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子猫探偵ニックとノラ The cat has nine mysterious tales みんなのレビュー
- ジャン・グレープ (ほか著), 木村 仁良 (編), 中井 京子 (ほか訳)
- 税込価格:649円(5pt)
- 出版社:光文社
- 発行年月:2004.12
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文庫
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紙の本
ネコ好きに捧げるミステリー第2弾
2005/09/06 08:50
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ネコ好きに捧げるミステリー」に次ぐ、光文社刊の猫ミステリー・アンソロジーの第2弾。収録作品は次の通り。
エド・ゴーマン「クリスマスの子猫」、ジャン・グレープ「ペーコス川西岸の無法地帯」、ジャネット・ドーソン「青い瞳」、ダグ・アリン「フランケン・キャット」、キャロリン・ウィート「賄賂」、ナンシー・スプリンガー「アメリカン・カール」、ジョン・L・ブリーン「猫ミステリー、犬ミステリー」、ジャン・グレープ「子猫探偵ニックとノラ」、ナンシー・ピカード「ドクター・カウチ、猫を救う」。
どうという事のない話が多いが、結構楽しく読めた。個性的な猫たちが生き生きと、愛らしく描かれていて、とてもほほえましい。私は犬好きで犬を飼っているが、猫も悪くないと思わせられる。嫌な気持ちになる話が全くないのも良い。猫のかわいらしさにほだされて、評価はやや甘めの星4個。
特におもしろかったのは、表題作の「子猫探偵ニックとノラ」。子猫たちの無邪気な行為が真相究明に結び付く過程がキュート。猫好きの警官の奮闘をユーモラスに描いた「賄賂」もほほえましい。「フランケン・キャット」はある意味最もインパクトのある話。主人公の獣医は好き嫌いの評価が難しいが、フランケン・キャット(事故で瀕死の重傷を負い、主人公に救われたツギハギ猫)が印象的。
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