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09'0511
「ルールをつくり変える時、たくさんの人がなるべく楽しめる全体最適を常に意識する」に共感。
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株式会社「はてな」についての本。
恥ずかしながら、つい最近まで「はてな」のこともよく知らなかった。
勝間和代さんの本に出てくる「はてブトルネード」の意味もよくわかっていなかった。
それが、梅田望夫さんの本を読んでから、「はてな」について知りたくなった。まだまだ、はてなの持つ様々な機能の多くを知らない状態だが、はてなブックマークを調べものの際によく利用するくらいにはなった。
本書の最後には、梅田さんが本書のために書いた寄せ書き(?)が収録されている。
その中にある、近藤さんについての記述が、私が本書を読んで感じた漠然とした「近藤さん」像を最もよく的確に言葉で表現しているように思った。
梅田さんによれば、近藤さんは2面性を持っているという。
一つ目は、誰もが当然としている仕組みを常に疑ってかかる、「あまのじゃく」な面。
けれども、こういう思考回路を持つ人が陥りがちな「議論のための議論をし続けて、結局何もしない」という罠から近藤さんが紙一重で逃れているのは、彼が持つ「行動至上主義」というもう一つの面である、と梅田さんはいう。
「あまのじゃく」な人が、自分が正しいと思う行動を起こすのは非常にエネルギーが必要だ。
だから、「あまのじゃく」な人は、行動しない、というかできない人が多い。でも、近藤さんは、行動をする。
行動する「あまのじゃく」の周りにいる人にも同様のエネルギーが要求されるから、周りにいる人も大変なはずだ。
現に、水野さんという社員の方も本書に文章を寄せているのだが、その中にこんな一文がある。
「(近藤さんは)納得のできる解答を得られるまで「何で?」を繰り返します。何の気なしに言ったことに対し「何で?」と突っ込まれて答えに窮する、という経験ははてなのスタッフなら誰でもしています。」
すごい、静かなエネルギーと思われる・・・
そして、多分あまのじゃく=ピュアなゆえに、近藤さんは利益至上主義者ではないんだろうなぁ。
そんな近藤さんに重なるのは、「ビジョナリー カンパニー2」に書かれている「第五水準のリーダーシップ」を持つ経営者。謙虚だが強靭な意志を持つリーダーだ。
近藤さんの情報を共有すべき、という考え方には、すごく同意できる。「開発合宿」や「ペアプログラミング」などの運営手法もいい手法だと思う。
でも、なかなか真似ができない、とも思う。近藤さんのような考え方を大切にしつつ、近藤さんの60%くらいの徹底さがなんとなく自分にはあっているかもしれない、なんて思った。
そして、残りの40%を我が家の「あまのじゃく」である夫がサポートしてくれる。そんな風になれるといいな。
読んだ日: 7月31日
読んだ場所: 新大阪→小田原の新幹線
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随分前に読了
p16
ルールが、当事者と違う場所で作られ、それが絶対的真理であるかのように受け入れられ、そのルールに疑問を呈することはタブー視され、現場では理由もしめされず、本質から外れた管理が行われ、疑問を持った当事者が疑問を投げかける窓口も用意されず、推理に近い努力をしないとその理由すらも分からない。
p21
本当は話しておいた方がよいうことを恋人や家族にも詳しく話したがらない人が、他の社員や自社製品のユーザー、そして社会と積極的に対話を行い、情報を公開していくことができるかというと、やはりなかなか難しいのではないでしょうか。
p163
ネットってほんとに物が手で触れないんで、その企業が物を作っているのか、物を使ったサービスを提供しているのかが区別されてないんですけど、明らかに2種類あるんです。自動車メーカーとタクシー会社くらい違う。それをひっくるめて「交通業界」っていってるようなのが「ネット業界」ていう言い方。
でも、新しい技術とか車作りみたいなことをやっている会社と、車は走りゃいいから走らせてどうやって金をもうけるかって考えている会社がある。それはそろそろ分けて論じられるべきだと思うんです。
p170
本人がもうかるかどうかじゃなくって、社会に対してプラスを提供したのとマイナスを取った差が利益だと思うんですよ。それが会社の存在価値で、その最大化をやるべきであって、手元のキャッシュを最大化したって別に100年後に何の評価もされないですよね。
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はてなの近藤さんの著書。
図書館で発見して読んでみた。
やっぱ、技術者って感じがしますよね。
京都で仕事ってのもいいな
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はてなのちょっと珍しいけど効率の良いしくみとか、近藤さんの考えとかの紹介
立ち会議、フリーアドレス、開発合宿、チャリ通、あしか
オフィスの交換。他の会社は、共通点が全くないと言っていいほど違う。
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イノベーションのジレンマ
