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Say hello! あのこによろしく。 みんなのレビュー
- イワサキ ユキオ (著)
- 税込価格:1,865円(16pt)
- 出版社:東京糸井重里事務所
- 発行年月:2004.12
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紙の本
出版社コメント
2004/12/15 18:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東京糸井重里事務所 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『Say Hello! あのこによろしく。』は糸井重里が主宰するWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて2004年2月より連載され9月の最終回には、これまでにないアクセス数を記録した人気コンテンツです。
ジャック・ラッセル・テリアの母犬ルーシーが3びきの仔犬を出産し、育て、仔犬たちが巣立っていくまでの、わずか数か月間。
約1万枚撮影された写真をもとに紙しばいのような形式で編集した、短い短いものがたりです。
連載期間中の読者の反響も、これまでにないほど熱く、
仔犬たちが日々成長していく姿にどこか励まされたり、
ルーシーの母としての愛情にご自身のご両親のことを思い出したり、
これから生まれる我が子に思いをはせたり、
恋人やともだちを、もっと大切にしようと思ったり、
みなさまそれぞれに、いろんな思いを感じてくださっていました。
本書は「ほぼ日」での連載を軸に、ていねいに、単行本のために再構成したもの。
オールカラーの384ページに未公開画像や単行本ならではの企画を盛り込み、「連載を、穴があくほどみつめました」という方にも満足していただける内容になっています。
「かわいいだけの犬の写真集」ではない、この本のほんとうのよさを、手に取ったみなさまに、きっと感じていただけると思います。
どうぞ、最初の一回は、必ず1ページ目から順に、ゆっくり読んでいってください。
紙の本
糸井重里さんいわく 「生きるって、わるくないね」と、ついつい思ってしまう本!
2010/06/28 15:15
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここのところ、朝のテレビ番組は午前7時まではNHK教育になっている。
お目当ての番組は「0655」。
午前6時55分からわずか5分番組なのですが、
これがとても魅力的なのです。
プロデュースがNHK教育「ピタゴラスイッチ」を手がけるの佐藤雅彦さんと聞けば、その面白さもおのずとおわかりの方も多いでしょう。
わが家の朝は、すっかり0655です。
5分間には「日めくりアニメ」「おはようソング」などの楽しいコーナーがたくさん!特に楽しみなのは猫と犬の写真投稿コーナーで、もうこれが可愛いのなんの!朝からテレビの前で、デレデレになっております。(^-^)
「Say Hello! あのこによろしく!」は、ルーシーママから産まれたかわいい子犬たちの成長記録写真集。
こちらもページをめくるたびにデレデレ。
産まれたての子犬のなんとかわいいこと!
徐々に大きくなっていき、やんちゃになっていき…。
無防備なお昼寝姿なんて、もうサイコーですね。
ネット「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載されたものが、一冊にまとめられたこの本。冒頭に紹介してあった糸井重里さんの言葉がとてもすてきでした。
ちょっとご紹介しますね。
『この本は、出会いと別れの本です。
この本は、おかあさんの本です。
この本は、赤ちゃんの本です。
この本は、家族の本です、ともだちの本です。
遊びの本です。眠りの本です。
生と死の本です。笑いの本です。愛の本です。
なにかいやなことがあって、
苦虫をかみつぶしたような顔をしていた人でも、
この本のページをめくっているうちに、
「生きるって、わるくないね」と、
ついつい思ってしまう本です。
そういう魔法がこめられた本なのです。
「そんなこと、うそだ」と思ってくれても、けっこう。
魔法はうそじゃなかった、と、
きっとわかってもらえると信じているからです。
いいな、と思ったら、
ともだちにもおすそわけしてあげてください。
「生きるって、わるくないね」は、
きっと、うつります。』
ほんとうにそう!
