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なんとなく共感できるのはたぶん、登場人物と同世代、似たような立場にいるせいだろう…。
(書かれてる舞台も同じだしな…想像しやすかったのかも…)
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故郷についてどれだけ知っているか考えた。作者が京都を舞台にしてるのには文化、伝統、遺産が現存しているから。それを伝えるのに一番適している場所であり、作者も京都出身であるから。地名は知っていても、京都の知らない文化や歴史がいっぱい書かれていた。
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友人・家族・戦争・過疎…いろんな問題がてんでバラバラに深まることなく綴られる。普段の脳ミソってこんな内容だ。でもそれを本にするならまとめよう。
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別にどうってことない。
ただのフリーターの話。
でも、なんか好きで何回もよんでしまう。
こういう盛り上がりの無い作品は「つまんね」と切り捨てることが多いのだが、なぜだろう。
空気感が好きなのかな。
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2012/01/25 パン屋でバイト、川べりで昼寝。一人暮らしのときに読んでいたら感触はちがったかも。
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いくつか鮮烈なイメージがあった。
幕切れは感慨を残した。
でももうひとつ、何か物足りない感じがした。
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芥川賞ほか様々な賞にノミネートされている諸説手法に長けた若手の小説家黒川創氏の小説『明るい夜』を読了。さすがに上手だ。テーマは今の世のなかで行き先を見つけられず迷ってしまった青少年の苦悩か。若者本人が表現できない悩みが見事に描き出されている。
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大学を出てアルバイトをしている女の子が主人公。借りているアパートのことと、アルバイト先でのこと、彼氏との会話で構成。何があるというわけではない。ぬるい。良さがどこになるのかよくわからない。