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1、2巻で頁をめくる度にハマっていき、3巻で号泣。とにかく泣いた。分厚くても長くても諦めず最後まで読むことを強く薦めます。映像化はするなら中途半端にしてほしくない傑作です。
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2巻目も止まりません!!大学で借りられてたので他の図書館にまで行ってしまった。キティが小憎たらしいんですが、自分の正直な気持ちへの潔さはとても好感が持てた。バーティミアスに気に入られるくらいの一般人、わたしもなりたい…
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バーティミアス二巻目です。
先が読めなくてドキドキしながら読みました。
2年後のナサニエルの成長、2年経っても変わらないバーティミアス、そして不思議な少女キティの視点から話が読めます。
それぞれのキャラになったような感覚で読めます。
一巻目から読む事をお勧めします。
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14歳になってさらに傲慢になったナサニエルとまた呼び出されていやいや協力する妖霊バーティミアスの物語第二巻。二巻で注目すべきはキティだね。態度的にヒロインじゃないです…人物皆、気が強い。
ナサニエル、バーティミアス、キティの視点で展開するので起きる事件が3方向で進む。ナサニエルの傲慢さがさらにアップ!
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ナサニエルがうざくて読むのに大分時間がかかったのを覚えてる。キティ強くていいなぁ…。バーティミアスお疲れ。
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これは子どもも楽しいだろうけど、大人になって読むとまたニヤリとするところが多い感じ。
大人が本気でがんばって遊んだという感じもするし、また、子どもの頃読んでも十分楽しめるが、一面では終わらない社会の複雑さや、抱える問題の根深さなんかがさりげなく描写されてて、きっと大人になって読んだらまた違う解釈が楽しめるのだろうな、と言うような。
本文とは別に細かい注釈の、オカルトオタクにはにやりと出来る細かいネタなんかが結構楽しい。
残酷さは前面に出ては居ないが、ある意味、残酷な描写はいくらでもある。親子関係の不全とか、貧困層とか、差別だとか。
そう言う意味で、ダレンやレイチェルより少し洗練された印象はある。その分、子どもにとってある意味中毒性は薄れているか。
でも大好き。
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“サマルカンドの秘宝事件”から2年、
ロンドンの街はたびかさなる爆破事件に悩まされている。
魔術師の支配に抵抗するレジスタンスのしわざなのか?
若きエリート魔術師となった14歳のナサニエルは、
捜査にのりだした。
首謀者と目されたのは不思議な力をもつ少女キティと
その仲間だった。魔術師に恨みをいだく彼らは、
墓地に眠る“グラッドストーンの杖”を狙っている。
無策な上司にかわって“妖霊による夜間パトロール”を
指揮するナサニエルだが、たよれる妖霊がいない。
悩んだ末、彼はふたたびあのバーティミアスを召喚する…。
いっぽう、正体不明の凶悪な化け物が
ロンドンを破壊しはじめた。
何者かが、土くれの巨人ゴーレムの目に呪文をふきこみ、
復活させたのだった。
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悪魔なお話の2巻です。(笑)
ハリーポッターが流行っている傍らに出てた作品って感じで
内容も魔法やら悪魔やらと結構かぶる部分も多いのですが
自分的にはハリーポッターより好きな作品です。
悪魔好きなら読む価値有り。
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ナサニエル! ちょ! バカー!!(笑)
一巻より明らかにヘタレ度が増して空回りしまくってる(笑)
なんて可愛いやつなんだ、もう!
前回、サマルカンドのアミュレットをめぐる件のおかげで、主人公ナサニエルは、デバルー首相のお気に入りとして政府の仲間入りをしていやがりました。
ここは誠に喜ぶべきところ。しかし、一巻でもチラッと出てきたキティという女の子が物語に絡んでくるあたりで、「していやがった」の暴言まがいを吐きたくなる気持ちはわかると思う。
キティ、彼女こそが第二巻のもうひとりの主人公。
ナサニエルは仕事で《レジスタンス団》の反政府行動に頭を悩まされるのですが、その《レジスタンス団》こそが、我らがキティの所属する魔術師大嫌い軍団で。
ナサニエルは彼らを捕まえて自分の出世の道をなんとかはっきりさせようと奮闘するのですが、もともとプライドが高く子供っぽい性格の彼。同僚に友達も居なければ上司にも毛嫌いされ、なんだかんだ手助けしてもらえずひとりで空回りしっぱなし!
