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図書館:ふらっと借りてきてしまった。その時は病んでたので「なるほど」と思いつつ読んでたが精神状態が安定してきたとたんつまらなく感じた。また今度読みたい。
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[ 内容 ]
傷つきやすい若者が増えています。
引きこもり、リストカット、フリーターの増加など―さらに、感受性の強い時期を乗り越えた中高年が、再び傷つきやすさを感じ始めることも多くあります。
これは、我々が生きる現代社会の性質が、「傷つき」を招きやすいからなのです。
そして、ひとつひとつの傷つきを分析していくと、家族の問題に突き当たります。
心の来歴を紐とき、自分を知る方法。
そして、心理療法を基礎にした傷つきへの対処法をご紹介します。
[ 目次 ]
第1章 心が傷つくということ
第2章 傷つきやすい人・傷つきにくい人
第3章 なぜ、若者は傷つきやすいのか
第4章 家族のなかでの傷つき
第5章 傷つきやすい若者への接し方
第6章 心傷ついたときには
第7章 傷つかない心を求めて
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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傷つきやすい人は生育環境に原因があることが多いことを知った。
過去の何らかのトラウマが、傷つく引き金になりやすいのだ。
そして現在においてもそのネガティブな感情に落ち着いてしまいがちなのである。
そういう時は、あ、またいつものあの感情になろうとしていると認識することで感情の混乱を防げるのだそうだ。
紹介されていた銀色夏生さんの詩が、癒される気がしてとても良かった。
自分自身も不用意な一言で、誰かを傷つけたりしないよう気をつけなければいけないと思った。
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傷つきやすい人たちの心理と、
傷つきやすい若者にどう接するべきか、
傷つかないためにどうすればいいか、など。
自分には傷つきやすい自覚があったが、それは思い込みで自分を守るためだったのかもしれない。
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定職につくためには仕事への一定の自信と愛するものと生まれてくる生命に対する自信が前提になる。そのことは、自分自身の人生への全責任を引き受けることp129。この一文にぐっときました。
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7年前に読んだ本の再読。自分の矯正したい部分に、緑色の蛍光ペンで印がついていました。あの時よりも冷静に読めるのは、先行して読んだ『満たされない心の心理学』『自分には価値がないの心理学』のおかげです。
>傷つくことは、より深い自己洞察のチャンスでもあります。傷つくことを糧にして、成長していきたい。傷つくことを恐れる心、傷つきから立ち直ろうとする心、これを建設的なエネルギーにできれば、かえってチャンスに変えることができるでしょう。また、自分が傷つくのが嫌ならば、それだけ他の人を傷つけないように配慮することができるのです。
>高いプライドの根底には、自己無価値感があるのです。高いプライドは、この自己無価値感の上に建つ砂上の楼閣だからこそ、傷つきやすいのです。
>嘘をついたり、自分を偽ったり、逃げたり、言い訳したりすると、そうしている自分に(人間としての誇りが)傷つきます。人前では演技し、家に帰ると別の自分。こうした自分の欺瞞性のために自己嫌悪し、傷ついている若い人は少なくありません。
私たちがピンチを逃れるために思わず打ってしまう戦術は、短期的には功を奏すかもしれませんが、長期的に見ると賢い戦略とは言えないのかもしれませんね。
>何かをしなければならないとき「自分」が評価されると思うと、落ち度があってはいけませんから、自分を守ろうとする方向への意識が向きます。恐いのです。ただ「役割を果たすのだと割り切れば「自分が傷つく恐れは低くなります…~
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•オススメしたい人
若い人学生など特に大学生の方はオススメかもしれません。
また50代の方で、若年層を指導しなければいけない立場の方にはお勧めできるかもしれません。
•オススメしない人
30代の人間からすると、あまり得るものはなく感じました。
特に心理学的な知識がある程度ある方、また何かしらの解決法を求めて本を読まれる方はあまり得るものはないかと思いました。
私は何らかの解決法を求めて読んでしまったので、読んでいて少し微妙だなと言うふうに感じてこの評価になっています。