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レイモンドの世界観がすごく好き。この中に入ってる「ささやかだけど、役にたつこと」という短編が特に好きだな。
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過去に出された「ぼくが電話をかけている場所」などと収録作品がいくつか重なっているが、部分的に訳しなおされている。カーヴァー入門には最適。
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カーヴァーの本はすごくやっかいだ。それは、彼の本が私の一時期の暮らしを、まざまざと思い出させてしまうから。それはもちろんすごく個人的なことで、カーヴァーの責任ではないけれど。
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カーバーの選りすぐりの作品が収められている一冊。時々、時間があると思わず手にとりたくなる短編集。お勧め!!
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救い・オチのない話もあるし、よくわからない話もあるが、心にジンワリしみる話が入っている。全話面白いとは言わないが、村上氏が各話に前書き的に書いておられる解説でも述べられているが、「巧い」と思う話が少なくない。お勧めの短編集。
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レイモンド・カーヴァーの目線が大好きです。本との出会いで一番嬉しかったのがこの一冊。「ささやかだけれど・・」は最高です。
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短編集。
不思議感覚の小説たち。「うん?」という感覚で終わる小説が多いですが、読後感はとても好い。個人的には「大聖堂」「ささやかだけれど、役にたつこと」が好きです。人間の生と死の間にある一瞬がとても鮮烈。それは人間同士の繋がりの中に求められる一瞬でもあるのですが、それはとても微かでとても濃厚。
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「大聖堂」が圧倒的。「言葉では表せない」という表現は使いたくなかったけど、今の僕にはそれしかいえない。短編でこれだけ深いものを今までに読んだことがなかった。読めば読むほど深みが増してくると思う。
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面白い、というよりは自分にしっくりきた。という感じ。するっと入ってきたのでびっくりした。センス良く、読み易い。短編集。「ささやかだけれど、役に立つこと」が一番好き。
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どの短編もなんとなく心にじんわり残る秀作だけれども、中でも「ささやかだけれど、役にたつこと」("A Small, Good Thing")が一番ぐっときた。カーヴァーの短編はちょっと悲しくてちょっとおかしくて、とてもアメリカの匂いがする。 (2004 Sep)
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前読んだ時は「ダンスしないか?」が好きだった。8年ぶり(?)くらいに読んだら、「ささやかだけど 役に立つこと」が心に残った。名作。
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収録の『ささやかだけれど,役に立つこと』。悲しい話ではあるけれど,「何かを食べるって,いいことなんです」という言葉に救われる気分。シナモン・ロールと暖かいコーヒーが登場人物の絡み合った感情の糸をゆるやかにほどく。
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その名の通り傑作選!
大聖堂や足下に流れる黒い川などの名作ももちろん収められています。
個人的には1話目の「でぶ」に鳥肌が立ちました。
読むだけでは分からない部分が多い一冊です・
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序文に「レイモンド・カーヴァーはすべての人にとって重要なことについて書いている」とある。
まったくその通りだと思う。
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村上春樹が選び、訳した短編集。
日常における些細な出来事や、不幸な事件を取り扱った作品が多く、そこにある極めてありふれた感情、人々の行き交う感情が、とてもしっくりくる雰囲気で描かれている。
表現なんかを使わず、文章だけでその場に漂う不穏な空気、またそれが暖かく切り替わるところなどを自然に表している。
人の感情をとてもよく感じ取れるんだなあって思う。