投稿元:
レビューを見る
ハリーポッター・指輪物語の一連のファンタジー・魔法ブームの波に乗ってだされたものだと思ってタカをくくっていたんですが。
大人でもしっかりと読めるほどクオリティが高いです。
ただ、三部作の二作目とあって、若干中だるみしている感はあります。
投稿元:
レビューを見る
ナサニエル、14歳にして官僚に。ロンゲをなびかせ颯爽と官庁街を行くナサ君を実写で見たい!魔術師の支配する世界の歴史がバーティミアスによって語られ、第3の主要人物キティの登場で話はどんどんおもしろくなる。(注:表紙のガイコツ君はキティちゃんじゃなくてよ)
投稿元:
レビューを見る
再会したかつての友は、エリート魔術師としての地位を得た代わりに人間らしい良心を失いつつあった……召喚された以上、命令には従わなければならないとジンは苦悩する。せめてもと諌める声は届かないまま、やがて事件の謎があきらかになっていった……といえば、やっぱり嘘です(笑) 相変わらず、苛立たしいまでのへたれっぷりです、ナサニエル。後ろからどつきたい感じ満載。一方のバーティミアスはぐんぐん株があがっていってます。登場シーンの増えたキティも大好き。バーティミアスの制止を振り切って助けに走ったキティは、間違いなくかっこよかった。いいんだよ、それで。
投稿元:
レビューを見る
最初、この表紙はなんだろうと思いました。副題のゴーレムには見えないし。しかし、読み進めるうちに、わかった瞬間、怖いなと思いました。何が怖いかはネタバレするのでひかえますが、今後、バーティミアスとナサニエルの関係がますます気になりました。急いで、次を読まないと。
投稿元:
レビューを見る
主人公の新米魔術師ナサニエルと、彼に召喚された魔神(ジン)・バーティミアスの冒険活劇を描いた、コメディテイストのファンタジー/第2部。
前作『サマルカンドの秘宝』では、ナサニエルとバーティミアスの二人の視点で物語は進行していきましたが、今作は更に一般人の少女キティを交え、更に深みを増しています。
そう、前作は魔術師同士の醜い争いであったのが、今作では更に魔力を持たない一般人が一枚かんでいるのです。それも、傲慢な治世を蔓延らせている魔術師に対抗する『レジスタンス』として。
また、ナサニエル、バーティミアスに襲い掛かる数々の危機。キティのレジスタンスとしての行動を巧みに利用する黒幕。誰が敵で誰が味方か分からず、様々な思惑や疑念が飛び交います。
果たして、迫り来る脅威の元凶は誰なのか?
コメディとはちょっと一線を画した、ファンタジーながらもミステリーを色濃く表に出している小説に仕上がっています。
残念なのが、ナサニエル君の根性がひん曲がってしまっていること。
まぁ、彼の師匠やライバルや同僚も、同じように権力に媚び諂うばかりの人間なので、自然と彼もそういう色に染まってしまう恐れがあるのは否めませんが……
ただ、彼はこんなことで人間的に躓くものではないと信じています。
物語はいよいよ佳境に差し掛かりますが、きっと、最後の最後で、彼の飛躍的な人間的成長を垣間見ることができるのでしょう。
投稿元:
レビューを見る
一躍有名になったこの本の1巻に続き、魔術師たちの戦いに目を見張ります。ページ下の注釈がこれまたおもしろい。
投稿元:
レビューを見る
前回の『サマルカンドの秘宝』よりも面白かったと思います。ロンドンで頻発する事件の担当にされたナサニエルは、頼りになるけど信頼できない魔物、バーティミアスをまた召喚します。そこでレジスタンス団の少女・キティと戦いが始まります。みつどもえの壮絶な戦い・・・。はらはらどきどきさせられました。にしても、ナサニエルは出世したからなのか、とんでもなく悪い奴になっていますね。三巻で、元通りになればいいと思います・・(汗)。
キティは三巻でも登場するらしいので、三巻も見ようと思います!!
