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バラバラなピースが唐突に提示されるので戸惑いが大きい
2019/02/04 07:30
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズの最初から読んだ方がよかったのかもしれませんが、第1弾の『姑獲鳥の夏』をすっ飛ばしていきなり第2弾のこの作品を読んだので主要人物のキャラクターが掴みづらいということはあったかもしれません。
出だしは純粋に怪談かと思いました。それがいきなり楠木頼子という中学生とその同級生の柚木加奈子のエピソードが頼子視点で語られ始めてかなり戸惑いました。それが第一の駅での転落事故の断片だったわけですが。
一方で、過去に事件を解決に導いたらしい探偵のように思われているしがない小説家と犯罪を扱う三流雑誌の編集者が関わる連続バラバラ殺人事件。
ところどころに挿入されている奇妙な旧仮名遣いの薄気味悪い文章。
話しの導入部であるため、様々なピースや伏線がバラバラに提示されるのは分かりますが、それぞれのピースがかなり唐突に提示されるので、かなり戸惑いました。
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始まり方からして「おっ」と思う。カナコちゃん好きなのに...というか彼女はどうなってしまったんだろか。木場さんの初恋物語が詰まっています。彼の不器用さは、なんだか笑える。(ぇ
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やっぱり話の構成とかが好きですね。文体もすっきりと雰囲気に合ってますし。
京極堂さんの話は確かに長いんですけど、中々興味深い話ですよー。
流して読まず、話を理解してから中巻に進んだほうがいいと思いますよ!
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まだ『姑獲鳥の夏』と『魍魎の匣』しか京極作品は読んだ事無いですが、私は『姑獲鳥の夏』よりもこの作品の方が好きですね。取り込まれてしまう魅力があります。少しグロテスクな部分があるので苦手な人は避けてくださいね。
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1冊が終わった所で事件が起こる(勿論それまでにも事件はあるのだが)。姑獲鳥の夏同様これまた凄い情報量だけど慣れるととても面白い。早く続きを読まねば。日本推理作家協会賞受賞作。06.07.17
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評価は最大の「秀」、で是のおかげで京極ファンになった作品。まあ、トリックはほぼ反則みたいな物だけど、何故か自分は気づいてしまった、それでも作品の魅力が減じる事はありませんでした、特に作中作の「箱の中の少女」は是非完結版で読みたかったと思わせる出来栄えでした。
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京極堂ニ作目。
今度は分冊しても三冊(;´▽`A``
冒頭の『箱の中の少女』でいきなり不思議世界に引き込まれた。
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(正直な話)
映画「姑獲鳥の夏」を見てからテンションが↓↓に。
読む気が失せて本棚の肥やしに……。
この作品もまた映画化されるから…その前に読んでおこうかな??
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初の分冊文庫版購入がこれだとは…思わなかったデス。
一言で言ったら鳥口くん面白い!其処しか眼中になかったです。
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調子に乗って京極さん第二弾!こっちも凄く事件性が感じられて好き!!加奈子ちゃんかわいいなぁ…v
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後味結構悪いです。京極堂、関口、木場修は長い付き合いでそれぞれのことを見切っているのに、どこかで決定的に言葉が足りないのかなぁ、と思いつつ、榎さんが癒し系に思えた話。
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http://blogs.dion.ne.jp/kuromatu/archives/6618306.html
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話自体はおもしろし、さすがの京極夏彦だけあって読ませる文体。しかし、京極堂の台詞は長くて専門的で頭がおかしくなりそうになる。それが5、6ページ平気で続くから恐ろしい。上下巻だと思って借りたのに、なんと中巻に続くと書いてあった!中巻からはおもしろくなりそうな予感・・・
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京極堂シリーズ
自分たちの繋がりを信じる楠本頼子と柚木加菜子。深夜の駅での加菜子の転落事件。電車にひかれ重傷を負った加菜子。電車に乗り合わせた木場修。木場の憧れる女優・美波絹子の登場。加菜子の姉・陽子と名乗った絹子。絹子の取り巻き雨宮と増岡。加奈子を収容した謎の施設。関口の短編集発売の話。久保俊公との出会い。久保俊公の小説「箱の中の女」。関口の知り合いの事件記者・鳥口に巻き込まれた取材。謎の函の警備に付く木場。連続バラバラ殺人事件との関係。函を訪れた福本巡査と頼子。病室から消えた加菜子と殺害された増岡、失踪した雨宮。鳥口の取材する新興宗教・御筥様。御筥様の信者の名簿とバラバラ殺人の被害者の関係。京極堂への相談。
2011年6月2日再読
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ややこしい漢字や言葉使いだけど、ルビがあるお蔭で意味も分かり、大した苦もなく、面白い内容を満喫できている。まだ序章をちょっと抜けたとこっていう雰囲気の気がして、一体何処で終わるのか今から楽しみだったりする。