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紙の本
貴重な書です。
2018/11/25 13:14
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投稿者:金山-Kinzan - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐川吉男氏は、一般にはあまりなじみがないと思う。
早稲田大学演劇科在学中から、いわば音楽ジャーナリストとしての活動をしていた。レコード雑誌「ディスク」の編集長をつとめたほか、「音楽の友」などの音楽雑誌の評論などを担当。いわば研究家、評論家であり、音楽家ではない。
一方で武蔵野美術大学の教授を務めたこともあるそうで、なんで美大なのかは不明。
音楽評論の世界で偉大な功績を残した氏は、2000年74歳で亡くなった。本書は悦子夫人と関係者が、氏の業績を残すため発行した書籍である。
本書の中で「この公演は」という表現があるのは、プログラムに寄稿したものをまとめたからである。
当然ながらオペラの専門的な内容を解説しているので、オペラ好きの人向けである。ただ、オペラを好きな人が本書を読むかどうかは、微妙である。また、文章も一つ一つが長すぎる感はある。適当な箇所で切った方が読みやすい。
音楽は文字に残りにくい。残りにくいからこそ、意識して残す必要があるジャンルでなのである。
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