紙の本
SF度はけっこう高し。
2007/12/05 23:02
6人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今日は、ある日の私と友人の会話から始まります、
友人
「サムライレンズマンって面白いそうだよ、、」
私(ほかの事をやりながら、で今一興味がない)
「へー、レンズマンってあのレンズマン!?」
友人
「そう、あのレンズマン、NHKでアニメにもなったEEスミスのやつ」
私(耳だけ集中しているかなぐらい)
「設定だけ、借りたの?」
友人
「そうなんだけど、キャラとかもいいんだよ」
私(後で、ネットで調べようかなぁぐらい)
「誰が書いているの??」
友人
「それが、ね、ふぅるぅはぁしぃ・ひぃ、、、、、」
(意識上こんな感じに聞こえる私)
こんな会話がありました。
で、時が経ること幾年か、、で。
とある媒体(何かは忘れた)で「ある日、爆弾がおちてきて」が面白いと聞きつけた、私は、読んでみようと、、。
で、読むと、これ基本的にボーイ・ミーツ・ガールだけど、
これって、凄いSF度が高いじゃん!!と。
表題作を含む短編集です。
基本の設定は、上記したとおりキュンとなるような淡い恋で
正にボーイ・ミーツ・ガールものとなっています。
で設定にちょっと一工夫がありまして、
これが、異様にSF度が高い。
ここが出会いのポイントだったり、すれ違いのポイントだったりします。
ラノベってどういうわけか、ファンタジーも含めたSFチックな
話が多いのだけど、
本作は、本当にSF度が高いです。
この設定が、SFファンも納得させる感じですね、、。
個人的には、「ととかみじゃ」が、本好き、図書館好きには良かったかな。
瀬尾まいこさんの「図書館の神様」を表題のとおりそのまま
活かしている感じですが、
瀬尾さんのほうは、表題のとおりというより、一ひねりしています。
こういう神様いいですね、、。でも、面白い本を定期的に献上するのが大変かな?
で、本書を書いたのが、
もう書くまでもありませんが、「サムライレンズマン」を
書いた古橋秀之氏。
やっぱりSF好きなんだぁ。
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SFと時間をテーマにした短編集。
表紙からするといかにも萌え系という感じですが、実際はそうでもない。切ない系の話が多いか?白乙一をちょっと薄めたみたいな感じ。全体的に雰囲気は好きな感じだけれど、押しが少し弱いかもと思った。
あんまり知られてないんですかね。
決め手はないけど地味な良作。
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ある日予備校生・長島の目の前に降って来た少女。長島がかつて好きだった少女・ひかりに似た彼女は最新型超強力爆弾と名乗る。そんな表題作をはじめとする、普通の男の子と不思議な女の子の7つの短編。『三時間目のまどか』が好きです。
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「時間」がテーマになっているボーイミーツガールな短編集。
テーマが同じでもそれぞれ時間の流れ方が違うのでそれはそれで面白い。
個人的には「3時間目のまどか」が良かった。
ボーイミーツガールの物語はああいう終わり方をするのが一番気持ちいい。
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「時間」にまつわるお話がいっぱい詰まった短編集。読み終わったときの後味が不思議ですっきりでした。柱の話と窓の話がすきだなあ・・・
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時間モノの短編集。
神だと聞いていたが・・・これほどまでだとは・・・!!
どれも例外なく楽しめました。
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タイトルからは想像がつきませんが”時間”がキーワードになったわりとSF
ちっくな内容の多い短編集です。
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短編集です。
自分は題に出ている小説がもう一度読みたくて買ってしまいました。
全て時間が関係しているというのは、後書きで気付いた鈍いヤツです。
「萌え系かな?」と思う表紙ですが、キャラに頼っている訳ではなく、お話のテーマがはっきりとしています。
突っかかりのない読みやすい文章ですし、ちょっと読むには満足な作品だと思います。
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時間もののSFだけど、時間に関することを除けば、日常的な短編集でもある。
正直なところ、イラストと作風があってない気がしたが、一話一話が面白く楽しむことができた。
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実に良質なラブコメ短編集。さぁニヤけろ、といわんばかりの短編ばかりです。
短編集としてもまとまりがよく、個々のエピソードもクオリティ高し。
ライトノベルを読むなら一度は読んでほしいとか思ってます。
一番好きな話は「昔、爆弾が〜、」です。
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「ある日、爆弾がおちてきて」「おおきくなあれ」「恋する死者の夜」「トトカミじゃ」「出席番号0番」「三時間目のまどか」「むかし、爆弾がおちてきて」 「時間」がテーマの短編集。魅力的な設定満載でした。
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mixiレビューにも書いたんだけど、短編集ならではの時間モノの集大成というか。
色んな時間軸とソレにまつわるボーイ・ミーツ・ガールモノ。
こういうジャンルは大好きです。
同じ時間軸を共有しない筈の(といっても作者に言わせれば、現実でも当たり前なんだとか)
少年と少女の交流を描いていて、ちょっとジーンとなる話もある。
作者のファンになりましたよ私は。
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家にあるライトノベルを読んでしまおう祭りが自分の中のみで開催中……でとりあえずこれから読んでみるか、と。
表紙は正直ちょっと…。キレイなんだけどいかにも萌え系です。
でもストーリーはどれも読みやすくほんわかしてたり少し悲しかったり…。
最後の「昔、爆弾が落ちてきて」が一番好き。
08'5'28
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初めて読んだライトノベル。
時間をキーワードにした短編集でした。
いきなり空から女の子が空から降ってきたり、図書館に神様が居たり。
それぞれが生きる時間とは違う時間に生きる人とのふれあい、
みたいなとこが面白かったです。
しかしラノベ独特の文体にはまだ慣れません。
脳内でアニメ化すると少しはストーリーが頭に入ってくる…気がします。
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かなり面白かった。
個人的に、「トトカミじゃ」と「3時間目のまどか」と「むかし爆弾がおちてきて...」が好き。
(タイトルうろ覚え(マテ
辞書引いたら、確かにニトログリセリンは狭心症の治療薬として使われてるらしい。作者すごいなぁ...
むかし爆弾がおちてきて
は、あの後どーなったんだろう、と、創造してみると楽しいwww
あと、トトカミのキャラが好きだwww