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秘密のない世界 ユビキタス時代のビジネス、犯罪、プライバシー みんなのレビュー
- リチャード・ハンター (著), ネクサスインターコム有限会社 (訳)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:ネクサスインターコム
- 発行年月:2005.2
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紙の本
日経コンピュータ書評
2005/03/30 16:18
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投稿者:日経コンピュータ - この投稿者のレビュー一覧を見る
米ガートナーの副社長で、セキュリティ分野を長く調査・研究してきた著者が、技術進歩に伴うプライバシ侵害、不正侵入、テロリズムなどのリスクを考察した。監視社会の到来に警笛を鳴らす。
フロリダ州タンパ警察や、コネティカット州のレンタカー会社などの事例が紹介されている。本書によると、タンパ警察は36台の街頭カメラで撮影した映像と、犯罪者の顔写真データベースをリアルタイムで照合するシステムを導入した。レンタカー会社は事故発生率を下げるため、GPS(全地球測位システム)で利用者のスピード違反を監視するに至っている。
著者は、今後10年間で、カメラや無線通信機能を備える組み込み型コンピュータと、パターン認識やデータ・マイニングの技術が普及すると予測。それにより、市民の行動のほとんどを「見て、聞いて、理解できる」環境が生まれると危惧する。ネットワークが情報の移動/収集/分析を容易にするとの指摘は、情報漏洩事件が多発する日本でも他人事ではない。
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