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一匹ずつ増えていき、一匹ずつ消えていく。表表紙から始まり、裏表紙で終わる。理解をはなから否定するかのような絵本。絵に魅せられる。
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定点観測のようなカメラワークでとらえた画面の中に、次々と登場する不思議な生き物たち。激しくシュールなゴーリーの魅惑の世界が展開する大傑作。
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全く意味がわかりません!
「いぷしふぇんどぅす」とか、「せぁらげいしゃむ」とか(笑)
何か隕石みたいな生き物が降ってきて、みんなが「犬神家!!」みたいなところがカワイかった☆
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擬音で全てが語られている本
ストーリーはあるようでない、ただ画面を固定してそおの時間の流れを捉えたような印象
変な生き物が庭に居るのに、窓から外を見つめている少年が冷静過ぎる
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これもゴーリーにしてはえげつなくない。でも理解しようとしたら負けかも。感じろ!ってところ?
挿絵で場面の移り変わりはわかるけど、ト書きは意味不明な文字の羅列。題もなければ言語もない。言語はもはや「音」である。
バクみたいな生き物がかわいかったなー。
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「サバト」とか「百鬼夜行」って言葉が浮かぶなあ。まさに日本でいうなら魑魅魍魎ってオバケ達だし。
この子供は夢だと思って見ている気がする。だからこんなに冷静なんだと。でも途中で「あれ…これ夢じゃないかも?」って気付いてきているしぐさしてるような。
でも多分また次の日の朝には夢だったって思ってる、そんな感じ。
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全くもって意味が分からない。
でも何回も読み直してしまう不思議さ。
楽しいようぅな・・・
最後は何だか寂しいよぅな・・・
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なんら意味がわからんのだが、とりあえず往年のコントかのように登場生物みーんな、ずっこける。足を空に向けてずっこける。甚だ滑稽なのだが、その後の傍観者を見てると鼻唄なんぞ歌いおって呑気なものである。
最後の一頁、空に白い紙が浮いてる。
あれはなんだろうか?
お金だと嬉しい。
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絵と、意味を成さない音の連なりで表現する。限定された表現だからこそ想像の自由があり、読む人それぞれの世界が提供される。
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またまた、不思議本。
この表紙の絵をじっと見てから、さぁ〜てさて、中を開いて頁をめくってみましょう。
ひぴてぃ うぃぴてぃ、 右手の黒い窓に人が現れ Hippity wippity,
おくしぼりっく; 左手草叢から巨大な蟻? Oxiborick;
ふらぴてぃ ふりぴてぃ、正面塀の向こうからは蛙? Flappity flippity,
というふうに、定点で、画面にいろんなものが現れては、蠢いている。言葉は意味を成さず、そのうち最後には
ひっぷ、 Hip,
ほっぷ、 hop,
ふー。 hoo.
でもとに戻ってしまいました。ちゃんちゃん!
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愛すべき奇妙な生物たち。
不思議の塊。
こんなにも読後の感想を読者に任せてくれる絵本は見たことない。
なにこれ・・・、とただ絵本を閉じられない。
感じたくなくても、感じれて。
そして何かがわかる、気がする。
何度も見、何度もそれを言葉にできるくらいに感じ取りたい。
またも白い紙切れ。
あれはいったい何を表しているんだろう。
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固定カメラでとらえた画面の中で繰り広げられる、激しくシュールな世界
・・・なのです、まさに。
詞遊びが、っていうか、独特のリズムで韻を踏む人だ。
中毒性がる。
それは線画にも言えることだろうけれど。
はじめて読んだときは淡々とした印象だったのに、
読み返すたびに怖さがより強く。
パラパラ漫画のように見えるけれど・・・こわっ。
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◆蒼ゴーリー、よいです♡ ときめきました。勿論、これは音読用の本です。呪文のような不可解な言葉を魔女気分で唱えましょう。ハロウィンで活躍しそうな小さな生き物たちが現れ、輪になって踊りだします。親指のような隕石のような奇怪なものが落下して生き物は退散、あたりはまた静まりかえる・・・ふー。◆いつも楽しみにしている柴田元幸さんの解説がない!タイトルもない(笑) 完全に読者に放り出されたゴーリーの世界。◆見返しの紹介文「固定カメラでとらえた画面の中で繰り広げられる激しくシュールな世界」・・・うまくまとめるなぁ!【2013/05/31】
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月イチ絵本。
ゴーリーである。
今回は人が死なないゴーリーである。
しかし今まで読んだ中でも飛び抜けてワケがわからないゴーリーである。
でもいいの。
それがゴーリー。
なんだかワケのわからない生き物たちが集まってきて楽しそう。
楽しくなさそうな顔で楽しそう。
そして突如現れるアレは何?
見たら死んじゃう的な霊か何か?
そして各々解散。
うーむ。
ワケがわからなくて楽しい。
この感じどこかで見たような気がするけどなんだっけ?鳥獣戯画?
ひっぷ ほっぷ ふ~。
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初ゴーリー。
面白かった。
家のまどから庭を見てる子供
庭に次々と集まる妖怪のようなクリーチャー達。
蟻
玉ねぎ頭
蝙蝠
カエル
イヌ
皆が集まって輪になって踊る。
突然黒い流れ星のような顔が飛んできて、みなもとの場所に帰る。
微笑ましい。
そして、何度でも最初に戻ってみかえして、面白い。
味が長続きするガムのような。
スルメのような。
インパクトのあるものは、ショッキングじゃなくても作り出せる。
という事を証明する作品。