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いつの間にやら新刊が。
秋に出てたみたいですね、今更ですがようやく本屋で気づき購入して読みました。
舞台はやはり昭和初期。
迫り来る太平洋戦争の不穏な気配に満ちた東京で起こる連続通り魔事件と、ある歌舞伎一座の襲名行事の最中に起こった不可解な殺人事件。
カニバリズムに肉食の守り神といった不気味なキーワードの中を馬場と柏木が奔走する。
正直な話。
朱雀十五シリーズ、段々インパクトに欠けていっている気がするのは私だけではないだろう。
陀吉尼〜大年神くらいまではその怪しく恐ろしい雰囲気に浸りながら読むことが出来たのだけれど、ここ2作は読み終わってもなんだか物足りない。
初期の作品を読んでいる時によく感じた背筋がぞっとする感覚がないのだ。
雰囲気に慣れてしまったのだろうか?
今回の作品もグロテスクではあったけれど、底に流れる妖気が少ない気がする。
とりあえず今回はまだ解決のついていないポイントが残っているし、時代が戦争へと傾いていく中で柏木や朱雀の取る行動が気になるので次回作に期待。
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今回は何かと因縁めいている
歌舞伎座が舞台のお話しでした。
猿田屋に代々伝わり長男の嫁がお世話をする『ミハシラツキ』様
先祖代々受け継がれてきた三つの家宝
こぅいぅ設定大好きですww
でも今回のは今までの程面白くなかったな・・・
途中で入ってた兵隊さんの手記は全く必要ないと思うし。
これからのお話しで何か関わりが出てくるのかしら??
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ああおそろしや
この話は心霊は関わらずに済んだ
伝統ある家は禍々しいなにかも引きずっているかもしれないとおもっちまいますね
朱雀は意外に素直