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情報の私物化禁止
会議をmp3でアップ
駐輪場はどこですか運動
はてなアイデア:違う立場を同じにした
ゲームに真剣になれないと、人生にも真剣になれない。人生には目的がないのだから。
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TIME HACKの189ページに紹介される。
チームハックのアイデアの宝庫らしい。
読む前の期待として↓
自分の足りないスキルを他者で補い、
チームとしてのアウトプットを最大化するために
有効そうな感じがする。
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はてなの社長 近藤淳也さんの著書。
今でこそ「はてな」「ウノウ」などいろいろな取り組みをしている会社が多くそれほど珍しいとは言えなくなったかもしれないが、普通(?)の企業からすると「へんな会社」なのかもしれませんw
はてなとう会社がこれまでにどういった考え方でサービスや、
環境を作ってきたかが書かれています。
はてなという会社がエンジニアが楽しく仕事できる環境に重きをおいていることは前からよく聞いていて、自分も開発のマネージャーをしているのでいろいろと参考にさせていただいていたのですが、
いろいろと興味深く参考にさせていただけることが多かったです。
カードゲームをすることでその人のタイプがわかるとのこと。
勝利をして雄叫びをあげる人、悪いカードにぼやく人・・・。
これでその人がプレッシャーに打ち勝つ人なのかなどをある程度見れるそうです。
これはちょっとおもしろいですね。
◆アイディアを腐らせないために下記のことをしているとのこと
・毎朝のミーティングでアイディアを発表
・アイディアを形にする為に開発合宿と移動オフィス
◆開発者が楽しく仕事ができる環境を作る
・ペアプログラミング
- ペアで仕事するため、仕事以外のことは一切できない
- 「とりあえず」的なプログラミングができない
- 作業者間のノウハウが共有されスキルの向上につながる
- 凄まじく集中力を使うので1ターム2時間程度で1日3回くらいまでとして、帰って寝る
・毎朝好きなところに座る「フリーアドレス」
- 前日と同じところには座らないルール
- コミュニケーションの相手が固定化しない
→社内での派閥ができにくい
- オフィスが美しく保てる
→次の日は他の人が使うので毎日軽くデスクを拭いて帰る
- 「今日の仕事」を意識できる
→必要なものだけデスクに持っていくので心理的に今日やる仕事に集中できる
◆サービスディレクターをコンペで決める
◆開発合宿
・5人ほどの開発者がインターネット環境のある高原のペンションなどで3日間缶詰になって開発を行う
・普段オフィスで行っている仕事は行わずに「新しいものをやって帰ってくる場所」
・はてぶはここから生まれたらしい
◆移動オフィス
・平日にいつものオフィスとは違うところに集まって1日仕事をする
・1日集中すれば完成する程度の仕事をするときに利用
開発合宿と移動オフィスは以前からやりたくして仕方のないことです。
試しにやってみると言ったことが容易にできる企業であればいいのですが・・・。
他にもいろいろありますが、全体通して
うらやましい会社だなと思います。
自分の会社も負けじと楽しい環境にしたい。
モチベーションをもらえる一冊でした。
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Web2.0というキャッチコピーが流行りだした時期から、とたんに注目を集めるようになった会社ですね。はてなはユーザーの力をうまく取り込み成長を続ける、まさにWeb2.0を地で行くサービスのように思えます。もっともこの本によれば、はてなの方々はWeb2.0なんて言葉が流行る前から同じコトをしているので、そのWeb2.0という「ラベル」はあまり意識していてはいないようです。
しかし、「へん」っていうのは魅力的ですよね。「へん」であるためには、「へん」であり続けることと「普通」でなければやっていけないことの折り合いをつけなくてはいけないから難しいよなぁ・・・とか思います。
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はてなの社長の本です。
スカイプ読書会で読みましたが、パラパラ復習~。
社長が率先してへんな事をやれば、社員も賛同する人が集まるんでしょうね。
社長が頭が固くて、社員がユニークだった場合は・・・うーんw
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■概要
「はてな」の社長である近藤氏の価値観、自社でやっているサービスで大事にしていること、社内のユニークな仕組みを紹介。
■活かせる点
私は「はてな」のサービス、実は使用したことが無いので何ともなのですが・・・
情報を隠蔽しない、運営者とユーザが対話を行いながらサービスを作り上げていく仕組みというのが、「顔の見える」感覚として好評を得ていることが想像できました。
良いなと思った「原則」を書いておきます。
