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バーティミアス 2 ゴーレムの眼 みんなのレビュー
- ジョナサン・ストラウド (作), 金原 瑞人 (訳), 松山 美保 (訳)
- 税込価格:2,090円(19pt)
- 出版社:理論社
- 発売日:2004/11/01
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紙の本
内容紹介
2004/10/08 16:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツ・フランス・イタリアなど、世界31ヵ国で出版決定!
アメリカ・ミラマックス社が300万ドルで映画化権・出版権を獲得。
現在、脚本が完成し、ハリウッド映画化製作進行中!!(2005年日本公開予定)
あのクーデターから二年。ナサニエルは十四歳にして、国家保安省の補佐官になっていた。このごろ多発している、魔術師をねらったレジスタンス事件を解決するため、ナサニエルは再びバーティミアスを召喚する。しぶしぶながら引き受けたバーティミアスだが、ついにある爆破事件の犯人をつきとめる。それはかつてプラハで目にしたゴーレムだった! しかもゴーレムを影で操るものが、どうやらイギリス政府の要人の中にいるらしい。一方、少女キティがかかわるレジスタンスが墓荒しをして、政府の大切な宝「グラッドストーンの杖」を盗み出す事件も発生した。ナサニエルは、杖をもって逃走したキティを追跡する。バーティミアスの助けを借り、杖を奪い返そうとしたとき、そこに現れたのが、骸骨姿のアフリート。さらには、巨大なゴーレムが!?「グラッドストーンの杖」をめぐって、三つどもえの壮絶なバトルがはじまる……。この戦いに最後に勝つのは誰? そして、事件の背後にちらつく強力な黒幕の正体とは……? 次々におこる事件、裏にうごめく巨大な陰謀。1巻めよりさらにパワーアップした面白さです!
著者・ジョナサン・ストラウド
イギリス・ベッドフォード生まれ。子供の本の編集者として活躍しながら、自分でも小説執筆。1999年“Buried Fire”でデビュー。2003年10月、バーティミアス3部作の1巻目『サマルカンドの秘法』をイギリス、アメリカで同時発売。「2003年出版界、最大のセンセーショナルな事件」と囁かれる。妻は本のデザイナー&イラストレーターとして活躍中。ロンドン在住。
紙の本
大人びたナサニエルに注目です。
2015/03/29 22:38
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は新人魔法使いナサニエルと妖霊バーティミアスの物語です。
魔術師や悪魔が牛耳る現代のロンドンが舞台というと、いかにも児童書のイメージが強くなりますが、テンポの速いストーリー展開、バーティミアスの注釈、細かい舞台設定が魅力的で、児童書の枠に入れるのが勿体ない作品です。
2巻目は政府の御膝下で職を得たナサニエルの活躍が描かれており、敵キャラクター(妖霊?)のホノリウスやゴーレム共々注目です。また、ロンドンだけでなく、プラハの情景も描かれていて舞台が一層広がった感があります。
紙の本
ワクワクはさらに増す
2006/02/28 10:00
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投稿者:Ana - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本、本当に分厚いですよね。何たって、600ページもあるんだから。ですが、『バーティミアス』ファンは、こんなの簡単に読んでしまうんですよね。
さあ、この本がどんなに魅力的かは自分で確かめた方がいいと思いますが、この本にはそれだけの価値がある事が間違いありません。しかも、イギリスじゃ『ハリー・ポッター』を上回るほど。児童書の中の児童書、ファンタジーの中のファンタジーです。
そして、この巻では、1巻で謎の少女だったキティの謎が明かされます。こんな出来事があったからこそ、レジスタンスに入った理由がわかりますよ。話ごとに、他のキャラクターとつながっていますしね。
それと、〈サマルカンドのお守り〉の次は、何と! 偉大な魔術師・グラッドストーンが使っていた、強力な〈グラッドストーンの杖〉が盗まれます。
さてさて、これまたどんな展開になっていくんでしょうか…。
紙の本
つづきが気になりどんどん読んでしまう。
2020/10/31 21:32
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投稿者:すたじろー - この投稿者のレビュー一覧を見る
明らかになる謎や主人公側と敵側の戦いにハラハラドキドキする、まさにファンタジーとして完成された作品です。それから登場人物が魅力的。中でもバーティミアスは長年生きてきた老獪さを持ちつつコミカルで大好き。
紙の本
時間と確保して一読の価値大
2019/11/04 19:10
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投稿者:SF好きMiddleAged - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても是非、時間を作って1巻から読んで下さい。
起承転結があり、構成がとても整っています。
紙の本
買いです
2016/12/23 20:51
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投稿者:肋骨痛男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この分厚さがいいんですよ、ワクワクしますもの。金原訳は安定してますね。装丁も綺麗です。どっぷりつかれるので長期休みのプレゼントにぴったり。
紙の本
ぜひ読むべき!
