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中国はいかにチベットを侵略したか みんなのレビュー

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.5

評価内訳

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9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本

我々は、現実に目を背ける卑怯者でいいのか

2008/06/25 04:04

22人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

憲法9条を守れなどとほざくバカどもに今すぐ本書を読んで欲しい。一言でいえば、本書はそういう内容である。チベット人は本来温厚で宗教心に厚い篤実な民族であった。しかし、中国は120万人にも及ぶチベット人を虐殺し、5000以上の寺院が破壊され、大勢の前で僧侶同士のセックスを強要公開され、逆らう者怪しい者は容赦なく拷問し、殺していく。
 拷問の厳しさは、常人には理解できまいが、目玉をくり抜かれた者、全身の皮をはがされた者、指を切断された者、耳をそぎ落とされ、鼻を削られ・・書くのも耐えがたいが、中国拷問史というのはこれが真実である。たとえば、私がタイムマシンでその時代に戻ったら、躊躇いなく殺害できるし、しなくていけない義務感に駆られる数少ない一人である西太后は、女性を下らぬ理由で、まず目をえぐり、両の手足をそぎ落とし、鼻をそぎ落とし、そうしてダルマにした女性を甕の中で飼っていた。その後10年くらい生きたままだったという話もある。他にも、書きたくないが、現代でもそうした残虐極まり抜く拷問というのは中国にはあるのだ。中国の残虐さというのは、宗教裁判を凌駕する。目をそむけたい内容だが、事実から逃げてはいけない。
 本書によれば、第2次大戦終了と共に中国のチベット侵略は開始された。注目すべきは、最初は物凄く優しい統治者というか兄貴的存在として振る舞う中国漢民族侵略史の常道がふまれていたことである。最初は一見宗教にも寛容であるかのように装い、いざ体制が固まると、鬼も怯むほどに厳しい弾圧をはじめる。中国の王朝というのは、大体民間宗教弾圧に端を発し滅びてきた。いわゆる易姓革命というやつである。それをチベットにも向けたわけだ。
 実際、今の胡主席はチベットに対する厳しい虐殺によって党の中枢に入り込んだ人非人である。最近、中国が微笑外交を始めたが、私もそうだが、中国に何の弱みも利権もない専門家は誰一人警戒を解いていない。それは胡主席の真実の顔をよく知っているからだ。
 ではなぜこうした真実は報道されないで、中国にも言い分があるとか、ダライラマは必ずしも正しくないなどという「専門家」がテレビに出たりするのか。もちろんこれは中国が強大なのと、日本の特に新聞社は中国の悪口は書かないという協定を公に結んでいるから、殊に台湾とチベットについては絶対に中国に不利なことは言わない。ただし、産経新聞だけはそうした協定は結んでいないので、唯一李登輝について大々的に触れたりしているし、中国にやや強硬なのだ。悪の元凶は朝日新聞であることは、「これでも朝日新聞を読みますか?」(山際 澄夫)を一読いただければ瞬時におわかりいただけると思う。
 そして、中国がアフリカ暴力政権やチェチェン以上に壮絶なことをしているのに、なぜ国際社会はこれを黙視するのか。これも中国がもはやアメリカでも手が出せない軍事大国になってしまったからに他ならない。
 チベットのことを思うと、もっと早く軍事介入すべきだった。あまりに惨く可哀想なことを国際社会はした。虐殺を止めるのは、軍事しかない。戦略核でもなんでも使ってこれだけはやめさせなければいけなかったはずだ。無論、核が中国にある現状では相互確証破壊が成り立ってしまい、不可能であるが・・。しかし、世界には第2のチベットはたくさんあるし、今後も出てくる。その際、日本は9条を掲げて無視を決め込んでいいものだろうか。私は、これほど無責任なことはないし、卑劣としか言いようがないと思う。
 いつ日本が、沖縄は中国領と堂々と宣言する中国に侵略されるか分かったものではない。尖閣諸島は、いまや風前のともしびである。いま、台湾が軍艦を派遣するなどという。やれるものならやればいいが、絶対に絶対に出てこない。何故なら、日本海軍の戦力はイージス艦を有し、16隻の世界最強(米は除く)の潜水艦を有し、空軍はF15Jを200機以上、最新鋭F2戦闘機68機を揃える。更には探知能力が圧倒的なAWACSを4機配備している。なおかつその可動率は90%以上であり、中国の倍近くある。要するに、現状では中国が逆立ちしても日本には勝てない。
 しかし、核で脅されたら通常戦力は意味がない。だからこそ、イギリスがかつてソ連にしたように、全弾発射態勢の核を日本も配備すべきなのだ。つまり、確かに中国は広いが、日本に1発ミサイルを撃ち込んだら、中国全土に核ミサイルを打ち込む体制を公にしておけば、領土の広狭はゼロ化される。米国の同意が確実に必要だが、いずれしなければならない日が必ず来るだろう。
 本書はその内容がたとえ8割真実で2割嘘でも読む価値がある。それだけ衝撃的だし、世界を知らぬ日本人の蒙を啓くこと間違いない。日本を出れば世界は地獄。食料戦争が始まる中、いつまで日本は偽りの平和を享受できるだろうか。日本の生存を壊そうとする国家には、常に日本の刃が向いている・・そんな最も戦争が起こりにくい体制が整わなければ、平和は日本人の手からこぼれおちていくことを覚悟せねばなるまい。

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紙の本

今日まで変わらぬシナ共伝統の戦略

2006/05/26 21:13

12人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まこっと - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書に著わされているのはシナ共に支配されていく
1950年代のチベットの歴史だが、自分は日本人として、
むしろシナ共の本性を赤裸々に記した書として読んだ。
シナ共軍の残虐行為はおぞましい限りだが、その内容は
まさにシナ共が今日、かつての戦争において日本軍が
シナにおいて行ったとするものに似ている。
我々日本人には想像もつかないようなこれらのおぞましい行為は、
実はシナではむしろ伝統的なものであり、
その自分達の伝統行為を折り込んだ話をデッチ上げ、
相手がした事にするという、これまたシナ共伝統の
プロパガンダなのだと改めて認識されられる。
チベット侵略の過程においても勿論それは健在で、
自分達がチベット人民の虐殺を行っておきながら
逆の話をデッチ上げたり、あるいは自分達が問題の下地を
積み重ねておきながら、何かが起これば
それはチベット政府の責任だと言って牽制してみたり、
全く今日のシナ共のふるまいと変わらない。
ところで、訳者はあとがきの中で、この本に書かれている
シナ共の残虐行為の数々について、日本もかつて同じ事をやった、
とか、あるいは、やる前に負けてしまった、などと記す、
何とも反日左翼的な認識を持った人物のようだが、
訳者はあくまで訳者であり、つまり著者ではなく、
訳者のおかしな歴史認識が本書の内容に影響を与える事も無く、
本書はなかなか読みやすい訳書にしあがっていると言える。
もっとも原書から省かれた部分も少なくないらしい。
シナ共の残虐行為については日本も同様の過去があるかのように
言う一方で、訳者は本書が反シナ共を喚起するのではなく、
人類の歴史の一側面としてとらえてもらいたいという意向のようだ。
しかし、今日まで全く変わらないシナ共のふるまい、
そして我が国に対しては日に日に威圧感を高めている
その状況に鑑みれば、やはり我々日本人にとって本書の内容は
シナ共に対する警戒感を一層高める事を喚起するものに他ならない。

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2006/12/08 21:03

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2009/04/10 00:06

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2009/05/18 00:00

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2012/03/08 06:15

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2013/06/12 21:33

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2013/12/13 21:56

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2020/01/29 21:59

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