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偶然にも来年公開!
・・・しかし明治時代の事なので(!?)
まだ4分の1しか読めてません。
亀級にのろく読みウサギ級に早く眠りに落ちてまふ。。
剱岳には絶対登るぞ!
この間1ヶ月以上・・・・・
半分まで読んだが諦めた!
映画を観るわ。
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良かった。
三角点設置の記録として劒岳初登頂を綴っている。
測量に関する専門的な用語や、技術的な用語があるが、新田次郎の言葉で書かれており分かりやすい。
測量をし、地図を作ることがいかに大変であるかを知った。
この劒岳を囲む立山連峰を含む5万分の一の地形図作成の為に、歩き回る柴崎を主人公としたこの小説は、
山岳信仰を背景とし、その山の力を思い知らされる作品であった。
個人的に、最初の頁にある地図を見ながら、本を読み進めていくのは大変おもしろかった。
実際に登山経験がないゆえ、学ぶことも多かった。植物が移り変わっていく様子や、頂からの情景描写など、
文章であるのに、自分まで息を飲んでしまうような場面も多かった。
やはり、日本人においてこの辺りの山々は意識しないでも気になり、無視できない存在であると感じた。
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明治時代において劒岳登頂を目指す測量隊の伝記なのだけど、専門用語もなんのその、魅力溢れる文章は無駄がなくあっという間に読了してしまった。
読了後知ったのだけど夏ごろ映画がロードショーされるらしく、小説では淡々と語られているも映画ではドラマチックになってしまうんだろうな〜と思いつつも、監督が木村大作氏と迫力ありそな映像が楽しみ。
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山好きにはたまりません。
地図を見ながら読みたくなる一冊。
昭文社の山岳地図を手元に読まれることをお勧めします。
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ハッピーエンドではない微妙なほろ苦さの残る読後感。でも、現実は大概こんなもんだ。ノンフィクションとも勘違いしそうな乾いた文体が好き。
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09/05/23読了
最近の小説は、コーラみたい
昔の小説はなんだか白湯を飲んでいるみたい
中身だけでなく、小説そのものがストイック
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映画化をきっかけに、20年ぶりに読んだ。明治時代、前人未踏の剱岳に挑む陸軍測量部のプロジェクトX。前人未踏であると言われた剱岳は、偶然にも彼らの登頂により、奈良時代に修験者によって登られたことが発見された。読者は、必ずしも結果が大事なのではなく、目的が重要であることを知るだろう。
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登り切った先に先人の跡があった。オチは最初からわかっている話なのだが、そこへ至る行程が美しい。思わずGoogleEarthを立ち上げ、読んでみたりする。山登りはしないけど、山に登ってみたいと本埜一瞬思わせてくれた一冊。それにしても地図を作るのは軍の仕事だったのね。そりゃそうか、と思ったりもしながら。それをGoogleEarthで見ているんだから、不思議な時代に生きているんだわ、私。映画も見なくてはね。
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測量のために剣岳登頂を目指す物語。ノンフィクションとしては面白いが、小説的な盛り上がりがもう少しほしかったかなー。贅沢ですが。
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新田次郎の山岳小説。
淡々とした記述だが、気持ちの良い男達の人間ドラマあり、謎解きの要素あり、で面白く読みました。
登山をしたいという気持ちには一向にならないのですが、山岳小説とか極限状況の話って、好きです。
新田次郎の「八甲田山」とか、夢枕獏の「神々の山頂」とか、真保裕一の「ホワイトアウト」とか。
物語の内容は、主人公の測量官が、日本最後の未登頂の剱岳周辺の測量の命を受け、剱岳にどうやって登ろうかとアプローチしてチャレンジする話。
思っていたよりもドラマチックではありません。何しろ仕事を期限内でこなすために、登るまでの話が長い。
測量の説明は、専門的な話だが素人にもわかりやすい。
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話自体はとてもおもしろいかった。
けど、人物があまりいきいきと描かれていない。作者が登場人物を描ききれていない。
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今、当たり前にある国土地理院の地図がどのような苦労のもとに作られているのか。どのように「点の記」が記されていくのか、人間模様のなかで描かれていてとても興味深く、物語としても一級品です。
山に興味がある人も、無い人にもお勧めの一冊です。
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映画化と言う事で映画を観る前に原作を読んでみました。
明治時代後期に当時未登頂であった剣岳初登頂を描いた名作!
現在のような機能的・軽量化された道具がなかった時代に、度重なる困難を打破し初登頂を成し遂げた根性と度胸は実に素晴らしい!
また山・自然を描写する新田次郎氏の文章力は◎!
剣岳に登ってみたくなりました。
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ツルギ山行の課題図書として購入。
今でも相当厳しい山なのに、ここを
三角点をかついで登ったとは・・・
恐るべし昔の人!
映画も素晴らしかった。
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未踏の山と言われていた剣岳に初めて登った測量官の話。
苦難の登山情景を細かく描写しているのかと思っていたら、むしろそれ以外の部分について丁寧に書いてあり、逆に新鮮であった。
時代背景が少し古いためか、序盤漢字が読みづらく苦労したのは私の学が足りないせい。冬に寒い日に、暖かい部屋でじっくりと読みたい一冊。