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紙の本
学ぶべき佛教
2017/09/17 19:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
葬式でなく佛教をもっと生活の糧にすべき。
紙の本
死ぬことはこわくない。
2005/03/13 12:06
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る
講談社の「本」という雑誌をとっているが、その中に本書についての著者の話が載っていた。これは絶対に読むぞと思った。
著者が幼いとき、病弱の両親が行く末を案じて著者に仏教全集を買い与えたという件は、親とはなんと慈悲に満ちた存在なのかと感心した。生きるための知恵として、親の代わりとして仏教全集を贈るとは、ただただ、ジンときてしまった。
また、著者が知的障害をもつ「あざみ寮」の方々に「死ぬことはこわくない」という話をした内容も、感心してしまった。
私事ながら、父親が亡くなる前日、ベッドの側で父と話をしていた。
突然、「俺は明日死ぬ」と父が言い出し、それをたしなめたところ、「いや、明日には俺は死ぬ。そこにK(母の名前)が迎えに来ている」といって病室の入り口近くを指差した。十数年前に亡くなった母が迎えに来ているといって随分と驚いたものだったが父にはその姿が見えても、全く見えなかった。
「お前には見えないか」と淋しそうに父がつぶやいたのが印象的だった。せっかく、お前の母親が来ているのに、久しぶりに母親に会えるのに、お前の大好きな母親がそこに来ているのに、そう父は言いたかったようである。
お釈迦様が亡くなるときにはお釈迦様のお母さんが迎えに来たとのことである。著者の父親が亡くなるときもお迎えがあったとのこと。
死ぬときには必ず誰かが迎えに来てくれる。そう思うと淋しくはなくなるし、こわくもなくなる。人はいつも誰かに見守られているということか。
本書には修学旅行で行ったことのある奈良の東大寺が紹介されているが、大きな大仏があったという記憶しかない。その東大寺は天皇家の権力を誇示するためのものと信じていたが、聖武天皇が幼くして亡くした皇太子を弔うための寺とは、本書を読んで初めて知った次第。
更に、子どものためではなく、ノミやシラミまでをも弔うためのものとは驚きだった。さしずめ、トリビアか。
生きとし生けるもの全てを弔う寺であったとは、修学旅行で訪れるには年齢が若すぎたような気がする。今、東大寺を訪ねたなら、素直に手を合わせることができるだろう。
本書の冒頭、お釈迦様の話が出てくるが、この話を読んでいたらじわりと涙腺が緩んできた。いいかげん年齢を食ったなあと思いながら、何故、世界はキリストの生誕を祝うのに、お釈迦様の誕生を祝わないのだろうかと思った。
不公平と思うのはひがみだろうか。
紙の本
やさしい話
2015/10/31 23:08
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投稿者:ccm - この投稿者のレビュー一覧を見る
仏教について興味を惹かれ勉強を始めたものの、あまりに幅広く感じてどこから手をつけたら良いものかと考えていました。
偶然、NHK教育の仏教に関する番組で著者の西山先生を知りました。
やさしいお顔と、やさしい言葉でお釈迦様や聖武天皇、仏像や仏教について語られていました。
「はじめに」で西山先生は「きわめて個人的な仏教への思いをお話しするだけ」と述べられています。
その「きわめて個人的な仏教への思い」が、私のような仏教初心者にはありがたいです。
また、「縁起」についてとても興味深く感じました。
それでもすべての内容を理解できたとは言えません。
西山先生のお考えに触れたくなった際、何度も読みたいと思います。
紙の本
誰かに話したくなる
2021/09/20 22:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塵芥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
奈良や仏教の魅力がつまった本だと思う。大仏や仏像、お寺や僧侶に関するエピソードなど友達や家族に話したくなる内容です。この本を片手に奈良の観光をすれば、より深く仏教の理解が深まるでしょう。著者によれば 仏教のキーワードは縁起と慈悲だという。縁起は科学の因果律に似ていると思った。慈悲は生きとし生きるものを愛おしむ心だという。鑑真や叡尊、法然、最澄などお馴染みの僧侶が登場し、著者の思いを通して語られます。著者の仏教観が色濃く出た本だと思います。その意味で読者も本を通じて色々な仏教に対する思い、発見があるかもしれません。
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