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小市民を目指し互恵関係にある小鳩くんと小山内さん。二人が今後自分の悪癖とどのような折り合いをつけるのか,楽しみです。
小山内さんの食べるケーキがどれもおいしそう…。
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タイトルからしてもしやバカミス?と興味を持ちました。日常の謎+思春期模様、といった感じ。名探偵でありながら小市民を目指す小鳩君がなんとも健気です。つい反応しちゃうのを何とか自制しようとするというのは、ダイエット中なのにケーキに目が奪われる、という感覚に近いのかもしれません。自分と周りの反応と、うまくバランスを取るのは難しくて、時には極端に走ることもあるだろうけど頑張れ小鳩君!と応援したくなりました。・・・にしても中学時代一体何をやらかしたんだ小佐内さん。知りたいような怖いような。
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ずいぶん前に買っていたけど、「春期限定」とあったので、この時期に読み始めました。「いちごタルト事件」と言うように「事件」であって「殺人事件」ではありません。日常の些細な出来事(それが、テスト中に割れた瓶であったり、消えたポシェットであったり、謎の2枚の絵であったり、美味しいココアの入れ方の謎)であったりするのだけど、当事者にとっては「事件」を、灰色の脳細胞を働かせて解き明かす連作短編集。そんなポアロみたいな記述はないし、高校生1年の小佐内さんと小鳩君はもっと若々しいのですが。
小佐内さん、小鳩君と言う名前からして、穏やかな感じの高校生って感じですが、波風を立てずに小市民として生きていきたいと思う高校生です。高校生にしては少し覇気がないか(笑)。
と言うこと、ライト感覚な探偵物語です。こういうのは嫌いじゃないけど(むしろ好きだったりしますが)ちょうど今の私はもう少し濃厚なものがほしい時期だったので、少しもの足りない話でした。
●収録作品
「羊の着ぐるみ」
「Your eyes only」
「おいしいココアの溶き方」
「はらふくるるわざ」
「狐狼の心」
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「小市民」を目指す、小市民になりきれない高校生二人の日常ミステリ。
甘味に埋もれた続編「夏期限定」も出てるので、今後「秋」と「冬」が出ることが期待されます(笑)
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平穏な日常を模索しながらも、ついつい目の前に置かれた謎を解いてみないと気がすまない。日常に見え隠れする小さな事件が連鎖する。
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うーん不殺ミステリだけど、謎のとき方がちょっと鮮やかじゃないとうか私好みじゃないかなぁ。でも一応違う本も読んでみたいかな。
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依存関係にも恋愛関係にもないけれど、互恵関係にある高校一年生の小鳩君と小佐内さんは、押しも押されもせぬ小市民になるべく奮闘中。地味で目立たない穏やかな生活をしたいのに、むやみやたらに事件に巻き込まれ、謎解きをしなければいけなくなる小鳩君の運命やいかに!?
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本当に軽めのライトミステリー。殺人事件などなく、身近な事件を扱っているのでサクサク読めます。小市民を目指す小鳩くんと小佐内さんの関係が面白いです。個人的に主人公の過去は置いといて、狼化したヒロインの過去が非常に気になります。続編「夏期限定トロピカルパフェ事件」では小鳩くんVS小佐内さんの話だそうです。今一番続きが気になる作品です。
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…これ、面白い!中身は連作短編集。何と言っても人が死なないミステリーと言うのが良い。軽いタッチで読みやすいです(最後の方は若干、シリアスでちょっとドキドキもしましたが)。個人的には「おいしいココアの作り方」が一番、好きです。私も一緒に推理しながら読みましたが…あのオチ、最高です。
キャラクターも魅力的です。小鳩君の「三大失敗」の詳細も気になるし、小山内さんの過去も気になるところ。いつか明かされる日が来るのかしら。
しかし、小市民になるのって難しいんですねぇ。それでも前向きに頑張ろうとする小鳩君と小山内さんの姿が微笑ましいです。
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「我々庶民は」という類いの枕詞から話を始めるようなテレビのニュースキャスターや解説委員がいる。はっきりいってそういう物言い自体に何とも言えない違和感や偽善性を感じることはないですか?彼らは明らかに「庶民」でも「一般市民」でもないことが私たちにも彼らにも分かり切っている。そして、そういう単語を使っている人間/彼ら自身に、自分は庶民なんぞではないがニュースという公共的なものを取り扱っている以上、庶民の代弁者というのをやってやろうじゃないの、というような無意識の驕慢さが感じられるような気がする。なんともいえない胡散臭さが極まって、とても堪えられない。気持ちが悪い。さて本作は日常生活、それも高校生のそれにおける小さな謎を解きあかしていく青春ミステリ。。。という説明などは馬鹿馬鹿しい。謎ときをする高校一年生の男女コンビは、中学までにいろいろな意味で目立ち過ぎたので「小市民(!)になりおおせることを目指す」という噴飯ものの共同声明を秘密裏に発している子供達である。さあどうです?こういうの。ちなみに女の子は、最初の何頁目かでその化けの皮が剥がれるような、すごーく底意地悪い物言いをしていて、ホントに面白いです。次巻が楽しみー!
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前に読んだ本が面白かったので、同シリーズの一巻目(この人はまた逆から読んだのですよ)
小さな謎が連なって一作になるって感じです。ホッと読めるながらも、色々と背後の鋭い突っ込み所。
やっぱり主人公ズが面白い。
中学時代の彼らも気になる所です。
春・夏ときたからにも秋・冬も期待しちゃうんですけど!
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某ブログでおすすめしていたので、表紙も可愛いので購入。
小市民シリーズとして続刊というのがたまらない。
あああああ小佐内さんが可愛い…
ライトで読みやすいのがまた良いです。
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口を出したがる性格というか推理好きの小鳩くんと執念深い性格の小佐内さんが小市民を目指して高校デビューしますが…。殺人なしの日常生活推理小説5編。
2人の関係はどうやって形成されたのかが気になります。小佐内さんのギャップがちょっと好きです。
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米澤さんの本は初めて読んだのですが、薄いのに読み終えたときの満足感がすごかったです!小鳩くんと小佐内さん関係がすき。
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目指せ小市民をモットーに日々を過ごす高校生2人組の話。2人で居る意味、小市民をモットーにしている意味は徐々に解き明かされる。が、それ以外にもチョコチョコ小さい謎解きがあって、楽しめます。サラッと読めるところが良かった。続編「夏期限定トロピカルパフェ事件」