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紅茶好きなので題名につられて購入してしまいました。
こういうの、コージーミステリー?っていうんでしたっけ。さらっとした素人探偵ものです。
文章にはやや癖があります。読みにくい人も多そうだけど(私も読みにくかった)、原文の雰囲気や言い回しをなるべくそのまま残そうと気を使って訳されているように感じました。
アメリカの作家だけど訳ではなんかイギリスっぽさを感じたなぁ。英文学はわりと好きなので頑張れました。
内容はありきたりかもしれませんが、主人公がティーショップのオーナーというのもあって、おいしそうなお茶とお菓子、時に料理、がたくさん出てきます。
また、舞台となるチャールストンの美しい町並みや風景が描かれ、旅行気分で楽しめました。
これは翻訳ものの宿命かもしれませんが、註が一切なく、その土地の地理や文化や歴史を知らなければ理解できない部分が多々あります。
そのため、分からないまま読み進めて消化不良に終わってしまいました。
しかも、最後はあまりにも意外であっけない解決…今までのドキドキは何だったの!?というくらい。
というわけで、お茶やお菓子や雰囲気は楽しめますが、謎解きは楽しめませんでした(笑)
女の子っぽい雰囲気が好きで、我慢強い人はがんばって読んでみてくださいな。
ああ、おいしいお茶が飲みたくなった〜!
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登場する食べ物、飲み物がおいしそう。舞台となる街の雰囲気が素敵。ミステリーとしてより、舞台装置を楽しむ小説かも。
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セオドシアの営むティーショップで男性の死体が発見され、友人のベサミーが容疑者になってしまう。
ベサミーを救うべく、セオドシアは犯人捜しに乗り出す。
コージーとしては正統派かなあ。美味しそうなお茶と料理、恋愛、友人、ちょっとした薀蓄、大切なペットとふんだんに盛り込まれているし。
ただなんとなく全体に描写不足に感じた。
容疑者にされたベサミーの辛さとか、ティー・ブレンダーやパティシエのすごさとかが伝わってこないんだよね。
キャラクタの動機付けが弱いんだろうなあ。
落ちも取ってつけたようで、犯人が分かるクライマックスシーンも物足りない。
まあシリーズ1作目ということで3点をつけたけど、次作以降はどうなんだろう?
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『お茶と探偵』というシリーズもののミステリがあると聞き、紅茶&ミステリファンなら一読すべしと勝手に決めつけて読み始めた。主人公セオドシアが経営する“インディゴ・ティーショップ”には魅力を感じただけに、なんとも残念。アメリカ唯一(という設定)のチャールストン茶園に近いという好立地、ジョージア王朝風の古い建物が並ぶ街のなかのティーショップ、ティー・ブレンダーでセオドシアのよき理解者である紳士ドルレイン、愛犬アール・グレイ(ダルメシアンとラブラドールの雑種)など設定もいい。た・だ・しミステリ小説としては…はっきり言って…駄作(ごめん)。理由は、ワクワク感もなく、ドキドキもせず、ハラハラもさせられなかったから。ほらほら、いかにも胡散臭いでしょ、というミスディレクションを狙った数人の描写があからさま。あからさまだから誤導にはならない。しかも犯行方法について読者が知る手がかりがなにもない。最後まで読んで犯行に使われたものが判ってから、犯行の行われたページ付近に戻って読み返したかぎりでは、○○○○○に関係する文章も単語もまったく無い!肝心のトリックが…。あれ?これ一応ミステリだよね?それとも次から面白くなるのか?!とりあえず2作目まで買ってしまったけど、続きはそのうちに。
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美味しそうなコージイミステリは大好き。今後が楽しみだな、と思う。ミステリとしてどうかということよりも、お茶やお菓子の話が楽しい。ティーショップの面々が活き活きしています。
章に挟まってる豆知識みたいなやつは要らないかな~と思ってしまう。本文に出てないこととか、レシピだったら面白いと思うのですが。一冊目だからなのかなとも思うので次も読もうと思います。
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コージーミステリというのはティータイムに似合うお茶とお菓子の風味を邪魔しない心地よいミステリだと思っていた。
しかしwikiによると最近の定義は違うらしい。女性向けで、コメディタッチ、狭いコミュニティが舞台のミステリを指すそうだ。
本作はまさに新しい定義のコージーミステリ。
お茶とお菓子は、美味しそうでした。
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2011年11月10日読了。
途中途中でお茶やレシピの紹介が入るので、そこで一息つける感じでした。
軽めのミステリかと思いきや、意外な犯人に驚かされます。
日本茶も登場するので、ちょっと親近感でした。
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再読してみました。流し読みばかりしちゃうので。今回は特に真面目に読んでみました。
前半はなかなか読み進まなかったけど(外国小説は大概そう)、後半は一気に集中して読めてよかった。
犯人やっぱり忘れてた〜
ミステリな部分より、紅茶の知識と美味しそうな食べ物の描写が好き。
もともと表紙の可愛さにつられて手にし、集めちゃってます。
定期的に新刊が出てくれるのも嬉しい。
主人公の恋が最近気になるとこですな。
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ランダムハウス講談社文庫創刊時の6作品のうちのひとつ。
“お茶と探偵”シリーズ第1作目。
主人公のセオドシアは36歳の魅力的な女性で、ミステリ好き。
殺人事件の捜査には今まで関わったことがありませんなかったけれど、友人を助けたい一心で彼女は事件解決に挑む。
素人探偵という設定を活かし、ゆっくりと、着実に事件を詰めていくセオドシア。
無理やりな展開がないため、途中で置いていかれたりはせず。
多少地味ながら紅茶とミステリが好きな私には紅茶の知識や愛嬌のある登場人物たちはとても愉しんで読むことができた。
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「卵料理のカフェ」シリーズに比べてもこれはひどい!
