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ちょっと昔の作品に触れてみようと思って、三島由紀夫をまとめ買いした大学学部時代。
1ページ目にわが故郷名がでてきたことで、親近感を持って読んだ。けど内容は・・・。
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三島由紀夫の聡明で、奥深い文章に
魅せられてしまいました。
美しいです。素晴らしいです。
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純な恋愛を書いてます。三島とは思えないピュア感が全体に流れています。爽やかな恋愛なのに色気を感じるのは流石三島、なのでしょうか…。
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三島を読むとき、此れは最初に読まない方が良いと思います(あくまで私意見)三島にしては純過ぎて物足りない…。
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前半部を読んだ限りにおいては三島作品としては異色であると感じたが、読み進めるにしたがってそれは間違いであるとわかり、最後の一文がそれを証明した。しかしその一文は自分にとっては爽快だった。
学研の『現代日本文学アルバム・三島由紀夫』を参照しながら本書を読んでいたら、巻末の解説に同書が取り上げられていて驚いた。
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これぞ文学。と思いました。
この美しい描写を文化として残していくのは現代人の使命(言い過ぎ!?)だとおもいます。
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人間の皮肉さや暗い部分を深く抉るような作品を書く三島由紀夫。彼の作品の中では、異端の作品では無いだろうか。浮世から離れた孤島の青年のストイックなまでの純情さや、ゆったりとした時間の流れや自然が、懐古的な情念を起こさせてくれる。技巧に走ったり、社会の目を気にする恋愛ばかりしている大人に、読んで欲しい。
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昔、山口百恵主演の映画を見たことがある。
炎を真ん中にして、裸で向き合う男女。
「あたしが好きなら、その炎をとびこえてきて!」的なシーンが超印象に残っている。
原作は三島由紀夫だったのか!
三島らしからぬ、「わかりやすい」恋愛小説。
健康的な若者の肉体の感触と海の匂いが
この本を読むと伝わってきます。
とりあえず、青春。
出会った瞬間落ちるような、恋がしたいー。
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「その火を飛び越して来い。その火を飛び越してきたら」文明から孤絶した小島での純愛を描くが、最後の1文は…。思考・想像を罪とする青年が眩しく哀しい。作者自身は1970年に割腹自殺。
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高校の時、夢中になった本の一つ。
文章がとても美しい。
そして青春ものです。高校生だったからこそ夢中になったと思います。
あまりにも夢中になってて、家庭科の授業の時に堂々と机の上に出して読んでました。先生の静止も何のその、勿論無視して潮騒の世界にのめり込んでました・・・。
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初読時に二人と同年代だった頃よりよほど染み入った再読時の印象。初江さんが近来あまりない型のヒロインです。役者だと思いつかない。つーかみんないい人。正統派なハッピーエンド。
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禁色とか仮面の告白のイメージは強烈だったので、三島さんこういう健康的なラブストーリーも書くんだ・・・と意外でした(汗)
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自然とか若さとか、眩しいものを寄せ集めたような、キレイな小説だなあと思う。話しとしてはとてもベタで、作者自身も、意識的にそういう、物語の正統なパターンにあてはめる形で作品を作ったのだろうと思う。
ギリシャ小説に着想をえた作品らしいのだけれど、それを日本風にアレンジして、より、日本の自然や風土の美しさを際立たせた、素晴らしい文章だと思った。
この「潮騒」は、名作であるには違いないけれど、三島由紀夫らしいとも思わないし、彼でなければ書けない作品であるという気もしない。
この作品は、ミスチルがヒット間違いなしというオーソドックスな曲をシングルで発売して、本当に自分が作りたい曲はそのB面に入れて出す、というのと似た戦略に基づいて書かれた小説なのではないかという気がする。
誰にでも普遍的に受け入れられるような「潮騒」という小説も出しておきつつ、それによって読者を得つつ、その後に、自分でなければ書けないような作品をぶつけてきているのだという感じがした。
だれも忙しくて千代子に目もくれなかった。毎日のなりわいの単調なしかし力強い渦が、この人たちをしっかりととらえ、その体と心を奥底から燃やしており、自分のように感情の問題に熱中している人間は、一人もいやしないのだと千代子は思うと、すこし恥ずかしい気持ちがした。(p.120)
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どこかの文化祭で三島が特集されていたが、本作品は三島作品の中で最も美しいと評されていた。
蓋しその通りだと思う。
この作品の主題は”純愛”そのもの。私はこのような作品が好きだ。どろどろと人間の暗い面を描くのも結構。がしかし、どうせ読むならば心を潤すような作品が読みたい。
この作品の質の高さは保証する。ただこの作品を読んで、三島を知ってはならないと思う。三島を最初に読む本としては不適。
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初めて読んだ三島由紀夫の本。
日本語の表現方法って綺麗だなと思わせてくれた。音楽や禁色等の本よりも分かりやすかった。