そんな矢先。さらにナサニエルを悩ませる問題が発生しまして。
ロンドンのあちこちで今までのテロの規模じゃない爆発や騒動がひっきりなしに起き、ナサニエルは「これは今までの《レジスタンス団》のしわざじゃない」と弁解するのですが、なんとか生意気なナサニエルをいじめたい上司たちは「すべてはお前がさっさと《レジスタンス団》を捕まえないせいだ!」と言って、ナサニエルの立場をなくそうとします。
切羽詰まったナサニエル。ここでついに、再び因縁のジン、バーティミアスを召還することになるのです。
さて、いっぽうキティのほうはというと。
キティは幼い頃、幼なじみのヤコブと遊んでいたところ、偶然通りかかった魔術師の車を傷つけてしまい、悪魔がやられるような魔法の罰を全身に浴びてしまいます。
しかし、その燃える業火の中で、キティはなぜか無事に助かり、親友のヤコブは重症。
いくらなんでもやりすぎだと憤慨したキティは、自分たちに危害をくわえた魔術師を周囲の反対を押し切って訴えるのですが、さすがは魔術師中心の世界。一般人のキティは逆に有罪になってしまい、多額のお金を搾り取られることになってしまいます。
そんなとき、貧しい家柄でお金を払えずにいたキティのもとへ、不思議な老人が近づいてきて、魔術師中心の世界をぶっ壊す《レジスタンス団》へ誘うのです。
キティの《レジスタンス団》を追うナサニエル。ナサニエルなどの魔術師を憎むキティ。
二巻序盤のストーリーはこんなもんですが、そこにゴーレムやらグラッドストーンの杖やらの最強アイテムが次々と問題をおこし、物語は面白さに拍車をかけて進んでいきます。
いやぁ、今回はとにかく、キティが大好きになった!
自分の罪にさいなまれながらも、正義感溢れる志しを貫くキティ。
一方ナサニエルはまだまだがきんちょで、がんばってはいるんだけど、ちょっとそこ間違ってるよー、みたいなね。そういう未熟な点の多い頭でっかちさん。
まぁ、バーティミアスと一緒で、根はイイヤツなもんだから、応援したくなっちゃうんですけど。
もちろん、今回もバーティミアス大活躍でした。
ナサニエルとはすっかりお友達だし、キティにも何気に優しくして、それでいてブラックユーモアを忘れない君が大好きだっvv(キモイ!)
三巻はさらにこの三人がかかわって、大騒動巻き起こすみたい。
超楽しみ! もう、ナサニエルなんかいじめられちゃえばいいのに!(褒め言葉)
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2巻は魔法に抗体のある少女キティの出番が増え、バーティミアスの出番がやや少ないので勢いが少し落ちた感はあるが、大英博物館でのゴーレムとの戦い、羽根を生やして(黒くない!)骸骨くんの攻撃をひらりひらりと交わしバトルするバーティミアスは変わらずとても魅力的です!
俺は凄いんだ!最高だ!と叫んでいる俺様なのに敵の力はちゃんと認めていて、無謀なことはせず冷静さを保っている、そしてちゃめっけのある愛しきバーティミアス。彼に触れているだけで元気を貰える、そして離れたくないと思う、そんな本です。
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冷血で可愛げのないナサニエルがより
可愛げがなくなって、鋭利な刃物のようになっている。
しかし、次第に彼の中に変化が訪れる。
世界も激動の時を迎え、最終巻へ流れ込んでいく。
全巻出版されるまで待った甲斐があった!!
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ロンドンの街を襲う一般市民の"レジスタンス団"というグループ。若いにも関わらず大きな手柄をあげたことで出世し、ウィットウェルを師匠としていたナサニエルはこの問題を解決するように命じられる。祝日に起きた事件を見て、人間の仕業ではないと判断するナサニエルだが、上司には取り合ってもらえない。独自に調べるうちにゴーレムのせいだと突き止めた彼だが、同時にグループの一員キティの居場所を把握するのに成功。だが敵対する警察に捕まってしまい・・・首相の判断で一時解放されたナサニエルはバーティミアスとともにゴーレムを倒そうとする。
第1巻でぐんぐんと引き込まれるストーリー性にびっくりしたけれど、それは全然衰えていなかった。むしろすごくなってる!前にも増して現実社会への風刺が込められた爽快なファンタジーで、バーティミアスの口調もキマッています。ナサニエルとの相性もある意味抜群。キティが前作よりもだいぶ登場してかき回してくれていますし、読んでいて飽きることがまずないです。ゴーレムの犯人はだいぶ分かってしまっていたけれど、それでも落ちることのない質の高さには大満足でした。続きが本当に期待できるレベルです。
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一巻ではナサニエルに若干うーんな…キティにはウザっ…バーティミアスはもう好きだっ!って印象でしたが…今回はナサニエルとキティの立場が逆転した感じでした。無論バーティミアスは好きだっ!が強まりましたが… ナサニエルがまさかあんな風に成長しているとは…思いもよらず…キティの過去も明らかになって面白かったです。 そしてあいかわらいずの三人人称←(^p^)うん、そこがイイ
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3部作の2作目。
主人公が超成長してます。
主人公が同年代だからよけいに親近感がある。
主人公プライド高いよ←
バーティミアス超いいやつだよ←
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これはまたおもしろくなって。骸骨さんは、パイレーツ・カリビアンのファンキーで変な船長を思い浮かべて読みました。
出世重視の主人公とか、政治家たちとか、実際にいそうなリアルなキャラの魔法使い達が面白い。
今回はロンドンの町が舞台の中心となって、有名な建造物を次々と走り回る感じです。大英博物館の中に入ったらこんなんか、とか。
プラハの町も一部舞台になるので、これはまた違った辛気臭い古都としての、近代都市ロンドンとの比較も楽しいところ。