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061120
『セブンティーン』と『雪の夜に帰る』が好きでした。
やっぱり母親って,娘のことがよくわかっちゃうのかな。
同性なわけだし,自分も昔は娘だったわけだし。
子供がどんどん成長して大人になるのって
きっと親としては複雑なんだろうなぁ。
不倫とか離婚とか,重い話もありました。
そりゃあ,クリスマスだからって
みんながハッピーなわけではないんだけど
クリスマスにそういう話は
似合わないなって思いました。
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6人の作家のショートストーリーを集めた、オムニバス形式の作品。
僕が今回、なんでこんな甘ったるそうな本を買ったかというと、6人の中に島本
理生さんがいたからです。
社会人になって、日常に忙殺され恋愛に対して情熱を失っていく主人公。
見ていて結構痛々しかったのと同時に、僕もこれから社会人になったら・・・。なんて思
ってたり-
他の人の作品はまだみてないので、これからちゃんとチェックします。
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<内容>人気作家がクリスマスをテーマに綴る超豪華アンソロジー。街にはツリーやイルミネーションが溢れ、至る所からクリスマス・ソングが流れ始める。今年もクリスマス・シーズンがやって来ました。この冬のひとときを楽しみにしている人もいれば、毎年繰り返されるお祭り騒ぎに虚しさを感じている人もいることでしょう。クリスマスの過ごし方は人それぞれです。そんな6つのストーリー。
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奥田英朗著『セブンティーン』と角田光代著『クラスメイト』が好き。
奥田さんの『セブンティーン』を読んで思うけど、『ガール』も『マドンナ』しかり、女性心理をいやらしくなく上手に描く。真実は判らないけど、どうして女の気持ちがわかるの?って感じがします…そのくせ、きちんとエンターテイメントに仕上げるからすごい。
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6人の作家が、クリスマスの物語をそれぞれ綴った短編集。
○セブンティーン/奥田英朗
17歳の娘を持つ、母親が主人公。
クリスマスイブの夜に、友達の家に泊りに行くという娘。
しかし、母親はそれが嘘だということには気付いている。
外泊を許可するか、しないかの母親の葛藤に、自分の母親の姿を思わず重ねてしまった。
文章も読みやすく、話自体の長さも丁度良かったと思う。
★★★★☆
評価:星4つ
○クラスメイト/角田光代
離婚する夫婦の、他人になる瞬間を描いた話。
この話が1番心に残った。
ありきたりな話なんだろうが、心理描写が本当に上手。
苦しくて、切ないけど、決して暗くならない。
★★★★★
評価:星5つ
○私が私であるための/大崎善生
世の中の女性は、失恋の苦しみをどうやって乗り越えていったのだろう。
文中の言葉に、思わず考えてしまった。
失恋した時の苦しみや喪失感を、上手く乗り切るための手段を持っている主人公。
今まさに失恋の傷を負った女性に、エールを送るような話。
ただ、やはりこの著者の言葉や表現が引っかかって、所々読みにくかった。
★★★☆☆
評価:星3つ
○雪の夜に帰る/島本理生
遠距離恋愛をしている女性が主人公。
長く付き合っていると忘れがちになってしまう、恋人の優しさや大切さを大事にしていこうと思える話。
評価:★★★☆☆
星3つ
○ふたりのルール/盛田隆二
職場で、結婚したい女性ナンバーワンの主人公。
しかし、職場の上司と不倫していて…。
憎めないキャラクターの不倫相手である上司や、結婚出来なくてもいいから側にいたいという美人の主人公。
なんだか男性が夢見るような都合のいい話だなあと思った。
★★★☆☆
評価:星3つ
○ハッピー・クリスマス、ヨーコ/蓮見圭一
ずっと語り口調で物語は進んで行く。
父親が、喧嘩して出て行ってしまった母親を心配して眠れない子供に聞かせる愛の話。
1番クリスマスの雰囲気があったように思う。
★★★★☆
評価:星4つ
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なかなか好きな作家陣だったので、それだけでお得だと思う。でも、久々に読んだ蓮見圭一がイマイチなのは残念無念。
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時期的に楽しめました☆
作品の紹介
人気作家がクリスマスをテーマに綴る超豪華アンソロジー。街にはツリーやイルミネーションが溢れ、至る所からクリスマス・ソングが流れ始める。今年もクリスマス・シーズンがやって来ました。この冬のひとときを楽しみにしている人もいれば、毎年繰り返されるお祭り騒ぎに虚しさを感じている人もいることでしょう。クリスマスの過ごし方は人それぞれです。そんな6つのストーリー。
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クリスマスにまつわる話を6人の人気作家が6通り展開します。
