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[ 内容 ]
仏の命を見出すための仏教入門。
世俗の欲を捨て自然体で生きる知恵!!
ベストセラー『仏教「超」入門』の著者が、「仏教は難解だ」という社会的通念を打ち砕く。
[ 目次 ]
第1章 仏道とは命を愛すること(本来仏教はシンプルなものだった 変哲もない和歌に秘められた仏教 ほか)
第2章 この世に生きながら仏となる(非社会的なものが人間を生かす 世間を超越しているのが仏道 ほか)
第3章 失われた仏の歴史(「ブッダ」とは悟りを得た人 無視された遺志 ほか)
第4章 知性と信心(正法とは何か いかにして煩悩を乗り越えるか ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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仏教をわかりやすく端的にあらわしている本。仏教についての、それってどうなの?というところの謎が解けた感じがする。
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現在、私たちが持つ仏教のイメージは都合よく加工されたものである。
インドから中国、そして日本と輸出されていくごとに贅肉がついてしまった。
権力者の権威付け、集金・節税のシステムのため、または民衆の鬱憤のはけ口として利用するために。
本来の仏道とは哲学的なものであり、生き方指南の側面が強い。興味の湧いた方は作中で紹介のあった中村元訳のスッタニパータも読むとよいだろう。私も読む。
悟りのプロセスを描いた十牛図は悟りとはなんだ?という疑問に何となくの理解を与えてくれた。
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私には少し読み辛かったし、ちゃんと理解できたかわからないけど、面白かった。
高野山を特集した番組の中でお坊さんが言っていたことが心に残り、仏教についてもっと知りたいとネットで検索したら、お勧めの本として本書が紹介されていた。歴史や経典ではなく、ズバリその本質についての考察だったのが良かった。
苦しみや悲しみから救われるには、自分自身を変えるしかないということや、自分の考え方や感じ方を変える為には、頭で理解しただけの知識ではなく、実体験を通じて得た知識が大切なのだということなど、納得できる内容が多かった。
「世間を超越して世間の只中で生きよ。」
生き方の指標となるような一冊だった。
生き方
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『「超」入門』がベストセラーになったということで、翌年。
道元だけは少し評価されるが、大乗仏教ことに鎌倉仏教が酷評されている。
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仏教とは何かを知ることができる本。そもそも仏教についていかに自分が無知であったかを気付かされた。
仏教の変遷に読んで行くと、えーそんな事がと驚かされた。
この本だけではブッダの教えを理解するには至れなかったので、さらに著者の他の本を読んでみたいと思う。
白取氏の本には、本質を書いてあると思うが、その元になるのは仏教やキリスト教の教えであったりもするのだなぁ。