紙の本
美の世界に炸裂する王子の肘鉄
2007/01/03 11:45
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
恥ずかしながら、この作品を読んで、「キュレーター」という職業名をはじめて知りました。このジャンルの作品は、様々な職業的背景を持つ人々の恋愛を取り扱うので、数多く読んでいると、もの知らずな人間にとっては、結構な知識の蓄積になります。ごくシンプルに恋愛が成就するお話で、若干「短いな」と感じましたけれど、鬼畜でドSな王子様の護身術が炸裂するさまが、爽快でした。
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元気な高校生恵太は、美人の玲人を守ろうと頑張るが、玲人にキスをされて・・・。
水上ルイさんのいつものエグゼクテジブな大人な男性が好きな人には
物足りない
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タイトル:王子様の甘美なお仕置き
著者名:水上ルイ
イラスト:佐々成美
出版社/発売元:幻冬舎コミックス
シリーズ名:幻冬舎ルチル文庫
発売日:2006年03月
ISBN:4344807383
税込価格:540円
■Story■
村上恵太が一目で心を奪われたのは、日本屈指の大富豪・詞ノ宮令人。
令人も以前見かけた恵太に恋していた。
そして恵太は令人が所有する『詞ノ宮美術館』でバイトすることに。
「美しい令人を守る!」そう宣言する恵太に、令人はキスを…。
しかし貞操の危機は令人ではなく恵太に降りかかり!?
ちょっとキチクな極上美人×天真爛漫かわいい高校生。
■カップリング■
【攻】詞ノ宮令人/しのみやれいと(26)大富豪・詞ノ宮家当主
【受】村上恵太(18)高校生
■感想■
お呆けな受けに、笑うと言うより呆れてしまうことの方が多いかもしれない。
165cmで華奢の恵太と、185cmほどの大きな体躯の令人では、
恵太が受けだと誰もが思うだろうが、
本人はいたって真面目に令人が受けだと思い込んでいるあたり、
本当に自分のことを知らないのは幸せなことだと思った(笑)。
読めば読むほど、恵太は受け体質そのものと言うか…可愛いなぁ。
大富豪な令人に対して気後れしない恵太は、将来大物になるだろう。
鬼畜な令人に、めちゃくちゃ甘えて可愛がられる恵太が見てみたい。
ちなみに作中に出てくる門真は、
可愛く身もだえる総受ってところが妥当だと思う。
190cmほどある立派な体躯だが。