すべて恋愛に絡む話だったのが何というか。笑
ある意味前述したクリスマスの本「贈りもの」よりも日本的なのかな。
クリスマスだからってみんながハッピーに過ごせるわけではないんだよね。
ちょっとキュンとなったりそーそーって思ったり、未来に対して切なくなったりするお話。
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季節先取りで6月なのに読んでみた。
キラキラしていかにもクリスマスっぽい装丁。
中身はやや不倫系。ハッピーな話はあんまりない。
クリスマスだからって浮かれてんじゃねー!と思う人は、
街に出ずこの本を読んでおとなしくするべし。
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心から笑うことなど当分ないと思ってたのにもかかわらず私は涙を流して笑い、
人生がめちゃめちゃにされたと憤ったわりには私は何も失ってない気分になる。
美人とか可愛いというのは確率の問題でしかないって知ってしまったから
しても始まらない心配ごとを「杞憂」っていうんだ
少なくとも自分が何をしたくないのかはわかっていた。これは大事なことだと思う。
その上で何をしたいのかについても分かり始めていた。
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なんでも確率なんだよね、その人の基準の。
わたしの確率と、あなたの確率との問題。
いい恋愛をしたよ。
きれいだったよ。
そんなふうに思う未来のあたしが見えた
なきながら、優越感に浸ってる自分を頭のなかで創った
わたしは、前にすすんでるよって。
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大崎善生 私が私であるための
奥田英朗 セブンティーン
角田光代 クラスメイト
島本理生 雪の夜に帰る
蓮見圭一 ハッピークリスマス、ヨーコ
盛田隆二 ふたりのルール
クリスマスシーズンに
島本さん目当てで読みました。
この中では奥田さんの作品が、お母さんの複雑な心情を上手に描いていておもしろかったです。
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6人の作家さん達の短編集。
奥田英郎さんの名前に惹かれて読んでみました。
タイトルからロマンチック系かな?と判断していましたが、その真逆でした(笑)
ラストのお話ひねられてました。
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クリスマス前にと思って読んでみました。ちょっと不倫ものが多くて残念、というかなんというか。純粋に幸せものも読んでみたかったけど、でも結局この中だったら『ふたりのルール』が好きでした。
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梅雨時に読むクリスマスの物語(笑)。中には「別にクリスマスが舞台でなくとも良かったのでは?」な話もあったけど、概ね楽しく読みました。 冒頭の奥田英朗「セブンティーン」。最初の作品からして、こちらの予想を軽く裏切ってくれます。その意外性が良かった作品です。お年頃の娘の外泊にやきもきする母親。娘と母親の“セブンティーン”がオーバーラップし、作品に奥行きがあるところがいいですね。それにしても、娘の母親じゃなくて良かったわ。 角田光代「クラスメイト」。これ、奥さんにシンクロ率400%!判る判るよその気持ち!思いっきり感情移入&心に沁みまくり。ちいさな高校のクラスメイトのままでいられない悲しさが、しんと心に広がります。 大崎善生「私が私であるために」。不倫の別れに疲れ果てて、死に場所を探して旅に出た24歳の女性の物語のどこに、面白みを見出せばいいんでしょうか。 島本理生「雪の夜に帰る」。倦怠期を迎えた中距離恋愛カップルの物語。仕事が忙しくて、身も心も疲れ果て、だんだん好きかどうかその気持ちさえ判らなくなってくる。そんな時に起こったアクシデント。読み終えて心がぼわんと温かくなる、素敵なクリスマスストーリでした。好き好き。 盛田隆二「ふたりのルール」。初めて読む盛田作品。これ、確信犯的“不倫カップルのクリスマス”を描いた作品ですね。バブルを今だ引きずってる“いかにもさ”具合がとても醜悪で、かえって凄みさえ感じてしまう。こんなクリスマスプレゼント貰って、嬉しい?普通だったら怒るでしょ?ああ、ホラー作品でもあったのね。恋から醒める日がこないよう、祈るばかりです。 蓮見圭一「ハッピー・クリスマス、ヨーコ」。初めて読む蓮見作品。だんだん読み進めるうちに事情が見えてくるんだけど、どうしても過去と現在が結びつかなくて(汗)。ハッピー・クリスマスで丸く収まるといいですね。最悪の結果を想像しちゃいました(汗)。 という訳で、収録された6作品のうち、すんごく好みだったのは角田&島本作品、良かったのは奥田作品。私にとっては、まずまずのアンソロジーでした。
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島本理生さんの書いた話しが読みたくて手にとりました。
あたたかく、せつないクリスマスのアンソロジー。
やっぱり泣きそうになってしまう島本さんの話は好きです。
奥田さんの話もまぁよかった。