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音大ってところをまるっとなにも知らなくて、音大に行きたいと
考える人なら読んでもいいかも。
入試の情報や各音大の学部などは充実している。
ただ。
書いてある事が正当性にかける。
「打ち込みなどの音楽が増えて、音大生の就職先は増えた」なんて
ほとんどの音大生や関係者に言ったらみんなして否定するだろう。
音大に入ることを勧める姿勢は音大の入試課の肝いりとしか思えない。
この点、茂木大輔氏の「音大進学・就職塾」は
クラシック音楽業界のつらさを知っている著者が、自分の体験をもとに
若い者に厳しく愛のこもったことばを与えている点評価できるだろう。
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子供の進路検討の参考に、知人から進められて読んでみました。
音大というと「お金がかかる」というイメージの他、音楽の経験も
知見も無い親から見ると、遠い世界だと感じていましたが、この本
で最近の各音楽大学の取組を知ることができ、霧が晴れたような気
がしました。
この本をガイドブックとして、実際にいくつか音楽大学を訪問して
見て、より実感を持って理解できたように思います。
音楽に限らず、これから進路を考え、決めていく高校生以下の子供
達にとって、自分のしたいことを見つめなおす上でも、どのような
学びの場があるのか、その選択肢を知ることは重要だと思います。
この本は音大を対象として、その選択の幅をわかりやすく示してく
れるガイドブックだと思います。
本人だけでなく、保護者の方にもお勧めです。
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芸術音楽を学ぶ場として最高峰であった音大が昨今その在り方を変え、音楽環境学や音楽療法などの周辺領域や、ジャズやポップスなどのサブカルチャーをも学べる場として裾野を広げているという。
2006年に出版された本なので、各大学この約10年の間にも新たな変貌を遂げているかもしれないが、専門領域によっては、必ずしも幼い頃からピアノやヴァイオリンに勤しまなければ入学できない、ということはないようだ。大学ごとに細かい試験内容は勿論異なるが、「音大」入試に合格するために最低限押さえておかなければならない勉強のポイントが、分かりやすく説明されている。