- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本
バランス!!!
2007/11/29 12:41
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ろでむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、読書はしとるがんに、アウトプットできるだけのまとめる技術(要約力)がなく、
・・・・・・ 汗。
さて、この本は一見、脳の構造やら組織やらをマニアな目線で書いてあるかと思うかもしれない。
が!
そんなことはない。
TV番組「世界一受けたい授業」で大好評だった茂木健一郎氏が書いた本やから、
自分の体験談や、ひらめきの実例、ひらめきが日常生活で及ぼす好影響など、
具体例を基に書いてあるので、非常に読みやすい。
科学論文のように
【概略】 【実験】 【結果】 【議論】 【総括】
のようにレビューしたいのは山々なんやけど、
そんな腕っ節は今のところ持ち合わせとらんので、ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。
オイラがググッときた、文章や、読んで感じた一言を載せるに留めておくっちゃ。
・アハ!体験は、うれしいこと(報酬)を表現するドーパミンが放出されること
・ニュートンは、リンゴをはじめとする地上の様々なものが落ちてくるのに、
空の上の月が「落ちてこない」ことが、「腑に落ちない」と感じたのです。
↓
常に、目の前の事象が本当に正しいのか、自問自答するべきだなぁぁ。
・事物には、必ず連続性がある。
・脳は抑圧をしてしまうと、潜在的な能力を発揮することができない器官。
↓
だからこそ、自分が頭が悪いからできない、とかネガティブ発想はやめるべき。
単なる思い込みは、ひらめきを抑えてしまうってことかな。
・自分が感動する音楽を聴く、美味しいものを食べる、好きなことをする。
報酬系の神経回路が活性化されて、ドーパミンが放出される。
・ひらめきは、脳内の快楽の泉を刺激すること。
・脳の中で情報が伝達する時には、心の中では時間が経過しない。
・成功体験により快楽を得ると、その体験に関係した神経細胞の回路がその分だけ強化される。
・自分で「気付く」「ひらめく」というプロセスを通すことで、創造性が高くなる。
・大きなひらめき、ではなく、小さな積み重ねが必要。
・日常の中で出会う小さなひらめきを抱きしめる。
・哲学の道をあるいても、良いインスピレーションは得られない。
・スランプには小さなひらめきが効果絶大。
・気付かないということに気づく。ことがひらめきを生み出す。
・脳に、空白部分を持ち続けること。
・創造的な人は、常に空白を持っている。
・不確実な状況が、人間の感情を喚起する。
・見えているはずなのに、気づかない。
・創造性 = 体験 × 意欲
・記憶力=編集力
・言語を学ぶためには、エピソードが必須
・ある能力を得たら、別のある能力を失ってしまう。
・感情は、理性にコントロールされているのではなく、理性を支えている。
・目の前の飲料商品を買うかどうかを、脳は役2秒で決断する。
・アイコンタクトは気持ちいい
・子供には、後ろ盾である「安全基地」が必要。
・予想できないことに、準備しておく
・人生における成熟の一つの目的は、自分では制御できない要素の存在を認めること。
・セレンディピティに必要な要素(行動、気づき、観察、受容、理解、実現)
・99%の努力は、1%のひらめきを迎える準備
・失望や後悔にも、「ありがとう」の気持ちを大切に。
・会話は、ひらめきの連続。
最後に。
この本を読んで、やっぱりバランスって重要だなぁぁ、と再認識できたげん。
バランス!!!!