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初ゴーリー。
面白かった。
家のまどから庭を見てる子供
庭に次々と集まる妖怪のようなクリーチャー達。
蟻
玉ねぎ頭
蝙蝠
カエル
イヌ
皆が集まって輪になって踊る。
突然黒い流れ星のような顔が飛んできて、みなもとの場所に帰る。
微笑ましい。
そして、何度でも最初に戻ってみかえして、面白い。
味が長続きするガムのような。
スルメのような。
インパクトのあるものは、ショッキングじゃなくても作り出せる。
という事を証明する作品。
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谷川俊太郎的な変な擬音とか、
楽しげに踊るモノノケとか、
私好きだなあこの話。
柴田さんの面白解説がないのが残念。
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この日本語訳、楽そうだなって思ってしまったけど、ここに至るまでの沈思黙考があるんでしょうね、きっと。どう読むと語感が良いか、平仮名かカタカナか、あとは…。それはさておき、何だか気持ち悪いものが集まってきて、首だけのお化け来襲をきっかけに、また帰っていくという、ただそれだけの物語。でも何だか惹かれます。
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固定カメラの視点で描かれるゴーリー的鳥獣戯画、みたいな本。文章は造語……というか擬音か。とてもとても楽しかった。ふー。
訳者は柴田元幸さんだけど、いつもの解説はない。