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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.8

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紙の本

義理と人情の倫理観があったころの闘争物語。

2008/05/17 10:30

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者、火野葦平の両親である玉井金五郎、マンの一代記を若干の脚色はあるだろうが、実録小説として書かれたものである。
 明治期、大きな野望を抱いた青年と娘とが出会い、そして、裸一貫で成り上がれる沖仲仕として大成していく物語であるが、読み飽きしない展開についつい引き込まれていってしまう。読売新聞の連載小説として書かれたものだそうだが、好評を博したのも頷ける。

 時代は明治のために現代とは異なる背景だが、しかし、人間というものはいつの時代もさして進化はしていない。嫉みや裏切り、強いものに潰される者、擦り寄る者、なんら、現代の人間たちと寸部の違いはない。
 そして、色恋沙汰も。
 違いがあるとすれば、沖仲仕たちには政治や法律よりも義理と人情と力が政治であり法律であり、倫理観であるということか。

 エネルギー転換政策のもとに石炭産業は日本という国から消し去られてしまったが、五木寛之氏の『青春の門』ともども、石炭産業とそれを支えた最下層の人々が生きていた時代を知るには格好の実録小説ではないかと思う。

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2006/04/17 17:55

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2014/01/19 17:58

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