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厚さの割には軽く読めました。あっさりめな人物描写と展開に、物足りないと言えなくもないけれど、この登場人物でまた読みたいと思わせるのは流石。
いつもながら読後感は良いです。
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出張先で何を読もうかと思って文庫本の棚を見ていたら柴田よききさんを見つけました。
「Miss You」はおもしろかったなーと思い出し、読むことにしました。
女の子的なタッチですね。
読んでも何も残りません。。。
言葉は悪いけど、暇つぶしにはよいです。
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どれだけ皮肉っぽい事を書いてあっても、根底にはシティホテルへの愛が見えます。たまにはレディースプランで泊まって、非日常を味わいたいわ。
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欧米の翻訳ミステリに出てくるやたらタフな女性探偵ものは苦手ですが、これは新本格系の著作もある著者のこと、あまり気にならず読めます。ホテルのレディースプランをはじめとするリゾートホテルの魅力にとらわれた人々を描きつつ、そこで起こる幽霊騒ぎにまつわる事件を調べていく女性探偵もの。しかし再登場する名前を見て「これ誰だっけ」という気持ちに襲われたこともしばしば……私がぼんやりなだけでしょうか。
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内容(「BOOK」データベースより)
幽霊が出る。女性に人気のシティリゾートホテルで、そんな噂が囁かれ始めた。
鮎村美生が調査を開始した直後、幽霊の目撃者である美津子が何者かに殺される。
残された美津子の白無垢姿の写真の謎。美津子はずっと独身だった―。一時の錯覚でもいい。
夢が見たい。女性の哀しさを切なく描いた上質のミステリー。
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幽霊が出る。女性に人気のシティリゾートホテルで、そんな噂が囁かれ始めた。鮎村美生が調査を開始した直後、幽霊の目撃者である美津子が何者かに殺される。残された美津子の白無垢姿の写真の謎。美津子はずっと独身だった―。一時の錯覚でもいい。夢が見たい。女性の哀しさを切なく描いた上質のミステリー。 (「BOOK」データベースより)
余計なトリックにいちいち振り回されないのがいいな、と。大事な部分は残しておくけど細かいことは綺麗に解かれていく。女性の特別でありたい、と願望をついた話。男がお金を払っても風俗で自分の欲望を満たすように、女も満たす。それは恋愛よりも買い物よりも切実な欲望だ。
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ホテルの幽霊騒動を探っていたら殺人事件に遭遇してしまった話。
最後のほう、流して読んだので、人間関係がよく分からなくなりました。
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幽霊が出る。女性に人気のシティリゾートホテルで、そんな噂が囁かれ始めた。鮎村美生が調査を開始した直後、幽霊の目撃者である美津子が何者かに殺される。残された美津子の白無垢姿の写真の謎。美津子はずっと独身だった―。一時の錯覚でもいい。夢が見たい。女性の哀しさを切なく描いた上質のミステリー。
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再読。
森林浴ならず「ホテル浴」、休日をホテルで過ごすことで非日常を満喫するOLたち、数万円で買う贅沢、という物語の設定が好き。
ミステリーとして色々絡み合ってやや難解。
スパー、エステ、プール、豪華な朝食、アフタヌーンティー等々、ホテルに泊まりたくなります。
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厚さの割りにサクサクと読めた。おもしろい。
上質のミステリー、という表現は確かにピッタリかも。たくさんの人のいろんな気持ちが交錯しているけれど、ありがちな毒々しさというか不快な雰囲気がないから良かった。
哀しい話だけど、読後感は決して悪くない一冊でした。
[2011.05.25]
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はじめて読んだ柴田よしき作品。海外ミステリをネットで検索していて、たまたま柴田さんのHPにいきあたり、日記を読みだしたらなんだかおもしろくてやめられなくなり、で、小説も読んでみようと思って。そんないきさつはともかく。いわゆるレディースプランで女性たちが贅沢な休日をすごすホテルが舞台で、ユーモアがあって軽く読めるし、ホテルライフを楽しむ女性たちの心理についても描かれているのがよかったかな、と。もともとわたしは謎解きが苦手なので、最後に謎のタネあかしみたいなのがはじまると少々退屈してしまったし、主人公の女性探偵についてでも、ホテルに泊まる女性たちについてでも、もうちょっと深い突っ込みみたいなものがあってもよかったのかなあと、なんとなくものたりないような気もするけれど。でも、日本のコージーミステリも楽しいかも、と思えました。
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あるホテルにバトラーのおばけが出るとのことで、その解明を依頼された探偵の話。
非日常を求め、また、誰かに大切に扱われることを求めて、ホテルにやってくる女性達。
探偵とキャリア候補の警察官のやり取りが良かった。
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暑さの割りにはさくさくよめた。主人公がなかなかすき。
3つの幽霊騒動と、それに付随してきた殺人事件の顛末は、うーん。ちょっともやもや。
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前半は美生が幽霊の目撃証言を聞き出す件は、一体この先どうなっていくのか予測不能の展開で期待が膨らみましたが、肝心のロジックは予定調和でした。
全体的にテンポが良くて読み易かったものの、女性の造形が物語に上手く定着していない感じで、テーマの「淑女」が活かされていない気がしました。
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どんな所でも、場というのは自ずと閉鎖性を持つ。その場にふさわしいものだけがそこに残り、ふさわしくないものは消えていくのが自然な流れだ。もしのその流れに逆らおうとすれば、大変なエネルギーが必要になる。