こちらのほうが古いので稚拙なせいかもしれませんが、ヒロインの頭の悪さにがっかりです。
二作目まで読み合わせたうえでの評価ですが、
自分の「捜査」(もちろんそんな権限はない)に喜んで協力しなければ腹を立てて完全に容疑者扱い、「こっそり嗅ぎ回る」と称して嘘はつく、不法侵入はする、しかもそれらの推理がことごとく間違っていて最後には伏線もなにもなしにいきなり「意外な犯人」と立ち回りを演じるんだから、コージーミステリの素人探偵の中でも最低の部類でしょう。
いくら可愛らしいティーショップやお菓子満載という舞台だてが好みでも、もう読みません。
蛇足ながら、表紙の雰囲気は可愛いけれど、イラストの女性がとても三十代半ばの女性実業家には見えません。どう見てもティーンエイジャー。よくオッケー出ましたね。
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探偵ものとはちょっと違う、主人公の生活がつらつら書かれているだけ、などなど多少いまいちな点もありますが、気軽に読めます。
ティーショップの毎日が書かれている小説、と割り切って読むといいかもしれません。
最大の欠点は読んでてお腹が減ること。
ヘイリーのランチプレートは実際に食べてみたいです。
レビューとは話がそれますが、この作品だけ表紙画像がないのですね…残念。
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チャールストンでティーショップを営むセオドシア。小さいながらも、優秀なブレンダーとパティシエに恵まれ、人気店となっていた。
そんなセオドシアたちも参加するストリートごとのイベント<ランプライター・ツアー>で遺体が発見された。しかもその手にはセオドシアたちがふるまった紅茶を飲み干したカップが残されており、まっさきに疑いの矛先を向けられたのは手伝いをしてくれていたセオドシアたちの大事な友人・ベサミーだった。
セオドシアは友人の無実をはらすため、事件の解明に乗り出すことにする。
海外文学は人物の名前が覚えられず、それ故人物相関図も頭で描けずに苦労するのだが、割とすらすら読めた。
犯人は誰なのか、それを突き止めるためにセオドシアは動く。それが笑えるくらいに空回る。空回る上に、ティーショップの経営まで頭痛の種としてのしかかる。ありきたりな主人公が謎を解明してめでたしめでたし、ではなかったのが面白く読めた理由かもしれない。
巻末にも紅茶レシピがついているけど、それよりも文中に出てくる紅茶への知識がすごく面白くてためになった。紅茶好きならそれだけでも読む価値があるかも。
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H25.9.11
こだわりのティーショップを営むセオドシアは36歳。アメリカ屈指の茶葉鑑定人と、一流の菓子職人の3人で切り盛りする店は、いつも常連客で大にぎわい。毎年恒例の出張ティーサロンは今年も大盛況……のはずが、カップを持ったまま死んでいる男が発見されたから、さあ大変。容疑をかけられた大切な友人の無実を証明するため、セオドシアが素人探偵となって殺人事件に挑む、シリーズ第1弾!巻末には紅茶レシピ付き。
少し読みにくさを感じたし、登場人物の名前が頭に入らない!からはじめの登場人物紹介のページに戻って確かめる…なんてこともしばしば。
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紅茶の知識も少しずつ増えていきつつ、ミステリーも感じることができる。
でも、久しぶりの異国の小説なので、カタカナ名前が多くて、まだ慣れないかも・・・笑
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ティールームで殺人事件が発生する軽いミステリー。
紅茶メインの店ですが、舞台はアメリカ。
紅茶をはじめいろいろなお茶の豆知識もチラホラ出てきて楽しい。
たとえばこんなお茶が登場。
・ダージリン・マカイバリ茶園のシルバーチップ
・南中国産の珠茶(ガンパウダー)
・スリランカ産ガーデンティー
・ニルギリ
・茉莉自龍珠(ジャスミン・パール)
・中国福建省の白牡丹(バイムータン)
・アール・グレイ
・祁門茶(キーマン)
・セイロンのディンブラ
そうそう、日本の玉露も出てきました。
結局、お茶好きな方にはそこそこ面白い作品かも。
だから、逆にいうとお茶に興味のない方にはつまらないともいえます。