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高橋克彦の大長編叙事詩最新刊
2006/05/17 08:06
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「小町変妖篇」のラストで半人半獣の怪物シバをしとめた諒たちは,新しい鎮守府将軍伴三宗を待って,胆沢城内にいた。一方シバを倒したのが諒たちであることを知らぬ怨魔王(総門)は,高野山から厩戸に持ち帰らせた遺灰に復活の術を施し,その正体が諒の身代わりとなって死んだ小野篁らであることを知って激怒する。しかし同時に,シバを倒したのが諒,久遠,空海らであることを看破,灰から復活させた少年僧・聆雲にこれまたシバの白骨から作り上げた怪物・白骨女をつけて彼らを襲わせ,その間に「眠りの準備」をするのだった……。
現代が舞台だったオリジナルの「総門谷」では,総門の死徒(「R」では屍魔とか怨魔とかと呼ばれているが同じもの)は12人。その全員を覚えているわけぢゃないが,その中にはこの白骨篇に出て来るシバ,ネロ,厩戸,それにアレクサンダーあたりはいなかったと思う。シバはもう復活しそうにないからアレとして,この話の延長線上にあれがあるとすれば,今挙げた連中はいずれ諒にやられてブラドとかジャンヌ・ダルクとかに取って代わられるわけなんかな? それとも「総門谷」のラストで諒が(あっちでは字が違った,「顕」だっけ?)やった行為の結果として「R」の世界があるのだろうか? ……あ,いや,これは読んでないヒトにはワケワカメのヒトリゴトでした気に留めないで(笑)。
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