紙の本
ジーヴスもの第1弾
2018/05/04 21:52
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは執筆年代からいうと最初のものではない。しかしジーヴスとバーティ・ウースターものの翻訳がいちおう完結したシリーズ14巻の最初に出た巻である。バーティ・ウースターは有閑の青年で叔父の援助を受けて暮らしている。そのお付き執事がジーヴスでこの2人は時に諍いも交えて最高の名コンビを成す。この巻ではそのコンビがバーティの親友ビンゴ・リトルの縁談の世話をする連作短篇という形式。イギリス上流階級の滑稽で呑気で優雅な生活を垣間見せるし、実際ジーヴスとバーティのやりとりはかなり笑える。このシリーズが全部読めるなんで幸せだ。
紙の本
友人ビンゴが
2016/03/13 18:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
バーティーをたっぷりスープに浸からせます。
金の心の持ち主のバーティー青年がかわいそうです。
アガサ伯母が痛い目を見る回もあり、ちょっと嬉しいw
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「このミス」の「バカミス」コーナーで紹介されていた作家さんです。イギリスでは有名なユーモア作家だそう。なんといっても主人のバーディと執事のジーヴスのやり取りが楽しい!元々主人と執事の会話というのは仰々しくてユーモラスなものですが、頭がいいだけでなく絶対に負けないジーヴスの強かさに大笑いします。正に比類なきジーヴス。こんな執事は他にいません。頃は帝国主義の華やかなる英国。この時代は個人的に好みなんです。会話が丁寧でおしゃれで、だけど言いたいことははっきり相手に伝えてる。こういう気のきいた受け答えが出来るようになりたいですね。特にジーヴスの自分の意見も言いながら相手の意見にはっきり反対はしない相槌のうち方、勉強になります。まさか「さようでございます」とか「その通りと存じます」はいえないけれど。
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貴族の坊ちゃんバーティーとその有能な執事であるジーヴスのやり取りがたまらない。程良い毒舌とユーモアが心地良い。
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阿呆な坊ちゃんと、機転の利く執事(ちょっと利きすぎな感もある)の日常。ジーヴス、あんた一体何者だ・・・!
これ、イギリスではドラマ化してるそうですね・・・日本でも放送してくれないかなあ。
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英米では知識人にファンが多いという噂のジーヴス本、ついに本邦でも刊行というわけで、読んでみました。
ジーヴスというのは執事の名前で、これが何でも解決する完璧なスーパー執事。
常に丁重で礼儀正しく、控えめでありながら〜やる時ゃやる!?
バーティという主人の方の視点から語られます。
バーティはお気楽な独身の紳士で、いたって気は良いが特に能はなく、なぜか巻き込まれ体質。
友達の恋愛沙汰に振り回されたり、難題を押しつけてくる叔母をごまかすのにあたふたとしているのです。
名コンビの二人ですが、たまに微妙な意地の張り合いが起きるのは、ジーヴスの良識には耐え難い流行の服や小物をバーティが着たがる時…
些細な事に火花を散らすところもユーモラスで楽しいです。
それと、余りにも有能なジーヴスばかりを皆が高く評価して頼ってきて、バーティがないがしろにされていると感じる時でしょうか。
ジーヴスを必要としているバーティをジーヴスは内心可愛がっているというか、ある意味高く評価しているんじゃないでしょうかね?
ウッドハウスは1902年から作家活動を始めた大変多作なユーモア小説家。
75年にサーの称号を受けて亡くなったということです。
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ジーヴスシリーズ第一弾。どんなに辛いときでも、これを読むと笑わずにはいられない。友人のように大切にしたくなる本。
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連続短編?えっと、あいかわらずのオバカっぷりです。バーディも賢いはずなのになぁ。素敵執事のジーブスの、腹黒ぶりもかいま見られます。ただし賭けの話なんかが冗長な気がして、少し飽きてしまった。
バーディの従兄弟のユースタスとクロードの可愛らしくてスキっ☆
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国書刊行会からぞくぞくと出版されているウッドハウス・コレクションは、当初 3 冊だけの予定だったものが、好評のため現在も続刊に続刊を重ねている。文藝春秋社から刊行されているものと違い、こちらはジーヴス&バーティーものばかり。このシリーズの抱腹絶倒っぷりについては他のレヴューに詳しいであろうから、ここではウッドハウスの魅力を記す。ウッドハウスのユーモアのすばらしさは、それが小説でしか味わえないところにある。あのくどくどと鹿爪らしいくせに流麗で知的でウィットに飛んだ文体こそ、ウッドハウス小説の最大の魅力であろう(ジーヴスものは英国でドラマ化されているが、ドラマでこの面白さが伝えられるとはとても思えない)。訳者もその点を非常に重視して、見事な訳文になっている。こいつを少しでも読んで、ところ構わぬ笑いの渦へと叩き込まれることを逃れる人間がいたなら、そいつは人間というより血も涙も通っていない土くれの塊であるとぼくは確信するところのものだ(バーティー風に)。
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有能執事と若主人、それを取り巻くおばかな人々のコメディー連作。ジーヴスが毎度毎度事件を解決するのだが、ちゃっかり利益を得ている執事に対して、いつもとばっちりを食う若主人・バーティが可哀相で可笑しい。同じ展開を毎回するのだけれど、それもまたお約束の楽しさだと感じられる。
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ココアと仔牛とハムの冷製パイ,フルーツケーキとマカロン,熱いステーキ・プディングとレモネード。結構おいしそうなんだけど,イギリス貴族の伊達男バーディーからすると胸が悪くなるとのこと。このバーディーと執事のジーヴス,イギリスでは有名な名コンビだそうだ。
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ちょっと足りないご主人バーディーとその執事ジーヴス。
いつもトラブルを自分で解決出来ないバーディーにジーヴスがソツが無く解決していく。
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5日初見。
・短編集を読んでいるような感じ。一作ずつ歯切れが良い。
・なんだろうね、どうしてこう、執事っていうのは萌(自粛)
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アホ主人と聡明で腹黒い執事の話。それゆけジーヴスとでかしたジーヴスまで完読。お笑い系です。懲りない主人・バーティが本当に情けなくてジーヴスが腹黒くて笑えます。
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半分ぐらいしか読んでない。最近恋愛要素がないとあまり面白くない。まぁ普通に面白かった。ジーウスの視点というかジーウスをもっと書いて欲しい。