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バーテンダー Vol.1 優しい止まり木 みんなのレビュー
- 城 アラキ (原作), 長友 健篩 (漫画)
- 税込価格:556円(5pt)
- 出版社:集英社
- 発売日:2004/12/03
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コミック
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紙の本
人の想いと匠の想い
2010/03/01 18:29
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:錫華 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バーテンダー今回出会えた漫画は、そんなタイトルでした。
神のグラスと呼ばれる若きマイスターの生み出すサービスと
酒にふらりと訪れる客が魅了される。
といった内容が主だった内容ですが
総てのストーリーに原作者側の酒類に対する愛情が伺えます。
普通の作品なら薀蓄等を含めた展開は、安っぽく写りやすく
大変難しい作品になりがちなのですが、
その場で香気を放たんばかりに描かれるカクテル達は、
読んでいて旨いカクテルを飲みたくなります。
シェイカーから滴り落ちる最後の雫と切り終わる際にシェイカーか
ら漏れ出す氷の音色が、静かに聞こえてきそうなそんな素晴らしい作品です。
そして本書において総てのサービス業とは?如何にして有るべきかを全編に訴えながら描かれる各章の構成に脱帽です。
なにより人間臭さを失わない登場人物達に魅了されてしまいます。
作中のサービス形態が理想の極みの一つである事は確かです。
そしてそれが極めて困難なのも現実です。
しかしその一方で確かに現実でも似たサービスをする方々は、居らっしゃいます。
私達も何処かでこういった素晴らしい匠と出会えたら良いですね。
もし出会えたのならそれは人生に極僅かだとしても彩を添えると思います。
紙の本
上品な話
2016/02/28 20:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よっちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
バー=止まり木、テンダー=優しい というのを本書で初めて知りました。考えたこともなかった。彼がそう言うだけあって、ただ注文された通りにお酒を提供するのではなく、その人の背景を考えてカクテルを作る姿が何とも言えずカッコいいです。バーテンダーとしての知識をひけらかすことなく、そっと披露していく展開が上品だな、と思いました。
電子書籍
酒
2015/11/23 16:48
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投稿者:sara - この投稿者のレビュー一覧を見る
お酒の味なんか今まで関係なかった。ただ酔えば良いと思っていました。人の時間に節目があるようにその時に飲んでいたお酒の名前を思い出しました。
とりあえず今まで飲んだお酒を買って、その時を思い出そうかと思います。
誰か目の前に、何も言わない人がいるといいかも・・・
電子書籍
温かい
2023/04/23 17:39
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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちゃんとしたバーのことはよくわからないけど、お客様のことを第一に考えて気分よく過ごさせてくれる場所なんだな。温かくて気持ちのいいお話。
電子書籍
学生の頃読んでて社会人になって読み返すと
2020/04/05 05:07
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投稿者:ボン - この投稿者のレビュー一覧を見る
カシャン ジャキッ ジャッ トロー スー キュルキュル カシャカシャ ガシャガシャ
お酒を作るときにこんなにも色んな音がするとはね
大学生の時に連載されてて最近単行本を買って読み返してみると働くようになったからわかる面白さが出てきた。
電子書籍
バーに行きたくなる漫画
2016/10/06 19:13
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投稿者:透子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「神のグラス」の言葉に気付きました。
コレ、もしかして、あのドラマの原作!?
役者さんが好きでみはじめて、観ながらカクテルが飲みたくなったドラマでした。
そして、この漫画を読んでいてもそれは同じで、こんな行きつけのバーが欲しくなる作品でした。
電子書籍
2話目の「古き仲間」がよかった。
2015/11/25 15:12
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんなカクテルを飲んでも「まずい」というおじいさん(実は大会社の会長)に、主人公が「当時の味」を再現したカクテルを出す。それはお酒の配合などではなく、ぬるい温度というのがミソ。ふつうならぬるいというのはマイナスにしかならないが、昔は充分冷やすことができなかったから、おじいさんにとってのカクテルにはぬるさこそ意味がある、という逆転の発想がおもしろい。
「美味しさは味だけじゃない 誰が作り誰と飲んだかのほうが大事」という主人公のせりふが胸に残る。