紙の本
損はしません。絶対読んでみてください!夢中になって楽しめるエンタメ小説です。
2005/03/30 05:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ガクト - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京ディズニーランドの新人キャストが、夢を抱いて働きはじめたのはいいものの、現実に直面し、うろたえながらも成長していく…その初日から3日間を描いた小説です。全編、あの謎に包まれたテーマパークのバックステージが舞台。読みやすく、登場人物も魅力的で一気にハマってしまいます。ハリー・ポッターの逆パターンといった人がいましたが、まさにそのとおり。ハリーは現実から魔法の世界へと旅立ちますが、この小説は夢と魔法の王国から、現実の裏舞台へとさまよいこんだ主人公の物語なんです。
著者はバックステージを取材したうえで、読者の夢を壊さないよう適度なアレンジを施して物語を書いているようです。後半の事件、あの超有名キャラクターの中の人までが出てきてTDLは大変なことに! 笑って泣いて、最後は気分すっきり爽快感を味わえるエンターティメント小説の見本のような作品です。ほんとに面白かった! ディズニー好きにもそうでない人にも、絶対読んでほしい一冊です。超オススメ!
投稿元:
レビューを見る
夢と魔法は人の手で作られている。でもミッキーの中に人は入っていない。日本最大のテーマパークに潜む最大の矛盾を用い、爽快に仕上げる荒業はお見事!
投稿元:
レビューを見る
現実って。舞台の裏側って。本当にあるんだね。あーぁ。ディズニー行きたくなった(笑)たぶん逆の人もいる。ただ主人公はキャラ濃すぎやしませんか??
投稿元:
レビューを見る
舞台は天下の東京ディズニーランド。派遣社員として採用された後藤が張り切って出社して配属されたのはビソウ部。これは美装で着ぐるみを、しかも下っ端のキャラクターの、着せて管理する部署。
華やかな表舞台との落差にがっかりする後藤だが、主役のミッキーマウスの衣装が紛失するという事件がおきる。ミッキーの中身は、小柄で目つきの鋭い嫌な奴だったが、一旦ミッキーとなると、まさに本物のミッキーとなる。
投稿元:
レビューを見る
ディズニーランドで働く青年の青春物語。思いっきりフィクションです。ミステリー仕立てで結構楽しく読めます。
投稿元:
レビューを見る
千里眼シリーズで有名な松岡圭祐さんの作品。どこか「踊る大捜査線」を感じさせるストーリー展開。しかし、ラストはディズニー作品を感じさせる。僕は読後ディズニーランド久しぶりに行きたくなりました。
投稿元:
レビューを見る
面白い。エンターテイメントってやつです。でも、面白いってだけともいえる。簡単で良し。わかりやすいありがちのストーリー展開。でも、面白いですよ。わかりやすいけど。加えて、どうしても踊る大走査線を思い出させる。
んー。でも、ま、面白い。エンターテイメントです。
投稿元:
レビューを見る
TDRの裏側でバイトを始めた3日間のお話。正社員とバイトとの違いだとか表の華やかさの反面裏側は大変だとかそうなのかーと思うことがたくさんあります。
いくつかの事件を乗り越えながら成長していくバイトくんも、それぞれ大変な思いをしているキャストも今度TDRに行ったらまた違う目で見ることができそうです。
投稿元:
レビューを見る
東京ディズニーランドのバイトになった21歳の若者。友情、トラブル、純愛……。様々な出来事を通じ、やがて裏方の意義や誇りに目覚めていく。秘密のベールに包まれた巨大テーマパークの<バックステージ>で働く人々の3日間を描く、感動の青春成長小説。
投稿元:
レビューを見る
『県庁の星』のディスニーラーンド版ともいうべき本。フィクションとは言いながら夢の王国、秘密企業の裏側をこれほど書いていいのだろうか?と良心を責めつつ、はまってしまった本。
投稿元:
レビューを見る
憧れの職場TDLのアルバイトに採用された後藤は、配属されたのがゲストとは接しない裏方の美装部でがっかり。夢の舞台でクリエイティブな仕事に就こうと奮闘するが空回りしてばかり。そんな時ショー用ミッキーマウスが紛失。美装部の恵理に盗難の疑いがかかる。何も知らない無垢な主人公が憧れの舞台に潜り込み、初心を忘れた周囲の人々に影響を与えつつ自分も成長するという定番物語。なのに一気読みしちゃうのは、舞台がTDLだから。コスチューム、インパーク等の専門用語やClub33やキャスト専用バスなど、トリビアちっくな細部描写が楽しい。(TDLキャスト経験者によると、ちゃんと事実と変えてるらしい。当たり前だけど残念。調査部とかもないらしい)話はありきたりだし、後藤は世間知らずで勝手だし、恵理もめそめそして役立たずなので、ストーリーにはイライラさせられる部分が多かった。けど、ショー用とパレード用のクルーの対立とか、くだらないけど確かに存在する細かなヒエラルキーとか、そういう裏話的な部分が面白かった。会議室にどんなディズニーのぬいぐるみを置くかで揉めたりするところとか。
投稿元:
レビューを見る
タイトル買い(笑)夢と魔法の国の現実部分を見たはずなのに読んだ後、行きたくなっちゃた。思いっきりフィクションなのに、ちょっとリアルな感じもして爽快なラストで帯に書いてあった通り青春小説★おもしろかった〜!
投稿元:
レビューを見る
これは、おもしろい。
ディズニーランドでバイトすることになった青年の見た、「夢と魔法の王国」裏社会!
投稿元:
レビューを見る
あまりにもリアルに裏側が書かれているので、どこまでかはほんまの事なんかなぁって思ってしまいました。う〜ん、夢と魔法の国にもいろいろ現実があるんやなぁ、、。
投稿元:
レビューを見る
ディズニーランドでバイトすることになった主人公のお話。あの夢の国であるディズニーランドの裏側がわかっちゃう??って感じ。あくまでフィクションなんだけど。読み終わったら、本当にディズニーランドでこんなことが起きてるのかなって錯覚しそうになった!
設定は面白いんだけど、ストーリー自体は単調で結末も想像できちゃうから、スリル?には欠けるかなぁ(;_:)