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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物事の始まりや言い回しの起源を探る糧となる辞典。言葉とは面白いものだと理解できる。語彙も増えることにつながる。
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翻訳中、言葉の背景を知るために使っています。語源辞典はいろいろありますが、6,000語を収録していうということで、かなりの言葉をカバーします。意外な発見があったりして読み物としても楽しいです。
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万葉集のころから遡って、色々な言葉の語源を調べることができます。
が。
・・・えーっとこの日本語はいつ使いますか?っていう古典の言葉も相当含まれていまして、現役学生さんとかその道のかたとか向けのようです。
辞典としては素晴らしいのでしょうが、知りたがり、の欲求を満たしてくれなかったので(ワガママ)この評価で。
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いくつかはさまれている「テーマで探ることばの由来」という1頁コラムのうち、「神話・伝承」と「民俗語」を担当しました。「神話・伝承」では、ヲロチの正体、チの根源性、ホトとマラ、「民俗語」では、神風の伊勢、風と地名と三郎、境界にかかわる場所、について、それぞれいくつかの単語を取り上げて、論じました。あらためて読み返してみたら、ホトは通説の「処(と)」ではなく「門(と)=戸」だとか言っていたりして、けっこう面白かったです。(三浦佑之)
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幅広い分野のことばを収録。数多くの資料の語源説を網羅。事物起源やカタカナ語を扱った200のコラム「ことばのしおり」と、テーマ別の特集記事「テーマで探ることばの由来」(32編)との2種類のコラムを用意。本辞典で取り上げられた諸説のすべての出典について、著者名、成立年代、内容などを解説。