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大人のための絵本作家、っていうのをこれでよく実感した。実際に起きた殺人事件を書いたもの。「おぞましい」ほどぴったりな言葉はないと思う。「絵本の中で子供を殺す」っていうとんでもないことは、ゴーリーには慣れてるはずのことだけど、この本では他と違うんだろうな。このとんでもないことが読む人に伝えるものって、なんだか、あると思う。読んだ人にしかたぶん解らないけど。
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実際にあった話らしいです。
絵本の中で何度も子供を殺してきた彼が、その事件に興味を持っていろいろ調べたんだとか。
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実際の話を元にしたゴーリー本。ずっと前から欲しくて、本屋を辞めるときに記念に買いました。話は定番だけど、そのさっぱり感が好き。
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ムーアズ殺人事件という実際の殺人事件を基にして書かれた話
当時は返品が相次いだという逸話も頷けるくらい、淡々とただ殺人夫婦の一生が描かれている本です
事件を知ったゴーリーが、描かずにはいられなかったということですが、これを描くことで何を表現しようとしていたのだろうか
色々考えてしまう作品だと思います
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これは珍しく肉感が少しある。
ゴーリーがどうしても書かないといけないと思って書いた唯一の絵本らしい。
実際にあった事件がもとになっています。
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イギリスで実際に起きた子供殺しの夫婦の殺人事件を、基に絵本化したものだそうです。
これが、ゴーリーの絵本の中で唯一のホラーだ、と。
二人の救いのない一生を描いた作品。
不幸を背負って生まれ、成長し、結婚、殺人、別れ、死ぬ。
ゴーリーの表現力に脱帽。
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実際にあった事件をもとにしたらしい。確かにいたなー、こんな人たち。
男も女も普通の生活をできるぐらいのギリギリなダメ人間なところがリアル。
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実在する人物をモデルに描かれているのですが…
現実の方がもうちょっとおぞましいかも(笑)
絵本は薄ら寒い感じに怖かった。
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本。
なんじゃこりゃ!
題名にもなっているけど、おぞましい〜。
こんな絵本があったんですネ。
でも子供は読まない方がいいんでないの?
独特な絵と淋しい感じというか、冷たい感じというか
それでいて何故か引き込まれてしまった自分がいるのは
何故でしょうか。
読み終わった後に爽快感はなく心は晴れませんが
だがしかし、この作者の他の作品が気になってしまうのは
エドワード・ゴーリーの魅力なのでしょうね、
と思わせる作品でした。
エドワード・ゴーリーはすごい絵本作家だと思うけど、
落ち込んでいる時や、ブルーな時は読まない方がいいかも。
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なんのために出版したのか分からない書籍だった。
内容はタイトル通りおぞましかった。
正直インクと紙の無駄である。
大人のための絵本って…なんのこっちゃ。
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事実を淡々と語られる事のおぞましさ。
感情の行き場がない、というより感情が沸き起こって来る感覚もない。
まさに「おぞましい」、本当にイヤになる話。
ここまでどうしようもない本もあるか…
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ふと手にした絵本に描かれていたのは、救いようのない世界の、うつろな男女の日常だった。
まるで、余白を埋め尽くすかのようなエッチングの傷が、圧迫感と猥雑さを醸し出しているよう。
深く深く人間の心理をえぐることで、作者は何をうったえようとしているのかな。
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「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら語るゴーリーが、実話を元に描いた1冊。批判を受けることは覚悟の上、それでも描かずにはいられなかった、ということなのでしょう。。。
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ハロルドは内的、モナは外的環境によってこういう人格形成に至ったんですよね。それに二人が自身を異常を認識していたかは描かれていない。行為の理由が怨恨か愛情かも。その辺りは考えさせられますね。
反面教師的絵本でもありますか。反面でありながらも、自分も同類なのではないかという気もする。
力作ですね。
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緻密な線画の絵本です。
でも、ただものではない絵本です。
内容はまさにおぞましいもの。
悲しい事件を加害者側にも被害者側にも立たず、淡々と起こった出来事を書いていく。
これは読む者を考えさせる本でしょう。
私は加害者の生い立ちに胸が痛みました。