ページをめくりながら、なんだか心が温かくなり、ほのぼの嬉しくなってくる。
一人でページをめくるのも楽しいけど、やはり誰かと一緒にと…そんな一冊、でした。
紙の本
家族でいられる、ありがたさ。家族といられる、ありがたさ。
2009/10/10 02:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほぼ日ブックス刊の、フォト・エッセイ『Say Hello!あのこによろしく』を読みました。
著者であるイワサキユキオさんの家の愛犬、ジャック・ラッセル・テリアのルーシーの元に、
産まれてきた、ニコ、サンコ、ヨンコの3姉妹。
産まれ立てで、まだ眼が開かない時から3匹は何時だって一緒です。
力を合わせて、ルーシー母さんのオッパイに夢中で吸い付いて行く時のチームワークの良さ、
生命力の原点の様な物があるなぁ、と感動を覚えました。
何しろ、著者の手掛けた写真が、3匹の成長する一瞬、一瞬に愛情込めて撮影されているので、
読んでる、こちら側にも、家族や親戚との様々な思い出の場面にまで、
記憶を呼び覚ませてくれる、それが、中々悪くない心持ちなんですよね!。
そんな3姉妹も、やがて目が開き、爪や歯が生え3者3様個性が芽生えます。
ニコは、姉妹一、やんちゃで甘えん坊。サンコは、姉妹のリーダー役、明るくて優しくて、
少しさみしがりや。末っ子ヨンコは、おっとり屋さんで、普段は物静か。
でも、いざとなると、お姉ちゃん達に果敢に食い付いて行く、芯の強い娘。
日々、愛を浴びてスクスクと育ち、生後1ヶ月が過ぎ、生後2ヶ月目を迎え、
揃って寝ていた小さなベッドでは、もう意味を為さない位に3姉妹が成長した時、
家族に旅立ちと別れの季節が訪れます。このラスト辺りの写真と言葉には、真に、
イワサキさんと犬たちとの家族の絆が感じられ、じーんとするのと同時に、
何時も当たり前の様に感じていた『ペットと一緒に暮らせる』時間を、
もっと大切にして行きたい!!と思いました。家族にとって大切な事にも触れてある、
読み心地の良い本なので、ぜひ一度、その質感に触れられてみてくださいね!
紙の本
「かわいい仔犬の写真集」だけじゃないんです。大切なことを教えてくれる、思い出させてくれる。誰かに贈りたくなる本
2005/01/16 02:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャック・ラッセル・テリアのルーシーと3匹の仔犬、ニコ、サンコ、ヨンコの写真集。CDサイズのこの本は、ずっしりと重みがあります。
それもそのはず、384ページにわたる中身はオールカラーで画像は419点もあるんです。
『うまれて、ありがとう。』帯の文にも惹きつけられます。
『いいことがあった日、ろくでもなかった日、
なんでもない日、どのページでも開いてください。
なんだかとてもうれしくなります。
そういう魔法のこめられた本なんです。
糸井重里』
手に取るだけで期待が高まります。
カバーにはちょっとした仕掛けがあります。
このかわいらしいアイディア、おもわず笑っちゃう。
いいよ、これ。
ルーシーの出産。うまれてきたこどもたち。
かわいい…
見ているうちに頬がゆるんで、気がついたら満面の笑みに。
いのちってすごい。素晴らしい。なんて輝いているんだろう…
仔犬たちはどんどん成長していきます。
それぞれ特徴も出てきます。
おかあさんにぴったりくっついて甘えたり、兄弟でけんかをしたり、じゃれあったり。
なんだか我が家の子ども、3兄弟の姿に重なります。
それと同時に、自分の子ども時代のことも思い出します。
いつも、こんなふうに親や兄弟と過ごしていたんだな…
わたしは『ほぼ日』での連載を見ていなかったので、著者のイワサキユキオさんはてっきりプロのカメラマンだと思いました。
それほど素晴らしい写真なんです。
短く添えられたことばは、愛情にあふれています。
一定の距離をおいて見守っている、あたたかい視線を感じます。
やがて来る別れのとき。
『なんでもない時間が
いちばんたいせつなんだと思いました。
あたりまえにある日常が
とてもしあわせなんだと思いました。
いつもいっしょにいられるだけで、
とてもぜいたくなことなんだと思いました。』
このことばが沁みました。
まさにその通り。
怒涛の?育児真っ最中ですが、やがて子どもたちは巣立っていく。
「いまがいちばんいい時ね」なんてよく年配の方に言われます。
ほんとうにそうなのでしょう。
ただの「かわいい仔犬の写真集」ではありません。
とても大切なことを教えてくれる、思い起こさせてくれる本。
誰かに贈りたくなる本。
ぜひ見て、感じて、味わってください。
【月乃春水 ツキノ・ハルミ 本のことあれこれ】
紙の本
■“犬派”じゃなくても。
2004/12/22 00:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:秋月真夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■“犬派でも猫派でもないけれど、仔犬や仔猫を見ればかわいいと思う”ぐらいの私なので、サイトに掲載された分を見るだけで十分(それも、全部は見ていないのだけど)。もしどこかの書店で見かけたら、手に取ってみようかな…と思うくらいだったのですが、bk1に入荷されて、その『内容紹介』を読んでしまったら、買わないわけにはいかなくなりました。何故って、気になっていた『1』がわかったから。そのことに触れているだろうくだりを読むために、本を買いました。
『犬の本じゃないのかも』。いやいや、犬の本ですよ。かわいい仔犬たちとそのお母さんの、日常とお別れの本。どうして何人もの方が、自分たちに置き換えてみているのだろう? とても不思議だったのですが、読後「『姉妹』もうらやましいなぁ」と思った辺り…ただの犬の本ではないようです。
その存在をどう見るか、で、まったく違うふうに表されるものですが、あのこたちはかわいくて、あのこはいとおしいと感じます。