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明治になり、西洋の文化が流入していく中で、家の間取りも大きく変化していく。
その変化を家単位で見ていくのではなく、部屋単位で見ていくので、分かりやすかった。
間取りについても、今や当たり前の用に使われているDKやLDKのできた経緯を知ることができ、読みやすい本だと感じる。
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また、後輩の本を読んだ。
自分がハウスメーカーに興味がないため、読むのがきつい。
しかも、「戸建住宅万歳!」を著者が強く主張するので、
全然楽しくない。
ハウスメーカーを受けたい人は業界研究に使える。
それ以外は、よろしくない。
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この本で、よかったのは「おもてなし」の大切さ。
以下、引用
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文化人類学者であるレヴィ・ストロースが、
人間と他の動物との違いの一つに、
”自らの住まいに他人を導き入れるという行為がある”と述べていたという。
一般に、自分の住まいに他人を導き入れることを接客行為と呼ぶ。
(中略)
接客という行為をよく考えれば、単に人と招き入れるだけではなく、
そこには”もてなす”という重要な行為が付随する。
そのもてなす行為は、食事だったり、楽しい会話であったり、
あるいは、音楽や劇などといったこと、
室内のしつらえや庭の整備といったことも含まれることになる。
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納得。
「おもてなし」って大事。
人が家に来てくれるのは、様々な判断のうえでの選択。
その行為を”もてなす”で支えたい。
人が来る時は掃除をして、相手を迎える。
人の家に入る時は、靴を脱いで、神聖な場所に踏み入れることを意識する。
だれでもできる、当たり前のこと。
それ、やっていきたい。
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住宅の歴史を知ることで、自身の住宅を見直すきっかけにはなると思う。住宅と生活環境は切っても切らない関係なので、より良い生活環境を作るためには住宅を見直すのが一つの考えだとは思う。