紙の本
少し杜撰な作り
2014/01/17 01:21
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハギノヒロジ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小さな町の閉塞感は良く描けている。
しかし、主人公と幼馴染に肉体関係があったらしい描写など、
1巻では全くそのそぶりもなく、作家の描きたいように描いている印象。
最後のオチはやや爽やかであるが、あっさりし過ぎかな。
いまいち爽快感がないまま終わる作品。
しかし、もやがかかった世界観は一貫しており、
実はそれを描くことが目的だったのではないかな?
投稿元:
レビューを見る
サマー/タイム/トラベラー第2巻。
段々遠くなる、怖くなる、そして事件が起こる。
1巻の分まできちんと消化させてくれます。
話としてはやっぱり微妙な部分もあるかな?
けれど、ここまでよく書ききったなと。
彼らの未来に幸あれ。
投稿元:
レビューを見る
2巻にて完結。これはある意味「ジャケット」読み。「ゲイルズバーグの春を愛す」表紙柄の浴衣、欲しい。
ラストは嫌いではないけれど、どうも主人公には愛情を持てなかった一作。
投稿元:
レビューを見る
1に垣間見える焦燥感やらからすると、案外たいした事の無い落ちな気はする。量子論とか、ネタは相変わらず楽しませてくれる。
落ちのいまいち感はエピローグでなんか気にならなくなっちゃうけど。
投稿元:
レビューを見る
娯楽小説としては過去最高モノ。何度も読み返したくなる作品。この作品全体に漂う青い緊張感は多分二度と味わえない。
投稿元:
レビューを見る
サマー/タイム/トラベラーに登場したもしくは関係があると思われる作品一覧
タイムトラベル関係(順不同)
梶尾真治のエッセイ集・入門書
タイムマシン / H.G. ウェルズ
トムは真夜中の庭で / フィリパ・ピアス
たんぽぽ娘 / ロバート・F・ヤング
ある日どこかで / リチャード マシスン
レベル3 / ジャック フィニイ
ゲイルズバーグの春を愛す / ジャック・フィニイ
夢の10セント銀貨 / ジャック・フィニイ
マリオンの壁 / ジャック フィニイ
ふりだしに戻る〈上〉 / ジャック・フィニイ
時の旅人 / ジャック・フィニイ
夜の冒険者たち / ジャック・フィニイ
盗まれた街 / ジャック・フィニイ
時をかける少女 〈新装版〉 / 筒井 康隆
ジェニーの肖像 / ロバート・ネイサン
ここがウィネトカならきみはジュディ / F・M・バズビイ(『タイムトラベラー』に収録)
リプレイ / ケン・グリムウッド
夏への扉 / ロバート・A・ハインライン
時間衝突 / バリントン・J・ベイリー
酔歩する男 / 小林 泰三(『玩具修理者』に収録)
果しなき流れの果に / 小松 左京
タイム・リープ―あしたはきのう (上) / 高畑 京一郎
マリーン / 萩尾 望都(『ゴールデンライラック』に収録)
マイナス・ゼロ / 広瀬 正
スキップ / 北村 薫
ターン / 北村 薫
リセット / 北村 薫
ミラーグラスのモーツァルト / スターリング(『タイムトラベラー』に収録)
たんぽぽのお酒 / レイ ブラッドベリ
雷のような音 / レイ・ブラッドベリ(『太陽の黄金の林檎』に収録)
プロテウス・オペレーション〈上〉 / ジェイムズ・P. ホーガン
時間泥棒 / ジェイムズ・P. ホーガン
J.F.ケネディを救え / スタンリー シャピロ
ダラス暗殺未遂〈上〉 / ジョージ ベアナウ
ウィンターズ・テイル〈上〉 / マーク ヘルプリン
金星樹―SF短篇集 / 佐藤 史生
ライトニング / ディーン・R・クーンツ # 人物紹介欄でネタバレらしい
ゆめのかよいじ / 大野 安之
ハドソン・ベイ毛布よ永遠に / ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(『故郷から10000光年』に収録)
オーロラの彼方へ / トビー エメリッヒ
ポーの一族 (1) / 萩尾 望都
タイム・パトロール / ポール・アンダースン
敵艦見ユ / 広瀬正(『タイムトラベルSF傑作戦』に収録)
世にも奇妙な物語 映画の特別編〈特別版〉 / タモリ
愛の手紙 / ジャック・フィニイ(『ゲイルズバーグの春を愛す』に収録)
