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国名シリーズ6作目
2022/09/18 00:39
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投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家アリス/国名シリーズ第6作。旧友に会うために訪れたマレーシアで遭遇する連続殺人事件。帰国までのタイムリミットが迫る中、徹底した現場検証と、ディスカッションを重ねることで徐々に真実に肉薄していく過程が、スリリングで面白い。アリスによる大学時代の回想が随所に差し込まれ、どことなくノスタルジックで人間臭い描写も良い。旧友に対して、いつもより柔らかな態度を見せる側面と、「悪」に厳しく迫る火村探偵の2面性を印象的にだった。
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なるほど
2022/05/23 16:38
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
目張りの方法にも感心したけど、
その中で出てくるアイテムの使い方にも感心。
よく考えつくものだなあ。
瞬時に思いつく犯人もすごい。
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海外は難しい
2016/06/26 13:19
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投稿者:りこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
海外を舞台にした物語なので、地理や外国人の名前がなかなか覚えきらず、四苦八苦して読みました。
たっぷりの長編で大満足です!
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久々の長編に期待したら「目張り密室」だった。直前に、作者原作の推理ドラマでこの手の密室に悩まされたので、正直食傷気味だった。幾分、文体が変わったような違和感もあったが、論理を追求する作者のスタイルは、決して変わることがない。
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国名シリーズ第6弾。このシリーズは短編集が多いのだけど、久々長編。作家アリスと犯罪学者火村が旅先で発見する密室の中の死体。短い滞在期間で事件を解決できるのか。長編なので読み応えはあるけど、トリックは私的には何か微妙でした。
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友人に貸しても好評でした。
長く待った甲斐があったよー!と思いながら。
大長編も何の苦にもなりませんよ、素晴らしいです☆
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以下ネタばれ感想です。
あー、虎はやっぱ虎だったんだな〜というのがまず一番の感想だったり。なんつか、いかにも猛々しい人でしたもんね…。
彼はその後一体どうなってしまったんだろう。という点が非常に気になります。一番どうでもよさそうなところなのに…。
あとラストの大井氏の「悪意」がいかにも有栖川らしいというか。
「英国庭園の謎」の読後感に少し似てるでしょうか、後味的に。で、私はこういう後味の悪さが結構好きだったりするので、今回もなかなかの満足度でした。
どんでん返しに次ぐどんでん返しで面白かったなあ。
火村助教授ののらくら感が堪りません。
ちょっと「46番目の密室」を彷佛とさせるような。素敵。
アリスも今回ツッコミ冴えてたしなあ。
つか英会話で「×××××(聴き取り不能)」の部分がめっちゃ好きです。何だよアリス可愛いなあ…!
私は以前テープ起こしを生業のようにしていた人間なので、その気持ちが非常によく判りました(笑)。
今回の「マレー鉄道」で特筆すべきは私的にはこの箇所だったり。
それにしてもあの密室トリックは絶対に判らないと思いました。
何だよ傾けるのかよトレーラー…! あのブロックあげ底て時点で気付けということだったのか(私には無理です)。
でもこれ結構力技だよなあ。ほとんど「斜め屋敷の犯罪」@島田御大と同じ境地に達していると思います。
密室トリックの他にも期限つきで推理に挑まねばならないというシチュエーションも緊迫感があってよかったです。しかし虎は簡単に人を殺し過ぎだよな…流石は虎。そんなマレー鉄道でした。ともあれアリスと火村の旅行風景はなかなかに微笑ましかったです。
あ、あとこの文庫は解説が非常によかったです。
まとめ方が素晴らしく美しかったです。
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私が持っているのは新書の方ですが。。。私が有栖川先生の本でリアルタイムに初めて買った本。国名シリーズ第六弾です。初めての海外出張版。待ちに待った長編です。兎に角密室殺人という美味しい事件なのでかなり興奮して一気に読めるお話となっております。
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これぞ新本格の有栖川有栖だっ!とか感じる快作!
この作品、なんでかもぅ読んだ気になっていたんだなぁ。
図書館で見つけて再読のつもりで読んだ。この人の最新作を読んだあとだったけど、いやぁ、最近読んだ中でもバリバリ
「本格(☄ฺ◣д◢)!」という なんか気合を感じる作品でもあり、ものすごく面白かった。有栖川さんの作品でもぴか一かもしれない。
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あまりにも長くて、一度挫折してしまった。。ただ、途中まで読み進んだら面白くなってきた。途中で犯人は何となく分かったけど、トリックまでは思いつかなかった・・・
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火村シリーズ。
マレーシアが舞台。
ん〜・・・トリックがいまいち納得できないんですよね・・・。
でもラストの後味の悪さ加減がとても好きです。
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アリスと火村のマレー旅行。
三十路の男二人のアヤしいつうよりは微妙にむさい旅…だけではなく、勿論行き先で事件が。
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マレーシアを舞台にした長編。火村シリーズで一番長いそうだが、テンポが良く読みやすいのでするっと読める。
ミステリとしても「これぞ本格!」と思わせる話。
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火村センセとアリスの初海外もの。序でにsh(略!)両センセがほんとに仲良くてほのぼのしたんですけどね、シルク王とか知らんっちゅーに(!)取り敢えずトリックにコレありかよ!?とか突っ込み。本当に出来るかどうか、誰かやってみてほしい泉です(笑)
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文庫化するまで待ち遠しかった。久しぶりの長編。最後の最後まで犯人の目星が付かなかった。派手さはないが筋道の通った話。