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ごめんなさい。この本にいい評価できません。生きる強さとかそういうものを感じたいが、著者よりもっともっと頑張っている人がいるから、著者を応援できないです。声帯を摘出したことで声を失ったが、声を復活させる努力はなされているのか。人工声帯や食道発声法などあるのにまだやられないのかな。術後2年で食道発声法はできる。ぜひ頑張っていただきたい。
ただ、著者のちょっとした苦しみを感じる文が何度かでてきたのには別にうつるものがあり、涙が出そうになったことだけは付け加えておく。
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永沢光雄さん…先日お亡くなりになりました。澁澤龍彦と同じ咽頭ガンでした。私は、彼の書いた「AV女優」の2冊が好きでした。対象(AV女優)との絶妙の距離の置き方…、そして文章の合間に常に見え隠れする何とも言えない「優しさ」。ぷち物書きとして、私はこういう書き方をしたい…と常に思っています。ゆえに、本書(日記的なもの)読後はかなり精神的に厳しい状況に追い込まれました。生への隠すことのない執着は、自分の中にはほとんどない気持ち…しかし、この人を自分の中に取り込みたいという欲との間で、矛盾を生じたのでしょうね。本書のタイトル通り、声をなくしてしまいました。感情が不安定な人は、読むのは禁止です。永沢その人がぐっと迫ってきて、きっと耐えられませんから…。
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図書館で。
バラバラっと読んだのですが…
よくまぁ、結婚してくれる女性が居たもんだなぁというか… 誇張して描かれてるのかもしれませんが、闘病後も飲んだくれていて、病院も奥さんが連れていかないと、とか。うん、奥さんがスゴイ。私なら無理だな…てか仕事とかどうされてたんだろう。
でもこの頃自分も悟ったんですが、自分が大変だと被害妄想気味になるなぁと。自分はこんなに大変なんだから家族は、友人は、世間はもっと自分に優しくしてもいいんじゃないの、みたいな謎意識。それだけしんどいって事なんだろうけど。
ただそう言う気持ちにより添えるほど自分も人に優しくできてないからな~ まず自分のそれまでを反省せんとイカンですよね、うん。
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永沢光雄さんの作品、ブクログ登録は2冊目になります。
永沢光雄さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。
永沢 光雄(ながさわ みつお、1959年7月14日 - 2006年11月1日)は、日本のノンフィクション作家でルポライター。宮城県仙台市出身。東北学院榴ケ岡高等学校卒。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。
著者は、2002年、下咽頭がんの手術で声帯を除去したために声を失ったそうです。
その後数年の闘病生活のことを、こちらの本では書かれています。
読むのが、ちょっと辛い内容になっています。
こちらの本は、15ページまで読んで、終了。