投稿元:
レビューを見る
2004年の本。5年もたつのになにも変わってない。要するにデフレで利益を得ているひとが実権を握っているからなんだろうな。
投稿元:
レビューを見る
この本も授業の課題で読まされた。
デフレのメカニズムや怖さを説明し、どうしたら脱却できるのか提言が為されている。デフレを悪化させるデフレスパイラル、デットデフレーションは、デフレの根幹である貨幣ほ不足を解消すれば解決される。すなわち、中央銀行の拡張的金融政策によりマネーサプライを増加させればよい。
グラフや実数、数式を用いて説明されているために説得力はあるのだが、ごちゃごちゃしていて理解が難しかった。論理の中心も明示されていないので、一つ一つの議論をつなげるのが大変だった。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
デフレとは物価がある期間にわたって持続的に下落することである。
戦後の日本ではごく短い一時期を除いて物価の上昇が続き、新聞などが作り出す「世論」も物価上昇=悪と決めつけてきたので、最近のデフレ傾向を「物価が下がるのだから結構じゃないか」と歓迎するむきもある。
しかし、実はデフレこそが経済を破壊し、国民生活を破綻させる「悪の権化」なのだ。
デフレ発生のメカニズムとそれを克服する方法を誰にでもわかるように示した好著。
[ 目次 ]
第1章 デフレーションとは何か
第2章 デフレで何を失うのか
第3章 なぜデフレが続いているのか
第4章 どうすればよいのか
第5章 19世紀にはなぜデフレが続いたのか
第6章 アメリカの大恐慌とデフレ
終章 なぜ人々はデフレを終わらせようとしないのか
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
デフレとは何か、デフレはなぜ怖いか、デフレを解決する方策は何かなどについて、19世紀末の世界不況や1920~30年代の世界恐慌を例にとって経済学的な観点から考察しています。では、そんなに怖いデフレをなぜ解決しないのかという点まで触れている点は痛快で、健全な経済のあり方を唱えています。