紙の本
うえお久光が描くデュアルワールドストーリー!
2005/06/17 13:28
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投稿者:メディアワークス - この投稿者のレビュー一覧を見る
『こちら』も『向こう』も、真実の自分——。
転校生・赤松裕樹には秘密がある。
眠ると異世界へ<シフト>する不思議な現象。
裕樹は<シフト>した異世界で、異形のとかげ男・ラケルとして、
ささやかな平和を満喫する暮らしを営んでいた。
まるで“その役を演じるゲーム”のように。
だが、<シフト>する目的も理由も分からない。
たった一つのヒントは<シフト>する時に聞こえる、
『世界はクリアを待っている』という言葉だけだった——。
うえお久光(うえおひさみつ)
昭和49年生まれ。鹿児島県出身。
「悪魔のミカタ 魔法カメラ」で第8回電撃ゲーム小説大賞(応募総数1,647作品)にて<銀賞>を受賞。座右の銘は「天上に輝く星と我が心の内なる道徳律」。出典を覚えていない上、意味も良く分かっていないにも関らず、言葉の響きが気に入ったからという理由で座右の銘にしたらしい……。
2002年2月 「悪魔のミカタ 魔法カメラ」で作家デビュー
現在13冊まで続く大人気シリーズとなっている。
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こんなもん納得いくかぁぁぁ
まず値段、これで1680円とかちょっと高すぎる・・・文庫下手したら3冊買える訳で。
うえおのネームバリューに全てをかけて淀みなく手を取った俺の期待を裏切ったなーとは言わんが、それに近いものがある。
中身もアレですよ、おれのだいっキライな未完作。
盛り上がってきたところで「あれ?終わり?」って肩透かし感がホント超ありえない。
結末ぼやかすだけとかならいざ知らず、まだ中盤でしょう、このラスト・・・
もう一山あるっつーか、そこがむしろラストバトルでありクライマックスの筈。
結局「世界」の謎とか、現実世界のシェヘラザを主人公が何故知っていたのかとかも投げっぱなしだし、ありえない。
途中のエロさには感動した、うえお節全開って感じで。
続巻、出すのかな?出してくれると嬉しいぞー!何だかんだ言って気になるんだ!!
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寝ると別の世界に「シフト」する物語。別の世界は、剣と魔法、モンスターがごく当たり前にある、
ファンタジーの世界。気楽に楽しんで読めます。
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久々にハードカバー読みました。
カバーだけみて、どうかなーとか思ったんですけれど、意外とさくさく読めました。
しかし、これはラノベにジャンルわけしていいのかしら??
取り合えずは面白かったので◎。
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主人公がヒーローじゃない、勇者じゃないっていう発想に感心しました。
でもその良い人じゃないはずの主人公に好感。どうなるのかすごく気になる。
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ゲームをそこまでやりこまないので、寝たら「シフト」するという設定の方が飲み込みやすいという気がした。ダークサイド側のストーリーはうえお先生らしいなと思う。基本的に各キャラクター良い子だけど、見るもの感じるもの求めるものの違いで、すれ違ってしまう。主人公は相変わらず達観しているところもあるけれど、混沌とした世界で差別に苦しんでいて、過去に苦しんでいる、そういう等身大っぽい負の感情がじんわりとストーリーに溶け込んでいて引き込まれた。ラストは切ない
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<内容>
―世界はシフトを待っている―
その言葉と共に始まる夢の世界。そこは、法もなく、あたりまえが当たり前でない場所。
そこで主人公ラケルは何を思い、何をなすのか……
<感想>
最後のシーンは何度も読み直しました。
感涙とまではいかないものの感動しますね。あれは。
それにしても、何度も読み直す作品というのは意外となくて。。。まぁ、価格対効果じゃないですけど、価格としては作品の価値が良いとは言いませんが、読んで損はない。
初めのうちは、たいした作品じゃないな〜という雰囲気を出しときながら、伏線、伏線、伏線。
そして、徐々に分かってくる、ラケルという存在。
一巻読んだら、二巻ないの?って感じになり……ってあるじゃん二巻(爆
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世界の作り方はRPGではあるが、どこまでも制限がない現実世界よりたちの悪い世界だったら。――怖いよね、ゲームって。ほんと。
さすがうえおだ、と思った。
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この珍し過ぎる(つか、かなりわざとなのか)作者の名前に、
物凄い偏見を持っていて今まで一度も読もうなんて思わなかった。
RPGという世界観に惹かれて読んでみたら、
偏見は本当に偏見だった。
あっという間でした。
大好きなジャンル。
ラノベにありがちなお決まりの『萌え』だとか寒いギャグで物語の大半が埋まっていないのもいい。
最後まで読みたいけど、これって現時点で物語は完結してないんですね;
久しぶりに出会えた面白いラノベ本!
完結してほしい。
勿体ないなぁ。。
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鹿児島出身とあったので借りてみたが。まさにゲームのせかいを活字にしただけ。それが
筆者のしたかったこととのことで、望み通りなのね。ゲームに興味がない私には、サッパリ面白くなかった。本にする意味があったのか?
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作品解説:『こちら』も『向こう』も、真実の自分――。転校生・赤松祐樹には秘密がある。眠ると異世界へ《シフト》する不思議な現象。祐樹は《シフト》した異世界で、異形のとかげ男・ラカルとして、ささやかな平和を満喫する暮らしを営んでいた。まるで“その役を演じるゲーム”のように。だが、《シフト》する目的も理由も分からない。たった一つのヒントは《シフト》する時に聞こえる『世界はクリアを待っている』という言葉だけだった――。
本格ファンタジーにするつもりなら戦闘場面の描写に派手な動きをつけるべきだし、そのつもりが無いのであれば冒頭の戦闘設定を細部まで書く必要はないだろう。ファンタジーとして読ませたいのか、それとも人間性を読ませたいのか、どちらかに重点を絞ることでより良い仕上がりになったのではないだろうか。
300頁使用しているが構成にまとまりが感じられないし、中途半端に世界観が広いためラストが中途半端に感じてしまうが、キャラクター作りにはうまさを感じさせる。