2005/01/29 18:11
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投稿者:ブルーアップル - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろすぎます!
こんなに夢中になった本は生まれて初めてです!!
私は本を読むのが好きでイロイロな本をよんで来ました。
もちろんワクワクする本もありました。
でも、これはレベルが違いすぎます!!!!!!!!
『この本に出会えてよかった』
を通り越して
『もっと早くこの本に出会いたかった』
と思いました!!!
でも最後の方になると
『もうすぐ読み終わってしまう。気になるけど読み終わりたくない!!』
『読みおわってしまうのがもったいない!』
そう思いました。
3部作で終わってしまうのはとても悲しいです。
もっと、もっと、続いてほしいです♪♪
次の巻が出るまで1年待つのは厳しいです(笑)
本が分厚いのはちょっと大変ですが、何度でも読みたくなる本です☆★
紙の本
読めば「成分」が踊り出す面白さ!
2004/12/23 18:28
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投稿者:PNU - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽口たたく愉快な妖霊バーティミアスと、見栄っ張りのボウヤ
ナサニエルが再びタッグを組んだ! 妖霊を秒殺する謎の敵に、
魔術師を憎むテロ組織も相手になって今度も大忙し!
「バーティミアス サマルカンドの秘宝」に続くバーティミアス
3部作・第二弾である。これが予想を超えて面白い。
チェコでの大戦から始まるツカミも抜群だし、カッコつけているのに
どこかたよりなくて可愛いナサニエルも相変わらず楽しませてくれる。
1作目はスピード感があって面白いものの、ストーリーがシンプル
すぎるような気もした。だが、2作目の本書は魔術師嫌いの勝ち気な
少女キティの過去も明かされたり、強大な敵もたくさん登場するなど、
良い意味で複雑化して息もつかせぬ面白さ。
前作を超えるパワーを持つ作品であると思う。
ふつうのファンタジーは魔法使いや魔女など人間を主役と
していることが多いが、この「バーティミアス」シリーズでは
妖霊バーティミアスの視点から語られていく。
人間にはとても出来ない千変万化の変身も楽しいし、妖霊ならでは
の機知に富んだすさまじい魔法合戦も見所。
そして妖霊を主役にしたことにより、少々クールでニヒルな
ムードすら醸し出している。作風がベタにならずクールになりすぎず、
絶妙なバランスを保っているのはバーティミアスのユーモアあふれる
人柄…ならぬ妖霊柄によるのであろう。
3部作とのこと、続きが楽しみなのと同時に、次で完結なんて
寂しい!という気持ちにも襲われる。魔術師や杖など基本的な
魔法モチーフは「ハリー・ポッター」等と共通だが、使役される
側の妖霊が主人公だというのが新鮮だし、上級下級の魔物が入り
乱れるさまは壮観。「ハリー・ポッター」を読み終えて面白い
ファンタジーを探している方には、ぜひぜひおすすめしたい。