投稿元:
レビューを見る
“サマルカンドの秘宝事件”から2年、ロンドンの街はたびかさなる爆破事件に悩まされている。魔術師の支配に抵抗するレジスタンスのしわざなのか?若きエリート魔術師となった14歳のナサニエルは、捜査にのりだした。首謀者と目されたのは不思議な力をもつ少女キティとその仲間だった。魔術師に恨みをいだく彼らは、墓地に眠る“グラッドストーンの杖”を狙っている。無策な上司にかわって“妖霊による夜間パトロール”を指揮するナサニエルだが、たよれる妖霊がいない。悩んだ末、彼はふたたび、あのバーティミアスを召喚する…。いっぽう、正体不明の凶悪な化け物が、ロンドンを破壊しはじめた。何者かが、土くれの巨人ゴーレムの目に呪文をふきこみ、復活させたのだった。
投稿元:
レビューを見る
悪魔召還ものってことで、ジャンルにしてみれば
ファンタジーなのだろう。
第一巻は「サマルカンドの秘宝」
これは第二巻にあたる。
幼き魔術師は14歳になり若きエリート魔術師となっていた。
物語の背景は魔術師により支配されたロンドン
繰り返されるテロ事件に翻弄され悩んだあげく
またもや悪魔「バーティミアス」が召還される。
「バーティミアス」は以前と違って未熟で青臭い主人が
野心溢れるいけ好かない人間になってしまったことに
戸惑いを覚えながらも、いつものごとく仕方なく主人の命令に従う。
このシリーズの見所といえば、その意地悪な悪魔バーティミアスの毒舌と
若き未熟な主人公とのやりとりのおかしさ
やけに人間臭いバーティミアスの言動。
だいたい外国ものと言えば映画にしても
子供の勇敢な姿というものを売りにしたものが多い。
正義感に燃える子供が大人になるにつれ
ずるさを覚えていく。
それゆえに苦悩する。
ワクワクする展開と、主人公の成長と両方楽しめる作品でしょう
投稿元:
レビューを見る
ナサニエルが成長していてちょっとビックリしました。笑
バーティミアスは相変わらず減らず口をたたいていて面白いです!
一巻の「サマルカンドの秘宝」で登場した謎の子供達の正体も分かりとてもワクワクしました。
投稿元:
レビューを見る
今度はレジスタンス団がグラッドストーンの墓に潜入。そこを守るホノリウスが大暴れ。
ホノリウスのキャラは非常に愛しい。
ロンドンに残ったキティは何をするのか。
ナサニエルが更生しますように。
最後の展開がとても好き。
投稿元:
レビューを見る
まずナサニエルの根性がさらに曲がってしまっているのにビックリ。
欲にまみれた大人達の中で生活しているからそうなるのも無理は無いかなぁ、とは思うけど。
一生懸命背伸びしているようなナサニエル、あたしは良いと思いますよ。
今回はミステリー要素たっぷりで前巻の軽快さは前よりは無くなっているけれど本格ファンタジーなのに読みやすい、読みやすいのにそれほど子供向けじゃないって言うのは健在で嬉しかったです。
投稿元:
レビューを見る
1巻での活躍のお陰でナサニエルは大出世する。
今回もまた権力をつかもうと悪さをする官僚がいて、ゴーレムを復活させた。
ロンドンの町はめちゃくちゃにされるが、ゴーレムの存在は官僚から否定され続け、全てレジスタンス団の仕業とされ、レジスタンスを追う役目を担うナサニエルは窮地に立たされる。
ナサニエル、ほーーんと嫌な奴だなぁ。
肝っ玉も小さい。悪魔のバーティミアスがいい奴に見える。ナサニエル、このまま大人になっても、汚い官僚にしかならないんじゃないか、って思う。
何かきづくような出来事が起きればいいのだけれども。
投稿元:
レビューを見る
バーティミアスの素敵さは相変わらずいい感じですね。ナサがどんどん鼻につく(笑)1巻で気になってたところもどんどんでてきてわくわくが募る。注釈の楽しさも変わらず。
投稿元:
レビューを見る
根暗な主人公と性格ひねくれたジンのバーティミアスのタッグがより強力(悪化する)になるシリーズ第2巻です。
見事に嫌な大人へと成長したナサニエルと、衰弱し見る影もない様子のバーティミアスで最強のホラーマンにどう立ち向かうのか。
必見ですよ。