ラ・ジュテ / サン・ソレイユ / クリス・マルケル
12モンキーズ / ブルース・ウィリス
猿の惑星 BOX SET(五部作) / チャールトン・ヘストン
夕ばえ作戦 / 光瀬 龍
バック・トゥ・ザ・フューチャー / マイケル・J・フォックス
スター・トレック ファースト・コンタクト / パトリック・スチュワート
その他
戦う操縦士 / アントワーヌ ド・サン=テグジュペリ
伝奇集 / J.L. ボルヘス
徳川家康〈5 うず潮の巻〉 / 山岡 荘八
ぼくを探しに / シェル・シルヴァスタイン
火星のプリンセス / エドガー・ライ��・バローズ
ライ麦畑でつかまえて / J.D.サリンジャー
アルジャーノンに花束を / ダニエル キイス # 涼のしぐさがアルジャーノン
フラーがぼくたちに話したこと / リチャード J.ブレネマン
罪と罰〈上〉 / ドストエフスキー # 饗子の理想の恋人像がラスコーリニコフ
霧笛 / レイ・ブラッドベリ(『ウは宇宙船のウ』に収録)
茄子 アンダルシアの夏 / 黒田硫黄
銀河パトロール隊―レンズマン・シリーズ〈1〉 / E.E. スミス # ボスコーンとか
ロード・オブ・ザ・リング / ピーター・ジャクソン # ホビット庄とか
悠有の飼っている猫の名前
ペテロニウス(=ピート)夏への扉に出てくる雄猫
ク・メル 人類補完機構シリーズに出てくる猫娘
チェシャ 不思議の国のアリスのチェシャ猫
ジェニィ ジェニィ / ポール ギャリコ
ハミイー リングワールドに出てくる獣への話し手と呼ばれるネコに似た獰猛で肉食性の種族(クジン人)
アプロ 敵は海賊シリーズに出てくる黒猫型宇宙人
ぱっと目に付いた作品、心当たりのある作品を抜き出してみた。自己満足用。見落としとか、調べるのが面倒になったのとかあると思う。
投稿元:
レビューを見る
何行もすっ飛ばしてしまった場面はあるにしろ、途中までは面白かったです。残念なのはラストかなぁ・・・。
投稿元:
レビューを見る
1冊目読み終わって、すぐ買いに行きました。頭が足りないのでちょっと理解するのに2〜3回行き来しましたが。
違う結末を期待していたので、期待通りにならなくて嬉しかったです。
投稿元:
レビューを見る
切ないラスト。
一巻の独白で、予想はできていたけれど・・・。
アエリズムは個人的にお気に入り。
投稿元:
レビューを見る
もったいぶった展開が、唐突に進行する。小説より説明文なほどに。確率論への期待と諦めが交錯する。甘酸っぱい青春小説は、最後で羅列となり、ちょっと趣味と違う。つじつまあわせを狙ったがゆえか。前半ほどののめりこみは無かったが、最後まで読ませた。エンディングはファンタジーかな。
投稿元:
レビューを見る
ある夏の日。幼馴染の悠有は初めて時空を飛んだ。たった三秒先の未来へ。それをきっかけに高校生五人組は〈時空間跳躍少女開発プロジェクト〉を開始する。一筋縄でいかない癖物ぞろいの五人組が繰り広げるひと夏のタイムトラベルな物語。
ええ話しやー。タイムトラベルというSFな題材なもと、登場人物ひとりひとりに愛着が持てる。今年の京フェスで著者の新城カズマさん自身が、「一年に一回はこれを読んで泣ける」と言っておられたのだが、決して誇張表現じゃねえよ。切なさみだれうち。せ、青春ボンバー! 二巻完結なので、是非どうぞ。
投稿元:
レビューを見る
サマー/タイム/トラベラーの2作目です。
1作目からの興味の持続が保てたため、なんとか読了です。
ただ、1作目から漂う話の進行の遅さ、蛇足が気になった。
なんとか1作にまとめられなかったものだろうか。
2006年度ベストSF第5位(国内篇)だそうです。
投稿元:
レビューを見る
再読完了。
ただし、「地図によるオチ」というのがなんのことか、今回もわからず。
修行が足りないのかな?
けれど、しっかり楽しめたから、大満足。
今度はフィニを読まなければ。
投稿元:
レビューを見る
私の評価は甘いのかも知れない。だが、このストーリーも充分甘いのだからそれでいい。
将来「ブックカフェ」をやりたいなぁと思ったのも店の名前を『夏への扉』にしたいと思ったのも元を質せばここなのだ。だから甘くていい。
投稿元:
レビューを見る
御託の多い語り口でなかなか核心に迫らない青春SF小説。タイムトラベルの力を持った女の子が出てくるけど、基本は青春。高校生の一夏の出来事的ノリ。文体で好き嫌い別れる節あり。