0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
回天特攻隊について知った時、神風特攻隊を知った時のように衝撃を受けましたが、海中で亡くなっていった方々を思うと、本当に呼吸が苦しくなるような気持ちになりました。
戦争の話は勇敢な男として描かれる場合もあり、違和感を感じることもありますが、この漫画は戦争は怖いという想いがずっと残り忘れてはいけないなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
先日、回天基地のある大津島に行って来ました。のどかな島に60年前には、特攻の人間魚雷の基地があったかと思うと、今の時代の平和がありがたみを感じますね。そんな島の見学をしたばかりなので、早速その時代を描いた漫画を読みました。
まだ1冊目と言うことで、どんな感じの話の展開になるのかわかりませんが、楽しみにしています。この本には回天を作った仁科中尉が出てきますが、実在の人物のようです。絵を描いていた渡辺と言うのも実在かな?当時の写真には渡辺少尉と言うのが載っていました(予科練生なので少尉って事はないか??)。
ただし、仁科中尉にしてもこの漫画のように長髪じゃないでしょう(笑)。このあたりの長髪と口の聞き方が、当時の様子から本当だったのかどうか疑問ですが、そうしないと「見る」楽しみがなくなるでしょう。このあたりは漫画として楽しむ方がいいでしょう。
しかし、仁科中尉(最後は少佐だったのかな?)のご遺族は、戦後、「回天のようなものを作ったからうちの息子が死んだんだ」と罵られたとか。分かるような気もしますが、そう言わないといけない持って行き場のない憤りが誰にでも生まれてしまうのが、戦争の悲劇なのかもしれないです。
投稿元:
レビューを見る
ハイデガー哲学に溢れている本。結末を読まない限り評価は下せませんが、この著者はよく毎回毎回精神を極限まですり減らすテーマに挑むな、と本当に感心してしまいます。
投稿元:
レビューを見る
ついにやってくれた。読んだときはそんな思いでした。佐藤先生の作品のシリアスな部分、その意味を極限まで追い求めようとする姿勢を、日本人のアイデンティティーに向けてもらえたらとずっと思ってました。そのために太平洋戦争を題材(個人的には沖縄戦を取り上げてほしかったですが。)にした作品を描いてほしかったものが出来上がったという気持ちです。
先生にはこの作品を通して、日本人を深く掘り下げ、現在に警鐘を鳴らして欲しい。
投稿元:
レビューを見る
あと1ヶ月で終戦記念日です。
「特攻」。捨て身の攻撃。「人間魚雷」として死んでいった人たちがいた。ほんの、60年前の出来事。....号泣でした。
<続きはコチラ>
http://hedel.jp/blog/comic/log/eid149.html
投稿元:
レビューを見る
存在自体を知らなかったので先日ゲット。
太平洋戦争末期、日本海軍が
最後の切り札として配備した
人間魚雷「回天」をテーマにした作品。
脱出機構がないので乗れば必ず死ぬ兵器
を作った人、乗せる人、乗る人の視点で描いてるんですが、この「重さ」は「海猿」「ブラックジャックによろしく」の佐藤秀峰だからこそ出来るモノだと思います。
「絶対的な死」と言うフィルターを通して「生」を考えさせられる作品です。
投稿元:
レビューを見る
人間魚雷、回天のお話。
こういうような作品を、どういう言葉で紹介したらいいのかわからないのですが
兎に角、すごい。
二巻出たんですかね?早く読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
何のために乗るのか、何のために死ぬのか、何のために生きるのか。人間魚雷・回天に志願した少年の物語。 タイトル見た時はてっきり神風特攻隊のほうかと思ってた。レプリカ見たことあるけど、回天は怖いんだ・・・兵器ってのはみんな怖い気配がするけど、回天はすごい衝撃だった。
投稿元:
レビューを見る
旧海軍の回天特攻隊の話です。
映画「出口のない海」をご覧になった方は回天がどういうものかご存知だと思います。一巻ではまだ話は導入部分ですが、佐藤さん特有の迫力あるタッチで重々しく、戦争について考えさせられる作品です。二巻が待ち遠しいです。
投稿元:
レビューを見る
「俺は何のために生きているんだ?」
10代の少年たちが集まる海軍の訓練機関で日々を過ごしていた渡辺裕三には、そんな疑問があった。その渡辺たちに、突如、ある特殊兵器への募集がかかる。募集にあたっての説明は「生還を期さない兵器」というだけだった。漠然とした不安を抱えながらも志願した渡辺たち100名は、瀬戸内海に浮かぶ、ある「島」へと送られる。
その「島」で少年たちが目にしたものは…!
60年前、実在した特殊兵器と島を舞台に描く、青春、感動、最新作!
投稿元:
レビューを見る
タイトルと作者に惹かれて買ってみました。
どこまで史実を再現してんだろうぅ??
熱い展開を期待してしまいましたが、まだ導入部の為か盛り上がりには欠ける。
今後に期待!かな。
いつになったら2巻が出るのかワカランけど・・・。
投稿元:
レビューを見る
It matters not how a man dies, but how he lives.
James Boswell
投稿元:
レビューを見る
最近、太平洋戦争の歴史を細かく調べるのにはまってます。この漫画は特攻隊、回天の話。いまの日本人が深く突っ込むのをなんとなく避けてるこの時代、調べれば調べるほど興味深い。
投稿元:
レビューを見る
大東亜戦争末期、生還を期さない人間魚雷、「回天」が考案された。そんな特攻兵器である「回天」に命を捧げた青年達の物語。己を犠牲にし、大義に散った先人の姿には、無条件で胸が熱くなる。戦争や日本軍、特攻隊が良いとか悪いとかの話ではなく、命を捧げた多くの先人の思いに、胸が打たれるのである。
投稿元:
レビューを見る
現代からは想像もできない戦時中の緊迫した状況がよく描けている。
人間魚雷という、命を対価に機能する兵器をとおして生きる事を描写しています。
目的意識が稀薄でただ、なんとなく生きている現代人より、死を賭して戦争をしている登場人物達の方が生き生きとして見えるのはかなり皮肉です。