と結婚するが傷心は癒されない状況に陥ります。しかし初瀬詣の折に、故大君に生き写しである中君の異母妹・浮舟を垣間見て、心を動かされます。いよいよ佳境に迫ったこの物語はどう展開していくのでしょうか?非常に興味深いです。
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