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今回は短編集ですね。
あとがきでも語られているとおり、副題をつけるなら『バラエティギフト2』ってのがぴったりですね。
大きな展開はないけどしみじみと読める作品ですね。
ま、僕は最後の最後で『ダマサレター』と叫びそうになりましたが(笑)。
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コバルト掲載の短編集その2
書き下ろしの部分以外は全部既読済だったりしますが、この方の文章は読みやすいのでさくさく読めますね。二度読みしても大丈夫です。
書き下ろしの分は、幕間劇となるイン ライブラリーがつなぎの割には面白かったかな?
瞳子ちゃんの話(ジョアナ)は逆に短すぎて中途半端な感じがしたなぁ…
個人的には図書館の本のオチがお気に入りなので一読する事をおすすめします。
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短編集です。この人の話は、ある出来事を数人の登場人物からの視点で書いているので、「このときあの子はこう思っていたのかぁ」と納得出来
ます。面白いです。
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タイトル通り、図書館に関する話が短編で6話さしこまれています。今までの話で出てきた一場面一場面が取り上げられているので、全巻読まれている方なら「ああ、こうだったのかあ」と面白く読めると思います☆
また本文中に「本って魔物ね」というような記述があるのですが、本当にそうだと思いました。だってずっとこのシリーズを拒み続けていた私がすっかりハマってしまったのですから(笑)
タイトルや知り合いからの又聞きだけで食わず嫌いならぬ、読まず嫌いになっているアナタ。きっとハマります、とは言いませんが、休憩中などに読むには手頃な一冊とお薦めします☆^^
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シリーズの中でも一番通勤中の携帯率が高い巻です。ロサ・カニーナ蟹名静様のお話、瞳子ちゃんのお話、桜組伝説、どれも好きなお話ばかりですが、一番好きなのは、「チョコレートコート」。『レイニー・ブルー』の時に三奈子様が裕巳に話してくれた“二股話”の物語なのですが、多分、女の子同士でしか有り得ないであろう、切ない話です。姉妹という制度やここまでの強い気持ちがなくても、いつかどこかで似たような感情や感覚を味わった女性は結構多いのではないでしょうか。これを懐かしく思い出したり、想ったりすることが出来るのは、寧ろ大人の女だけの楽しみ方なのかも。
大好きな先輩が自分以外の子を可愛がっているのを見て感じる寂しさは、彼氏が自分以外の誰かを可愛がっているのを見て感じる感情とはまた違ったものだし、もう今は、そんなことを思う場所もないから。
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祐巳の思考リズムに付いていけなかった…。あんまり山百合会の面々が騒がなかったせいもあるのかな?
それにしても叙情トリックみたいな仕掛けがうまいねーこの作品は。私が単純だから引っ掛かるだけかもしれないけどねー。
桜組伝説の、怪談じみた話…イイ。そういうの大好き
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図書館に行ったはずの祥子様が行方不明に!!というところから、図書館(本)に関する短編がいくつか。
個人的にさーこ様のお話が好きでした。色の違う枕草子・・・意味深ですな。
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小話集。佐藤聖に振り向いてもらえなかった静、姉に二股をかけられていたという友人同士、紅薔薇に憧れる下級生。せつないが多い。
07/05/13くらい
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今一番ハマり中。とりあえず一番好きな表紙のやつを…
私立リリアン女学院。そこは乙女たちの園ーーー
カトリック系お嬢様学校を舞台に、学園独自の”姉妹(スール)制度”という美しくも儚い世界で少女たちが泣いたり笑ったり。
禁断の…なんて表現はあまり似合いません。
少女たちは毎日をマリア様とともに屈託なく、明るく、悩んだり立ち止まったりしながらも懸命に前進しています。
女の子たちのかわいらしく美しい日々を堪能したい方、ぜひどうぞ。
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・前回の番外編集に比べてキャラクターの魅力や魅力的なストーリーが引き出されていた。一つのストーリーの中に短編が並んでいる構造は図書館という統一性があってうまく機能していた。ミステリーだね。
・各短編もリリアンの少女を主人公にした良作ぞろいだった。
・特に、「桜組伝説」のあの軽やかな書体で書かれた挿話は、まるで桜吹雪の中にいるみたいで、すごくきれいだった。
・ロサ・カニーナは長髪のほうがいいと思う(断然)。
・しまのり……本棚の側面で寄り添うように一冊の本を読むしまのり姉妹もとい白薔薇姉妹。甘い……。
・祐巳は祥子さまの一言にそれほどショックを受けていないようだけど……。
・「図書館の本」赤薔薇姉妹は母親の代からの縁ということにぷち感動。
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「図書館へ行ってきます」祐巳がうたた寝から目を覚ましたときは、メモを残して紅薔薇さまはいなかった。 瞳子と待っていたが薔薇の館へも帰ってこない。祐巳は館を出て祥子さまを探す・・・というのが本筋。 間に図書館(本)にまつわる4短編入り。・静さま(ロサ・カニーナ)のクリスマス・美奈子さまの友人で姉妹関係で二股をかけられていた浅香、真純とお姉さまの寧子の物語・学園祭を前にした瞳子・2年生だけにある桜組にまつわる伝説
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授業始めに読んで、没収されたという私にとっては曰く付きの本(笑)
始めの「静かなる夜のまぼろし」はさらりと読め、
「ジョアナ」と「桜組伝説」はマンネリだった。
特に「桜組伝説」は期待度が高かった故に劇中小説がしつこく感じて飛ばそうかと思ったぐらいだ。
しかし、最後の「図書館の本」は本当に良かった。
どんでん返しには感動した。
運命というものを信じてしまいたくなる物語。
また、間間の「インライブラリー」も良い。
話自体も面白いし、1つ1つの話が全くの別物だけにいい休憩になる。
そして、最後のどんでん返し(笑)
つくづく、『マリア様がみてる』という物語は美しいどんでん返しをするな、と思った。
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し、しかし……
何故二年生だけ「桜組」があって、「李組」が無いんだ?
結局解決していない。
そして、最後
祐巳が祥子さまを起こしたのに、夢の中では反対だってって言うのが面白かったw
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第19巻。短編集。
蟹名静の聖への切ない思いの短編や、姉に二股された妹の話。表紙の色合いがお気に入りの一冊。
『チョコレートコート』が印象的。
寧子には電車で出会う、気になる子がいた。浅香を妹に選んだ寧子は、その後で本当に自分が気になっていた子は真純だったと気づく。寧子と真純は、浅香に悪いとは思いながらも魅かれあっていく。
3人のそれぞれの隠した思いがほろ苦い話でした。
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「図書館」をキーワードにした短編集
叙述トリックにやられたぜぇ
それはそうと、桜組の謎はこの先明らかになる機会はあるのか?