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共感覚を持った少女ミアとネコのマンゴーのお話。共感覚とは、五感のうち二つ以上の感覚が同時に働いて起こる知覚現象。ミアの場合「a」は枯れかけたヒマワリの黄色。「2」は綿菓子みたいなピンク。チョークで引っかくと赤いジグザグが走るという具合に文字や数字に色がついている。最後は泣けましたが、あったかくて優しい物語です。
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文字が、音が、色つきで見える女の子、ミアのお話。
コレを読んだとき、正直ミアがうらやましくて仕方がなかった。
でも、同時に人と分かり合えない苦しみがあるのも感じ、それを分かり合える人とめぐり合えたときの喜びも感じました。
いい話です。読んでみて下さい♪
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中学生以下向けぐらいの物語。共感覚の本で猫本でもあるので買ってみた。13歳の少女の一人称なので、文章はかなり簡単。少女が自分の感覚の名前を知り少し成長していく季節の物語。タイトルが過去形でそのことが予想できてしまうのが難点かと。でも泣けましたが。
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かわいい というのがこの本を読みながら思った感想。見るもの全てに色があるってどんな感覚だろうとちょっと羨ましく思った。
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共感覚を取り扱った物語。
「自分の見えているものが他人も見えているか」ということを突きつけられた時の苦悩。
でも、いい話でした。
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共感覚をもつ主人公の少女と猫のマンゴーが繰り広げる感動の一冊★共感覚とは、音をきくと色が見えるというように、五感のうちの二つ以上の感覚が同時に働いて起こる知覚現象のことです。はかなくも色鮮やかな12ケ月の物語です。
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共感覚の女の子のお話。
共感覚って不思議。
でも数字に色があるっていうのは何となく分かる。
小さい頃は「2は赤くてツルツル」とか確かにあったもんなぁ。
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共感覚という初めて聞いた症状のある少女の話。
この感覚を「アタマ オカシイ」と言われた時から、少女は秘密にしていた。この症状を特別な能力と受け止めるか、障害と受け止めるかで、当人の人生は大きく変わる。
良き医師、良き仲間、家族の理解にめぐり会い、救われ、同じ症状を持つ子どもを救おうと、主人公が成長していく。
そう「特別な能力」なのだ。
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外国ファンタジーばかりを読んでいた当時の私には(これはノンファンタジーなので)珍しい本。
ただ昔から人体に興味があったのでそういう面でもかなり楽しめた。
ノンファンタジーとかきましたが、主人公の女の子は自分が受容した刺激に対して「色」の印象を持つことができる。
(2はピンク色、Aは赤、貴方の名前はオレンジ色、とか)
周りからはその能力が理解されません。
そんな悩みを持つ少女と、おじいちゃん、ねこ、同じ能力を持つ人たちとの出会い。
脳科学的に非常に関心の高いテーマです。
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※共感覚とは、音をきくと色が見えるというように、五感のうちの二つ以上の感覚が同時に働いて起こる知覚現象のこと。
また金原さんかよ! と思い手に取った(笑)
少女の瑞々しい成長物語。文章は今風の口語体。
共感覚をテーマにした作品を初めて読んだ(と言うか共感覚についてあまり知らなかった)ので、いろいろ勉強になった。
音や字に色が付いて見える。私はそういう感覚を想像で補って読むしかないけれど、そのせいか物語自体が色彩豊かに思えた。
とにかく主人公・ミアが生き生きしている。
共感覚を持っていることで「自分は普通じゃない」と悩んだり、自分だけの世界に浸ったり、友だちと喧嘩したり、宿題に手こずったり…、等身大の女の子で好感が持てた。
おじいちゃんの魂の一部を宿した(とミアの言う)、マンゴーも、何だかスピリチュアルで素敵。
ミアと彼女の弟・ザックのやりとりが好きだなあ。
金子みすゞじゃないけれど、「みんなちがって みんないい」みたいな気持ちになれた。
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感動する。おじいちゃんとの別れ、マンゴーとの別れ、共感覚についての変化。
いろいろ感じ、考えさせられる。
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音や数字や文字に色がついて見えるなど、五感のうちの二つ以上の感覚が同時に働いて起きる知覚現象を共感覚といいます。大好きな猫のマンゴーの鳴き声も少し前まで居た場所も、マンゴーの果実の色そっくりに見える。主人公ミアは、みんなとは違うこの感覚に苦しんだり、時に楽しんだりしていた。自分以外にも共感覚をもつ人たちがいることを知ったミアは・・・。