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本の装丁にビビッときて買った本。買ってから以前友人に薦められたことのある著者だと気づいた。歯切れよく語られる意見は意見があえばとても心地よい。いくつかは大きくうなずきながら、いくつかは「そこまで言い切らなくても」と思いながら読んだ。
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表紙と、この作者の本を一度読んでみたくて購入。書き方、独特ですね。この本を読む限りでは、断定できませんが、そう思いました。結論を出すのではなく、こう思うとか、わからないとか、そういう正直な言葉が紡いであって、好感持ちました。他の本も読んでみたいな。
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「鳩よ!」に連載していたらしいエッセイをまとめた一冊。筆者が根源的な疑問に大して「わからない」と叫びながらぶつかっている。1冊読み終えるまでに、かなりの精神力がいる内容だった。筆者の叫びを聞いて、ここまで深く考えていない自分に呆然としたからか。もう少し自分も、立ち止まって考える癖をつけようと思った。しりあがり寿の漫画が挿入されていて、重くなりがちな内容に少し浮力を与えている。
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最近エッセイしか出してらっしゃらないので、あまりに飢えてきたので買ってしまいました。エッセイは正直あまり好きじゃないんだが・・・ 小説出るの待ってます・・
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確か、いろいろ悩んでいるときに手にとった本。質問自体も面白い。おもしろい経験をたくさんしている人だと思う。私も、自分のことばで、いろんなことを語れるようになりたいと思った。
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生きていく中で直面する基本的な疑問への答え。決定的な答えが書いてあるわけではないけれど生きていくことが楽になる。
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『人はわかりあえますか?
分かり合えないという点でわかりあえます。』
なるほど。
そんな疑問を斬ってくイメージ。
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『コンセント』をもう一度読み返したいと思った。
父のある一言にジーンときた。ジーンというか、なんか心にきた。知らないうちに泣いてた。やっぱり家族の絆?ってのに弱いです、私。
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「人と人はわかりあえますか?−分かり合えないという点で分かり合える」「人生は生きるに値しますか?」等、生きる事の根本的な質問に対して、田口ランディが彼女の思う事を答えていく。読んでいて、自分は彼女ととても感情構造が似ているな、とびっくりした。それをきちんと適切な言葉にしているのはさすがです。読みながら、改めて「自分がどんな人間でどんな風に思うか」考えた。
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奇跡についてとか、分かち合うということについてのところが面白かった。恋愛のはじめを狩りだとすると、結婚は農業だと言っててへぇーと思った。あと平和というのは状態じゃなくて、「茶道」とか「空手道」というような「道」の一種だと思えばいい、というのは納得だった
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生きてればだれしもが感じそうな疑問に対して、この人なりの解を出してる。もちろん、それが正しいかはわからんけど、ある程度の参考になる。違ってても、言われたらムカつくことでも書かれてたらこんな考え方もあるかと素直に受け入れられるし。少しも頭を使わない哲学書!?ってな感じ。少しくらい霊的なものの存在を受け入れてみよかな〜と思った。
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個人的に良かったのは、『死んだらすべて終わりですか』『人生は生きるに値しますか』の二作。
死んだらすべて〜に生きている人間は死んだ人間をインストール出来るという話。これは心理学に於ける同一化、内在化。というものに相当するのかもしれないが、相手の人格をアプリケーションと捉え自分の中にインストールするのだ。と、いう田口ランディの考え方が面白かった。
人生は生きるに値〜は、あまり内容には触れないが、餓死という死に方でこの世を去った兄とお金について深く書かれていて興味深かった。一読の価値ありかと。
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人は分かり合えないという点で分かり合える。
ネガティブさのなかにある、大いなる希望。
わたしもそれを信じたい。
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小説の時の冷たくて鋭い感じはあまりなく
なるほどと感心させられながら読み進めることができました。
小説のイメージが鮮烈すぎてちょっと嫌煙していたのですが
これを読んで田口ランディさんの作品を少しづつですが読むようになりました。
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いくつかの疑問について、ランディさんの考え方や経験が書かれている。一番印象的だったのは、「人生に文学は必要でしょうか」というエッセイだった。特に、「行って、帰ってくることが、大切なんですよ」という精神科医の先生の言葉に感銘を受けた。僕自身の行動においても、行って帰ってくるということを意識したいと思った。