「情報の私物化をしない」(プログラムのソースコード共有に関して)
「情報の取捨選択は閲覧者が行う」(その情報を出すべきかどうか、発信者が判断するのではなく、すべての情報を出しておいて閲覧者の判断に任せる)
余談ですが、自分で自分のこと「変わってる」っていう人、
私はあまり得意ではありません。
「「変わってる」って言われる」は、どうにか可。
(さわ)
こんな会社もあるんだなあと思いました。
私も、「情報の取捨選択は閲覧者が行う」が印象に残っています。情報を「共有する」という意識がないくらい、オープンになっているのが普通なんでしょうね。
あとは、ペアプログラミング。非効率なようで、結果的には効率的かつ品質もいいのかもしれないと思いました。
(えみ)
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アマゾンで購入して、到着してから一気に読みました。
近藤淳也社長の考え方、非常に共感する部分や、今までの自分の仕事に対する考え方にハッと気付かされる部分など、とても身になる内容でした。「はてな」という会社については、世間一般で知られているちょっと変わった社風の会社ぐらいしか認識が無かったのですが、より深く知る事ができる一冊です。
理想的な会社や上司、経営者。でも、そんな環境で働くには、当然に自分にそれ相応な能力、魅力が必要なんですよね。もっと自分を鍛錬せねばと思いました。
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PART 01 情報を共有する
PART 02 仕事をする場所
PART 03 ユーザーとともに
PART 04 はてなの周辺から
梅田望夫氏の本での絶大なる賞賛があり、興味を持った。
なるほど、ディレクターを社内コンペで選出したり、社内会議をウェブで配信し、社内でけでなく社外にまで情報の共有をしているところ等かなり斬新なアイディアをもって会社を運営しているところが分かった。斬新さの中にも自分達で考え抜いて至った結論を出していることが伺えた。今後変化の激しいインターネットサービスの業界で活躍されることを期待する。
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知り合いに借りたので良い機会と思って読んでみた。はてなという会社のユニークな面はたびたび新聞などで紹介されていたので知ってはいたけど、例えば会議のポッドキャスティングとか、何でそんなことするのかっていう理由や背景みたいなものが分かって、ますます興味深く思えた。私が一番共感したのは、情報をオープンにするってところ。それって自分の身近なところでは「生協」に似てるなぁ。と思った。我が家では生活協同組合に入っていて、毎週食材などを配達してもらってるんだけど、1か月に1回ほど会報的なものが入っている。その中には組合員からの質問に答えるQ&A があるんだけど、どの項目にも丁寧な説明がされていて、なおかつ都合の悪いところにも言及しているので、何か、嘘がなさそう・・・というイメージを次第に持つようになってきた。そして、私の記憶では、年に1回とかのペースだと思うけど、組合でのお金の使われ方とかについても報告されてたと思う。とにかく、オープンな姿勢を感じることができるんで、生協という組織とか、サービスとか、消費材(生協では商品とは呼ばず消費財と呼ぶ)に信用を置くようになってきた。とはいえ、生協の場合は利潤を追求しない協同組合という組織だから、情報の共有というのはもしかすると必然なのかもしれない。その点はてなは株式会社であり、会社として存続するために利益も追求しなければならないわけで。と考えると、id:jkondoの試みはかなりの冒険だし、リスクも高い。それでも敢えてガラス張りにしてるのは並たいていのことじゃないな~と思った。それと私がこの本の中で興味を持ったのは、id:jkondoの子供時代のこと。自分は子供のときから、世の中のしくみや社会の体制について全く疑問を感じることなく生きてきた。今思うとそんな自分が情けないんだけど、そんなわけで余計に興味深い。三つ子の魂百までとは言うけど、やっぱり小さい頃の環境や経験って人生において重要だと改めて思った。この先、自分に娘なり息子なりができたとしたら是非とも、世の中で当たり前とされてることに常にクエスチョンマークを持って、自分自身のアタマで考えられる人になって欲しいなと思った。あと、この本の中の最後のほうで冗談ぽく語られている「はてな文字」構想。すごくおもしろい。最近は半分地下に埋まったような建築も流行ってることだし、是非とも自社ビルを建てて、御池から桂にお引越ししてもらいたいものだ。オープンな社風なだけに、きっと観光客にも見学とかさせてくれるに違いない。
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感想は以下。
http://masterka.seesaa.net/article/191883805.html
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はてなは面白い会社ですね。自分のやりたい事ができる会社ってなかなか無いと思うんですが、ここならなんかやらせてくれるだろう、そんな印象を持ちました。